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11/26(日)小野さんと一緒に「ラジオde防災訓練」:「一時滞在施設、知っていますか?」

『わいわいクル~’s』毎月第4週は、
ジョージ防災研究所の小野修平さんと一緒に
「ラジオde防災訓練」!!

【いつか、ではなく1秒後の災害に備えて】

こんにちは!市民レポーターの西東京市で地域ボランティアをしている石井です。

今回のテーマは「一時滞在施設、知っていますか?」でお届けしました。

【11時台現地レポート】

小野さんと一緒に西武新宿線 田無駅から一番近い「一時滞在施設」
「南町スポーツ・文化交流センターきらっと」に近くに来ました。

2011年3月11日、東日本大震災が起こった際、東京では電車が停止しました。
内閣府の調べによりますと、当時、東京都では、352万人が帰宅困難者になりました。
自宅とはまったく別の場所で、災害にあったとき、自分はどこに避難すればいいのだろう、と改めて考えてみました。

この時、気温5度!寒かった!

西東京市内には、広域避難場所、避難広場、避難所、福祉避難所、自主避難所というものがあります。
今回は避難所のひとつ「一時滞在施設」について取り上げました。

詳しくは市のHPをご覧ください。https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/iza/bosai/hinanjo/hinanhiroba_sisetsu.html

外出先で災害が起こった場合、基本的には学校・職場など、その場でとどまるというのが帰宅困難者の基本的な考えと言われています。
たまたま電車やバスに乗っていた途中に被災してしまった場合、とどまる場所がないので、そのような方を受け入れる場所ということで「一時滞在施設」があります。

通勤途中やよく行く場所の「一時滞在施設」を知っておく必要がありますね。

【スタジオ振り返り】

東日本大震災のときの東京では、震度5弱から5強という揺れだったので、建物や道路、ライフラインにたくさんの被害が出たり、多くの人が亡くなってしまう、ケガをしてしまう、ということはほとんど起こらなかったわけです。
一方で、首都直下地震では震度6弱、6強、7という揺れになるわけですから、建物・道路・ライフライン被害も、人的な被害も、たくさん出てしまっているはずです。

そんな中で帰宅困難者となってしまった場合には、自分の命も他人の命も守っていくために、まずは3日間程度その場で留まることが必要です。

3日間、長く感じますね。
災害時、家族がバラバラになっている可能性もあります。やはり日ごろから、災害時の連絡の取り方、家にある備蓄の場所の確認をしておく必要がありますね。

災害時の想定しておくことは、たくさんあると改めて感じました。

家族の勤め先がある地域の防災アプリを日ごろからダウンロードしておくのもおすすめです。
エフエム西東京の「FM++」も災害情報がポップアップで上がってくるので、
西東京市のLINEアプリと一緒にダウンロードしておくと、災害時に西東京市の災害状況などを知ることができて、安心です。

そして、その場から歩いて帰ることを想定すると、日ごろからの健康管理も大切・・・

不安を安心に変えて、日ごろから防災に目を向けておきましょう!!

ありがとうございました。

※参考情報
令和4年5月に公表した首都直下地震等による東京の被害想定によれば、都内では約453万人の帰宅困難者が発生すると想定されています。 都では、発災時にはむやみに移動せず、職場や学校などで3日間待機する一斉帰宅の抑制を呼びかけています。しかしながら、それでもなお、職場や学校等の身を寄せる場のない、買い物客等の行き場のない帰宅困難者は約66万人になると推計されています。

【おまけ】

南口開発が進んでいました。
温かいたいやきの差し入れ!ありがとうございました!!