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WA.WA.WAプロジェクト 若者による若者のための講演会 開催レポート/脚本家・森野マッシュさん「やりたいことが、やれたに変わるまで」

WA.WA.WAプロジェクト スタート

3月21日土曜日、卒業シーズン真っ只中の春の日に、脚本家の森野マッシュさんによる講演会「やりたいことが、やれたに変わるまで」が開催されました。

29歳以下の若者たちが主体の「WA.WA.WAプロジェクト」の第一弾となるイベント。3つのWAは、「若者・我が街・我が事」。交流や対話をとおして若者たちがやりたいこと、ワクワク楽しいと思うことをやっていこうというプロジェクトです。今回の講演に参加できるのは「西東京市在住・在学の中学生、高校生、30歳くらいまでの若者」のみ。講演会のチラシもメンバーで作成した、若者による若者のためのイベントです。

脚本家・森野マッシュさんのライフヒストリー

講演会が行われたのは、南町スポーツ・文化交流センター「きらっと」2階の多目的ホール。高校生や大学生らが集まり、自分たちよりちょっとだけ先ゆく先輩である、森野マッシュさんのお話を聞き、質問や感想を交わしました。

講演会では、現在脚本家として活躍するマッシュさんの子ども時代から脚本家として活躍する現在までの経験から「やりたくないことはやらない、としてみる」選択や、タイミングや流れにのって至る現在、自分にもできるんじゃない?と思うことで自分の背中を押せるマインドなど、これまでの経験から思っていることを惜しみなく伝えました。

挫折で変わった 生き方のマインドセット

現在29歳のマッシュさんは、西東京市育ち。幼少期から市内のスイミングスクールに通っていました。小学1年生から競泳を中心に過ごし、高校時代は日本一を目指すなかで挫折、引退した経験があったそうです。

それまで「頑張りきらないと一日が終われない」と競泳ひとすじで過ごしてきた毎日から、「向いてなかったら一旦辞めちゃおう」と考えを大きく転換。大学では文学部で純文学を学びました。

「やりたくないことは選ばない」という選択をしたことで現在の脚本家としての活動に繋がってゆきます。一方で、自身や周囲の環境にもよるけれど、タイミングを待つ、未練があるならやり続ける、自分のできることをやり続けることも大切と話しました。

若者たちの生の声

1時間の講演の後は、プロジェクトを見守る大人ファシリテーターの小野修平さんと一緒に進めます。参加者の皆さんが気になった言葉を集めてAIで解析すると、「好きだ」「西東京市」に続き「なめる・舐める」などの言葉が多かったことが分かります。「なめる」は、マッシュさんのエピソードの中で「自分にもできるんじゃない?」と思ってやってみること、可能性や自身の枠をなくしてやってみると意外といける、良い意味でうぬぼれて挑戦しようと、背中を押す意味を持つ言葉でした。自分自身のやりたい思いを肯定して取り組むマインドを表し、参加者の皆さんも共感、気づきがありました。

また、脚本家デビューで受賞した「ケの日のケケケ」制作秘話も語り、その脚本には西東京市で友人たちと過ごす日々や、聴覚過敏により直面した生きづらさなど、自身のリアルな経験が詰まっているそう。作品を生み出すことは、自分の経験すべてが込められること、書き終えること、メンタルが潰れない取り組み方など、マッシュさんのマインドセットをリアルに具体的に話されると、参加者の皆さんは、驚きながらパワーを受け取り、顔つきも明るくなっていきました。

講演会の後、参加者に感想を聞くと、大学生は「就職活動中で、でもやりたいことがなかなか見つからなくて辛かったけど、やりたくないことは選ばないということや、“なめる”というのも印象的で、自分ももう少し楽に考えても良いかなと思いました」と話し、16歳の高校生は「文章を書く仕事を目指していて、脚本家の話を聞ける機会は少ないので来てみました。自分もサボりがちなのですが(笑)とても参考になりました」と感想を口にしました。

WA.WA.WAプロジェクトはスタートしたばかりですが、講演会の告知チラシもメンバーが作り、企画や当日の司会や運営も行いました。年齢や学校、地域も違う若者同士が集まり、自分たちが楽しい・興味のあることをやってみる、つまり我が事にして色々な人とつながっていく、そんなつながりがイメージできた講演会でした。

取材・文・写真/廣田亜希子(取材のため特別に参加)


【関連ページ】

森野マッシュさん公式ページ

https://www.stardust.co.jp/talent/stardustdirectors/morinomash

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