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【突撃!!お昼の学校!】6/24(木)第4回 私立錦城高等学校より! by ゆったり感 中村

番組をお聞き頂くのはコチラから↓

↑ 錦城高等学校ご出演(2021年6月17日放送)
※著作権の管理上、配信に際して許諾が必要な楽曲はカットしております。

番組ブログはコチラから↓

私立錦城高等学校

門をくぐる前にこう思った。

「これ、高校か?」

そして門をくぐった時にこう思った。

「これ、大学だろ!?」

そして門をくぐり横に立っていた銅像を見てこう思った。

「いや、あまり見た事のないタイプの銅像だな!!!」

第4回目は、私立錦城高等学校にお邪魔してきた。

我々山賊スタッフ全員が全員、口々に「綺麗な学校だな~!」と呟いていた。

ここで1つ思った。

我々山賊スタッフ全員が全員、どうやら汚い学校の出身の様だ。

かわいそうに。

入り口から放送室まで向かう途中、図書室をつっきるのだが、そこには色んな大学の赤本が置いてあり、懐かしい気持ちになった。

私は高校時代、本屋のレジの人に「この子東大目指してるんだ!凄い!!」
と思われたいという理由だけで、東大の赤本を買った事がある。

1度も開かずにどこかへ行ってしまった東大の赤本は、一体どこへ行ってしまったんだろう?

という、思い出さなくても良い思い出を思い出しながら放送室まで歩いた。

山賊スタッフも4回目という事でだいぶ手際も良くなり、1時間前には準備が終わった。

出演してくれる生徒達はまだ授業中の為、合う事は出来なかったが、挨拶に来てくださる先生方が、礼儀正しく話しやすい方ばかりだった。

私は空き時間、これから出演してくれる新聞委員会が書いた新聞を読ませて頂いた。

山賊スタッフの1人が「やべっ!血圧の薬飲まなきゃ!」と言っていたが、それを無視して読ませて頂いた。

読みごたえ十分のこの素晴らしい記事を読み終えた後、なぜか私は温かい気持ちになった。

温かい気持ちになれた私は優しく声をかけた

「血圧悪いんですか?」

と。

本番の5分前に生徒達も来て、お決まりの打ち合わせとは言えない打ち合わせをし、本番を迎える。

放送委員の子がFM西東京が来ていて、今からお昼休み中にその放送が流れると、アナウンスをしてくれた。

素敵なそして落ち着いたアナウンスに、自然に拍手をしてしまった。

そして本番。

今回は錦城高等学校の新聞委員会の3年生2人が前半、2年生の2人が後半。

間は武蔵境自動車教習所の運転免許君のクイズコーナーに、新聞委員会の先生が出演してくれた。

放送を聞いて頂いた方はわかると思うが、新聞委員会の子達から出てくる言葉の多くが「感謝」や「愛」だった。

私はビックリした!

こんな高校生いないだろう!?

周りの人達に対しての感謝や愛が自然に出てくる高校生って凄すぎないか?

純粋ゆえに突き刺さる言葉の数々を、錦城高校の新聞委員会の生徒は放ってくる。

君達には負けたよ。

私は40歳になって、やっと周りの人達に感謝する事が出来た。

それなのに、この子達はもう既に出来ている。

君達には……負けたよ。

そして大人達よ、聞いて欲しい!!

「最近の子達は」「今時の子達は」から始まる、一色単にまとめたディスりを金輪際やめてくれないでしょうか?

この子達は我々大人以上に、学校や地域や文化を、新聞という媒体を通して発信しているし、発信していこうとしている。

だから大人達よ、これからは「最近の子達は」ではなく「錦城高校の新聞委員会以外の最近の子達は」という言い回しにしてくれないでしょうか?

錦城高校のHPからも新聞委員会の記事が読めるらしい。

だから、この子達が取材して書いた記事を是非読んでほしい。

私が通っていた高校には委員会なんてなかった。

微かな記憶で中学時代に「安全委員会」に入っていた記憶がある。

安全委員会は、朝通学路に立ち、皆が学校に行ったのを見届けてから登校するので、学校に遅れて行っても良いという理由でなった。

つまり遅刻し放題、ラッキー委員会なのである。

だが、朝誰よりも早くその場所に立たなければいけない為、滅茶苦茶早起きをしなくてはいけないという事を、安全委員会になってから知った、あのバカだった私とは何もかもが違う。

放送終わり、武蔵境自動車教習所の運転免許君が「錦城高校の生徒が話す中身が素晴らしすぎて涙が出そうになった!」と言っていた。

錦城高校の新聞委員会の熱意や行動が、運転免許君こと小林さんという1人のおじさんの心に突き刺さったのだ!

新聞委員会の皆様、あなた達がやってきた事や、やっている事は、人の心を動かします!!

これからも誇りを持って突き進んでください!!

そして本日の放送も新聞委員会が新聞にしてくれるらしいです。

錦城高等学校のHPに上がる事を楽しみにしています!

私や運転免許君こと小林さんという1人のおじさん(既婚者)みたいに、あなた達が書く記事を楽しみにしている大人がいるという事を忘れないでください!!

そう思いながら、錦城高校の門をくぐり帰る。

勿論、あまり見た事のないタイプの銅像を横目で見ながらである。

ゆったり感 中村