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「葉月のレーヴ・アンフィニ~無限な夢radio~」第43回♪♪2024年7月6日(8月3日再放送)放送分

皆さまこんにちは!
夏になり、本当に暑い毎日が続いていますが、皆さまお元気にお過ごしでしょうか?
今回は久しぶりの“葉月の一人語り”ということで、「私の音楽史」などについてお話ししてみました。

ここで、アルバム『レーヴ・アンフィニ~無限な夢~』から、作詞:朝水久美子・作曲:川瀬葉月の『UNION』をお聴きいただきました。
㊟アーカイブでは流れません。

2024年7月の放送はこちらから

《葉月のレーヴ・アンフィニコーナー》

リスナーの方から「葉月の音楽史を聞いてみたい」というリクエストをいただいておりましたので、私の音楽歴を語ってみました。

○音楽との出会い
通っていた幼稚園の園庭に音楽教室の音色が響いていたのを聴いて、母に「ここに入りたい!」と懇願して入会することになりました。まずピアノかエレクトーンを選ぶことになり、楽器屋さんでエレクトーンを弾いてみたら、色んなリズムや楽器の音が作れるのが楽しくて、エレクトーンを習わせてもらうことになりました。
エレクトーンは4歳から始め、小学校までは聖子ちゃんやピンクレディーなどのポップスを耳でコピーして弾いて楽しんでいました。それが私の音楽との出会いですね。

○音楽を本格的にやろうと思ったきっかけ
小・中とずっとエレクトーンを続けていましたが、中学1年の時にヤマハのコンクールで優勝したアツい先生につくことができ、その先生に「とにかくついていこう!」と本格的に練習するようになりました。
そしてその先生がコンクールで優勝した『ラ・クンパルシータ』というタンゴの曲を教えてもらい、中学2年の時にバンドネオンも教わって発表会で弾いたところ、お客様がものすごい拍手で応えてくれて、「自分が努力して演奏を届けることでこんなに皆さんに喜んでいただけるんだ!」と感動し、「将来はプロの演奏家になろう!」と決意しました。それが本格的にやろうと思ったきっかけでしたね。

○影響を受けた音楽、作曲家、アーティストなど
小学生の時は歌謡曲などのポップスから影響を受け、その後も映画音楽ビートルズなど世界のポップスも弾いていましたが、高校ではブラスバンドに入ってアルトサックスを吹いていました。でも大学は音大に行くと決めてピアノでクラシックを練習していたので、大学生の先輩たちが貸してくれたビッグバンドのジャズのカセットテープを聴いていた影響でクラシックとは違う癖がついてしまってピアノの先生からジャズ禁止を申し渡されたこともありました(笑)
大学ではモーツァルト「魔笛」「夜の女王のアリア」に感動して声楽科に入ったので、バッハやヘンデルなどの宗教音楽に感化されていました。

○激動の時代
大学ではオペラ歌手を目指して声楽に本格的に取り組んだのですが、残念ながら練習のしすぎで喉を壊し、夢破れて長いこと涙に暮れる日々を過ごすことになってしまいました。
時を経てようやく何とか立ち直り、歌い手の伴奏者になるためにピアノ科に入り直して猛練習し、卒業後はクラシックの声楽家の方の伴奏者として長いこと活動していました。

○大きな転機
そんな私をずっと見てきていたある友人から「あなたはやっぱり本当は歌いたいという気持ちがあるに違いない。マイクを使えば歌えるようになっているんだし、曲も作れるんだからシンガーソングライターをやってみたらどうか?」と強く勧められました。
それをきっかけに「江古田マーキー」という老舗ライブハウスのオーディションを2008年9月に受けて合格し、シンガーソングライターとして歩み始めることになりました。

そのおかげで今があるわけですが、こうして振り返ってみるとなかなか波乱万丈な音楽人生ですね(笑)

ここで、そのオーディションの時に初めて作って応募した『ピンクの豚』をお聴きいただきました。
㊟アーカイブでは流れません。

○詞や曲を書く上でのこだわり
一番は「言葉」。私は言葉というのはメロディーを持っていて、生み出してくれると思っています。
そして「キー」。12のキーがあるので、曲によってキーを選ぶことも大切にしています。
もう一つは「ハーモニー」。マイナーだったりメジャーだったり、その言葉に合ったコードを選ぶようにしています。

どんな風に曲を作っていくのか?

