講座のタイトルにひかれて参加してみたら、、、
およそ40人くらい。若い家族ぐるみの参加が多く、これまでの防災講座とは違うぞという予感が。
体験重視の参加型防災講座
① 次々と出題される災害関連のクイズに答えて、正解なら銀行でお金がもらえる!
なんと1万円がゲットできる難問もありました

② 発災!したら、、避難所に行く前に①で獲得したお金で準備品の購入
・クイズで獲得したトータル金額の高い人から順に買い物へ
・災害時おつりは出ない
・何があると役立つんだろうかと考えながら、でも災害時は瞬発力が大事!即決購入


③ 買った品物を持って避難所の受付に並ぶ
・避難所の運営者側が避難者一人一人の事情ややれることなど聞き取りながら適切な場所を指定して行き収容
・避難者の種類別のレイアウトをどんどん変えて行く必要に迫られる
・避難者は荷物が大きいと並ぶのが困難なこともわかる
④ こんなこと起きたらどうする?避難所体験
・家族そろって寝てみる(狭い、マットや座布団、段ボールなど寝心地もわかる)
・トイレ問題、どうする?
・ペット連れへの対応
・フランス語を話す外国人対応
・届いた食べ物が収容人数より少ない、さてどうする?
・在宅避難者が物資を求めて複数人で来て詰め寄って来た。 さてどうする?
次々と起こる問題に運営側のみなさんは冷や汗をかきながら対応。こたえられないものも、、、、、


⑤ 質疑応答タイム
目からうろこが落ちる!
① 自宅避難者の場合のトイレ(こんな方法もある!)
・小便の場合は、ごみの排出量を抑えるため、毎回便座に設置する大きなビニール袋は使わない。
大きめのプラカップや1ℓくらいのペットボトルの下部分などを切り取り、ポリ袋をかぶせ、用を足し、凝固剤で固める。必要最小限のサイズに収まる ➡ 臭い防止の袋に入れる。
・大便の場合は、便座に設置するビニール袋にペット用のトイレシートを敷いて用を足し始末する。

② 避難所へ行けば直ぐに炊き出しや非常食が配られて食べ物がもらえると思い込んでいる人がまだまだ多い
(飲食物は持参する!は、もっと周りに広めよう!)
避難者は自分で食料を持参するもの。避難所で配られるのは発災後数日経ってから。
③ 避難所の出入り口はなるべく一つに(避難所を守るのも必要なのね!)
受付を通さず入ってしまう人を防止。泥棒も防ぐ。
④ 電話は遠い管区外との通話の方が通じやすい(遠隔地に住んでいる親戚や知り合いはいますか?)
災害時に連絡中継してくれる遠いエリアに住むパートナーを決めておくとよい。
⑤ 難問が次々起きるが正解はない。その時どうするか、対応力を備えておく?
今回は、避難所にいる人数分しか物資がない場合に、複数人の在宅避難者が避難所に来て、物資を求めて詰め寄ってきたらどうするか??に対して、その場で、コレは!という案は出ませんでした。
⑥ 発災後、出来ることなら、速やかに災害の起きていない場所に移動するのが得策なので、
移動できる分の現金は常時持っている方がよい。
例えば、飛行機、バス、車、、、、 鉄道移動は災害時に期待は難しい。

市内各公民館や避難所運営協議会が行う講座や訓練に参加してみよう!
お勤め場所やお住まいがある地区の避難所はどこでしょうか?
西東京市には小学校18校 中学校9校。
それぞれの避難所運営協議会が自主的に行う訓練や
6つの公民館が独自に行っている防災講座があります。
同じ地域にお住まいの方と知り合えるチャンスにもなります。
先ずは気軽に参加してみてください。