今週は土曜日が第5週のためウィークエンドボイスはお休みとなります。
ですので、水戸戦を取り上げて放送する来週まで間が空いてしまうためにブログを先行してお送りします。
来週11/7放送では仲川・石原・ほか選手の声をお届けする予定です。
さすがに想定外の大勝で、今まで6得点はありましたが6点差勝利は初めてではないでしょうか?
アイキャッチはこの試合のヒーロー仲川輝人選手。

今シーズン、多くの時間帯での出場ではなかったものの、動きはキレていたので調子は悪くないだろうと思っていました。
加えて最近の試合ではどこかヒアン選手に力強さが欠けているのもあり、スタメン変更で仲川選手かダニ選手、恵允選手のFWも可能性が高いとも予想していた中で、見事な活躍は嬉しい限り。
先制点は相手ディフェンスの中間に飛び込み、石原選手のクロスを頭で合わせゴール。叩きつける場所もお手本のようなヘディングでした。
2点目はショルツ選手の持ち上がりから楔パスがディフレクションでこぼれ、いち早く反応してゴールキーパーが触りにくいシュート。
アイキャッチのシーンも得点こそならなかったが抜け出す上手さの真骨頂。マリノスでのゴール量産時代を思わせます。
2得点アシストとなった石原広教選手。なんなら5点目もダブルアシスト。

クレバーな働き。そして柏戦に続きこの試合でも、ポジションに捕らわれず必要に応じてインサイド、逆サイドにも顔を出していました。
インタビューも2試合続けて実直で謙虚な発言なのは、今は室屋・橋本(健・長友選手らが欠場しているからかもしれません。
彼らが怪我から戻り、高いレベルのポジション争いをしてコンスタントに出場時間を重ねた時に、少し違う空気を纏うのかもしれません。
3点目の彼も、プレーも発言もひたむきである安斎颯馬選手。

深い切り返しは完全に対面の木本選手を欺き、GKスウォビィク選手ごと押し込むような強烈なシュートは前節の決めきれなさを払拭させました。
安斎選手のドリブルは抜くためのプレーではなくゴールに向かうための突進なので得点の匂いを漂わせます。
珍しいシーンとなった、バックパス処理の反則を取られペナルティーエリア内での被間接フリーキック。

直接ゴールは認められず事前に必ずワンタッチ以上が必要なので、近すぎて攻撃側も難しいところはありますが大ピンチには変わりなく、そういう所でも飛び出す瞬発力と大胆さを見せて防げるのが安斎選手です。
4点目は新加入早くも2点目。リーグ戦では初得点かつホーム初得点のダニゴメス選手(右2人目)。

東京としてはセットプレーやニアサイドに飛び込むプレーや得点に、昨シーズン以前少し乏しさを感じる部分だったので必要性を感じ、個人への意外性もあるプレーとなりました。

5点目はアレクサンダーショルツ選手がゴール前でコーナーキックのこぼれを押し込みました。

2点目の起点にもなり、相手を押し込める時間帯にはサイドバックのようなプレーも見せる。
なにより無失点が続く守備の要。稲村選手もスンギュ選手も要。非常に強いセンターで今年は守れています。
6点目マルセロヒアン選手、この試合チャンスが複数ありましたが最後にようやくゴールをねじ込みました。

ヒアン選手にはしっかり前線での起点となるプレーも個人的には求めていますが、本来の前を向いた時の推進力が鳴りを潜めているのが気がかり。
シュートも、決まるときは足の振りが早くて力んでいない力強いシュートですが、それもどこか迷っているかのよう。
周りを生かそうとしているのは良い傾向ですが、それに必要なタッチの精密さと、元々の長所を忘れない事など、期待が故にぜひ乗り越えて復調してほしい。
そうなったら直ぐにでも欧州ビッグチームへといなくなってしまう身体能力の選手ですが…。
高宇洋選手、常盤亨太選手のボランチ2人による回収と展開も光った試合です。

常盤選手は鋭い出足によるカットで安斎選手ゴールをアシストしています。

高さを持つ永野選手がこのレベルに食い込み遜色ない存在となることが、強豪相手に中盤をパワーでも競り勝ち、主導権を握る鍵の一つです。
さて次節はアウェイでファジアーノ岡山。
ルカオや江坂ら規格外の能力を持ち、めっちゃ速い白井もいますね。
その後には話題の鹿島アントラーズやサンフレッチェ広島など強豪との対戦も待っています。
失点…それも先制点を取られた時に覆して勝利出来るかという試される場面もそろそろ迎えるかもしれません。
ただ、今年のFC東京のサッカーは面白い。

著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)

