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あんどうりすの防災四季だより 21年2月7日「再生可能エネルギーと防災(谷口信雄さん対談)その2」

あんどうりすの防災四季だより

近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。

アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。

第97回となる今週も 『防災の最前線』についてお伝えしたいと思っています。

今週も引き続き東京大学先端科学技術センター特任研究員の谷口信雄さんのお話を聞いていきたいと思います。
谷口さんのお話では離島など条件の不利だと言われてる地域での防災と
再生可能エネルギーを絡めた具体例についてお話をお聞きしていました。

どんな具体例が出てくるでしょうか谷口さんのお話を聞きたいと思います。

ラジオライブラリーもあわせてお聞きください。

放送の文字起こしを、記事と同じページに掲載しています。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。

 

放送音源

   

文字情報

離島と防災について(前回からの続き)

りす)
具体的には八丈島では地熱とか太陽光発電をやってらっしゃるっていうことなんですけれども…

谷口さん)
はい、太陽光発電は今やっていますけれども…
実際、もうちょと、新しい話が出てきていて、
さっき言ったエネルギーを外から持ってきてお金がかかっている、それを変えようっていうだけじゃなく、実は、廃棄物の問題があって…
廃棄物もそういう条件不利でお金がかかっているんですよ。

例えばコンクリートの固める時に型枠っていうのを作って、それが木であるわけなんですけれども、型枠は実は島外から持ってきているんですよ。

コンクリートを作り終わって、もう使い終わった型枠は、島外に持ってって処理しなきゃダメなんですよ 。

りす)それはちょっと無駄な。

谷口さん)
ばかばかしいでしょう。
もしその型枠を…これはその殆どが木材なんですけれど、木材の、例えば木質バイオマスエネルギーとして熱とか電気に変えれば、外にお金かけて持って行っていたそのお金が浮いてくるし、
地域では木質バイオマスになることもありますが、廃棄物も使ってしまえばさらに利益として落ちる。
そういう使い方もあるのかなーと。
こういうことも考えて、
しかも、それを防災と絡めて今取り組みを始めたところなんですよ。

防災と再生可能エネルギーは相性がいい!


りす)防災と再生可能エネルギーはすごく相性がいいということですね。

谷口さん)
無茶苦茶相性いいです。
再生可能エネルギーの利用の中でバイオマスもあるし、
ちょっと面白いところでは太陽光発電も結構重要で、これが防災と絡む時は
極端に言うと、防災施設に太陽光発電をつけちゃえば、もう非常用電源の代わりをしちゃうんですね。
分散型エネルギーとして。
非常用電源だと実はもう数日しかせいぜい持たないんですけども、太陽光発電なら日が照っていればずっと持つんですよ。
持続可能でね。
天候によって変わる恐れがあるので例えば蓄電池を噛ませるとですね、規模にもよりますけどもかなり有効に使えますよね。

りす)
蓄電池の性能が大分上がっていますよね。

谷口さん)
性能が上がっているのとコストが安くなっているので、
これすごく大事なところで、今まで使いにくかったそういう色んな太陽光発電とか水力発電とか、そいうのを使えるようになってきています。

地熱発電は安定的に出るので、これをベース電源にするとまたすごくいいですよね。

りす)
本当に災害の多いところは、あの発電の宝庫みたいなね…

谷口さん)
それをどう上手く使えるか。

りす)
うまく使えば地域も普段からあのお金が潤って災害時も使えてってことになってくるわけで。

谷口さん)
普通のお宅だっていいんですよ。個人のお宅でもね。
太陽光発電つけるとか、将来は、あのもうEV車に全部変えるとか言っていますから、EV車は実はポータブルの蓄電池みたいなものですから
防災と色んな仕組みを作りながら、応援してもらうとか、そういうのに使うと、また、すごい深みのある防災 、強靭な防災になる。

補助金、助成金について

りす)
レジリエンスっていう言葉だったりしますが…
それについて、今助成金がたくさん出ているっていうお話なんですけれども

谷口さん)
そうですね、今、環境省とか、そういうことの補助金は
実は分散型エネルギーと防災をセットにしてる補助金ってがすごく増えてんですよね。予算上も。

避難施設へ自立分散型エネルギーをつけるための補助金であるとか…
それから災害時に避難所としても両立するような 補助金ですとか
その他、そういうセットがとっても多いので、防災を考える人でも、再生可能エネルギーでエネルギー転換を考える人でも…
是非いくつもあるそういう補助金を使うと、実際にそんなに大きなコストがかからないどころか、今までより安く電気が使えるようになるくらいっというのもありますよ。

りす)
個人じゃなくて自治体とか民間企業が申し込めるような補助金が増えている?

谷口さん)
そうですね、個人のは、別に環境省じゃなくて、経済産業省とか、普通に自治体が補助を出してますけど
主に、自治体の、例えば防災拠点になるようなとことかですね。
ちょっとお金はかかるなところはこういったものを使うといいし、
さっき言った廃棄物処理もうまくエネルギー化しようとするとそういった補助金を使うのもあります。
いくつもありますよ。

りす
以上再生可能エネルギーと防災についての新しいお話でした。

個人としても例えば蓄電池など持っていたり EV 車を持っていて防災拠点として協力できるのであれば電気代を安くできるそういう助成金も今後出てくるかもと言われています。

防災が楽しくお得になればいいですよね。

自治体向けも助成金がたくさん出ているので環境と防災一挙解決という方向になっていくといいですよね 。


参考情報 

国の防災に係る先進事業支援や計画策定支援は『地域レジリエンス』という言葉がよく使われています。
分散型エネルギーや蓄電池の設備導入支援や地域新電力など地域での分散型エネルギーシステム構築、それに災害時に発生する廃棄物の処理対応などもあります。

令和3年度の環境省の事業に多く見られましたので3つほどご紹介します。

①地域レジリエンス・脱炭素化を同時実現する避難施設等への自立・分散型エネルギー設備等導 入推進事業、

②PPA活用など再エネ価格低減等を通じた地域の再エネ主力化・レジリエンス強化促進事業のうち(3)平時の省CO2と災害時避難施設を両立する直流による建物間融通支援事業、

③脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏構築事業のうち(1)③地域の再エネ自給率向上やレジリエンス強化を図る自立・分散型地域エネルギーシス
テム構築支援事業などです。

なおいずれも令和2年度3次補正予算(案)に位置付けられており、2月頃には、公募開始となるのが一般的です。
参考にそれぞれのURLは次の通りです。

http://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/energy-taisakutokubetsu-kaikeir03/matetr03-03.pdf


http://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/energy-taisakutokubetsu-kaikeir03/matetr03-04.pdf


http://www.env.go.jp/earth/earth/ondanka/energy-taisakutokubetsu-kaikeir03/matetr03-05.pdf

あなたからのメッセージをお待ちしています!

この番組を聞いて、アウトドア好きになった人
結構いると聞いてます。
皆さんも、こんなの見つけたよとか
このアウトドアグッズ防災に使えそうとか
そういうアイディアありましたら
ぜひFM西東京のホームページにアクセスしていただいて
ご意見ご感想をお寄せください。
よろしくお願いします。

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