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あんどうりすの防災四季だより 23年10月1日(再放送10/8)道路が冠水しそうな時の対応について

りす)
9月は各地で急な豪雨もありましたので
皆さんの中で
「冠水した道にはまりそうになった」
もしくは「ハマったことがある」という方もいらっしゃるのかもしれません。

今回は道路が冠水していたら…
車で走っていたら
歩いていたら
自転車に乗っていたら
どうすればいいの?
ということについてお話します。

あんどうりすの防災四季だより

近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのは、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。

アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。

文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。

放送の文字起こしを、記事と同じページに掲載しています。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。

 

放送音源

文字情報

道路が冠水していたらどうする?

9月は「関東大震災100年」ということもあって
私が講演した日数っていうのが、なんと22日
1ヶ月の間に22日、防災の講演やってたんですね。
多かったなあと思って、自分では「たくさんの人に伝えられたなぁ」と思っていたんですが、 ある時、雨がたくさん降ってるところを車で通ったことがありまして…。
その雨は、「関東地方でたくさん雨が降りますよ」って、予報されていて。
その時、雲もいかにも空から黒い龍でも出てきそうな黒雲ですね。そんな所が、少し遠くにたくさん雨が降ったところで見えてました。

AC photoより

そこはだいぶ雨が降ったんだろうなと思って、私がその辺りに入った時は晴れていたのですが、車で入ってみたらあちこち冠水してるような雰囲気でした。

そのため、ちょっと高くなっている商業施設の駐車場で待機してたんですね。
待機しながら道路の方を見てみました。
よく低い土地で冠水する低い土地で浸水する
という風に言いますよね。だから低い土地気をつけてくださいって言うんですけれども…。
もちろん「内水氾濫」と言って1時間に50ミリ 以上の雨が降ったら、 東京都の下水道の場合、内水氾濫が起こりやすくなる雨です。
で、30ミリぐらいからなるところもあります。
急速に50ミリ以上の雨などが降ってしまったら、低い土地は浸水してくる可能性があるんですが….。

私が見たのは低い土地じゃなくてちょっと高いところでも、低い土地に向かって、川の流れのようにゴーっと流れていくような状況になって。
それにもかかわらず車がどんどん突っ込んでいく状況を見ました。

タイヤの1/3ぐらいから、車は電気系統がやられてしまうリスクがありますしタイヤの半分ぐらいまで来たら、多くの車の電気系統が止まってしまうと言われています。
ですので、タイヤの3分の1は結構早く来ちゃうので、1/3まで来たら少なくともストップしたいところですが、急に低くなってたりとかするところって、冠水するようには見えないですよね。
また、晴れてる時にはちょっとやめとこうかなって思えるかもしれませんが
雨がたくさん降っている時にすでに冠水していたら、わからない可能性が高いです。

ACイラストより

なので、冠水してる道に出会ったら U ターンするなり、別の場所に行くなりして、突っ込まないということも是非やってほしいです。
このことは、ずっと言ってるんですけれども
本当に難しいもんなんだなと、見ていて思いました。

また、冠水してる時は 前の車が 水を両側に撒き散らすようになりますよね。
そうすると自分の走っている道がそんなに深くないように見えてしまうこともあります。
だから道路の状況だけを見て、冠水してるからストップしようというだけでは、なかなか止まれないのかもしれません。

防災速報アプリやお天気アプリで通知を受けるように!

そこでおすすめしているのが防災速報アプリや、お天気アプリです。

例えばYahooの防災速報とか、NERV防災ウェザーニュースのアプリを入れておいていただくと、近くで豪雨が来そうな時とか、登録した地点で 豪雨が起こったら通知が来ます

1時間に30ミリ 以上の雨が降ると、 雨の強さと 降り方では、道路が川のようになるという風に書いてあって、ハイドロプレーニング現象という「車輪と路面の間の水 膜でブレーキが効きにくくなる」状況が生まれています 。

だから、「30ミリ以上の雨が降ったところを通る時」には…
いつもより気をつけたり、すぐに止まれるということも検討してみるのはいかがでしょうか。

以上、道路が冠水しそうな時の車の走行についてお話しました。

ACイラストより

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