私の場合は、自分が経験してきたリアルなところから言葉を生み出しています。でもそれがどんな絶望的な経験だったとしても、それを作品に残す時には、希望を抱けるように昇華して残していきたいと常に思って作っています。

シンガーソングライターの大先輩でもある小椋桂さんが「自分ならではの言葉」を作るように心がけている」とテレビで話されていましたが、私もそんな「オリジナリティー」を大切にしています。

○私の「レーヴ・アンフィニ(無限な夢)」
「生涯をかけて音楽家であり続けること」です。これからも皆さまに私の演奏で喜んでいただけるよう、音楽家として頑張ってまいりますので、末永くよろしくお願いいたします!

ラストは、アルバム「レーヴアンフィニ~無限な夢~」から、伊藤允之作詞・川瀬葉月作曲の『想い出の小箱』を聴いていただきました。
㊟アーカイブでは流れません。

○大切なお知らせ
米・ロサンゼルスを拠点に活動するゴスペルクワイヤーグループNCM2さんとのコラボレーションによる『Blessing of the Night』という新曲を7月26日に配信でリリースすることになったのに伴い、7月7日付で芸名を「川瀬葉月」に改名させていただくことを発表させていただきました。
初心に返って頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします。
 https://music.apple.com/us/album/blessing-of-the-night-feat-ncm2-choir-single/1759054687

★次回放送のご案内
次回は2024年9月7日(土)21:30から(再放送は10月5日(土)21:30から)お送りする予定です。どうぞお楽しみに!

★葉月のライブ予定

●江古田マーキーワンマンライブ葉月の原点でもあるライブハウス『江古田マーキー』で行うピアノ弾き語りワンマンライブです。


・日時:2024年9月1日(日) 13:30開場・14:00開演


・会場:江古田マーキー〔西武池袋線江古田駅南口徒歩5分〕・料金:前売3,500円・当日4,000円(ドリンク代別)


・予約:江古田マーキー ☎03-3994-2948

●川瀬葉月ライブ&セッション
ワンマンライブ+葉月の伴奏で皆さんの思い出の曲を歌っていただく楽しいひとときです!
・日時:2024年9月27日(金) 18:30開場・19:30開演
・会場:F*GICCO (エフジッコ)〔小田急線成城学園前駅南口から徒歩4分〕
・料金:MC3,000円+2オーダー
・予約:F*GICCO ☎070-9199-9006(お店HP:http://www.vanal.com/

●CHAnTons!S (シャンソン!)
2015年までパリを拠点にヨーロッパ各地で演奏活動を行ってきたピアニスト福井真菜さん、フランスのシャンソン歌手パスカルさんと川瀬葉月のコラボによるコンサートです。
・日時:2024年10月5日(金) 18:15開場・19:00開演
・会場:南青山MANDALA (マンダラ)〔東京メトロ銀座線外苑前駅1A出口から徒歩5分〕
・料金:MC5,000円+1ドリンクオーダー
・予約:MANDALA ☎03-5474-0411(お店HP:https://mandala.gr.jp/aoyama/

●Hazuki & Eisaku Afternoon Live @ Studio La Subala

実力派ギタリスト南部栄作さんとともにお送りする、日曜の昼下がりのアットホームなライブです。


・日時:2024年11月10日(日) 13:30開場・14:00開演


・会場:Studio La Subala〔西武池袋線ひばりヶ丘駅南口から徒歩5分〕


・料金:予約3.500円・当日4,000円(1ドリンク付き)


・予約:各演者または櫻井明子☎080-3150-0919