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【湯田聡の西東京市バスマニアックス】『はなバスで行く 初詣マニアックス2026』26年1月17日 -ウィークエンドボイス

湯田聡の西東京市バスマニアックス

毎週土曜日午前11時から12時45分までお届けしている、ウィークエンドボイスの12時台コーナー。毎月第3週は『湯田聡の西東京市バスマニアックス』をお届け!

長年バスの仕事に関わってきた湯田聡が、西東京市の路線バスにまつわる興味深い話題をご紹介。皆さんがもっともっと路線バスに乗りたくなるような楽しい話題をお届けします♪

コーナー音源

【訂正とおわび】
コーナー音源の冒頭から2分35秒経過したあたりで、湯田聡が「北多摩郡保谷村・町時代の大字上保谷の小字です」と話していますが、これは「大字下保谷」の誤りでした。おわびして訂正させていただきます。

西東京市バスマニアックス: 湯田聡
Personality:中村麻美酒匂匠
編集長:中村晋也
制作・技術:菱木快・竹内規夫・榎本隼也

今月のテーマ
『はなバスで行く 初詣マニアックス2026』

・西東京市には大きな神社が2つあります。田無神社と東伏見稲荷神社です。

・大きな神社には市内のみならず、市外からも多くの方が参拝に訪れます。

・一方、市内には、限られた地域の氏子に支えられた小さな神社も散在します。

・大きな神社の初詣も風情がありますが、小さな神社を探すのも風流ではないでしょうか。

西東京市コミュニティバスはなバス第1ルート」(保谷駅北口~北町循環)に乗って、市北部の神社を探索してみました。

・バスマニアの湯田聡が一瞬にして「小さな神社マニア」に豹変しました(笑)。

はなバス第1ルートの車両  撮影・湯田聡  ※無断転載禁止

はなバス第1ルートは、保谷駅北口を起点に、下保谷・北町地区を時計逆回りで循環します。車両は日野ポンチョのショートタイプ、1扉車を使用しています。停留所は16あります。2つ下の写真(北宮ノ脇停留所)に路線図が出ていますのでご覧下さい。

・16の停留所のうち南宮ノ脇北宮ノ脇北荒屋敷上後(かみうしろ)、上前(かみまえ)、東松ノ木の各停留所は、旧大字下保谷の小字名です。1889(明治22)年以前は下保谷村でした。

南宮ノ脇停留所  撮影・湯田聡  ※無断転載禁止
北宮ノ脇停留所(時刻表は取材当時のものです)
撮影・湯田聡  ※無断転載禁止

南宮ノ脇北宮ノ脇は、以前から気になっていた停留所です。お宮、つまり神社の脇を意味する地名ですので、近くに神社があることになります。現地に行って探してみました。

天神社拝殿  撮影・湯田聡  ※無断転載禁止

・すぐに「天神社」が見つりました(北町6丁目)。
 見覚えのある神社でした。実は何度もここを通ったことがあるのです。でも参拝したのは今回が初めてです。

・鳥居をくぐって左側の立て札に「天神社は下保谷、北町、東町、栄町、ひばりが丘北の一部の鎮守様です。氏神様を大切にしましょう」とあります。旧下保谷村(のち大字下保谷)の範囲です。神社にも管轄区域があることが、とても興味深いです。

・神様には失礼かもしれませんが、バス営業所の管轄エリアに通じるものがあると思いました。他の神社の管轄区域も知りたくなりますね。いよいよマニアの本領発揮ですが、本題があるので今日はやめておきましょう(笑)。

天神社の前身は安土桃山時代創建と推定されます。現拝殿は江戸後期の建築で、部分的改修は見られるものの、建築当初の姿を現在に伝える市指定文化財です。

・天神社は江戸時代までは三十番神社(番神様)と呼ばれていました。神仏習合の「三十番神」の社でした。30番目ではなく、30柱の神を祀るという意味です。当時、下保谷のほとんどを占めた日蓮宗福泉寺檀徒を、30柱の御神体が日替わりで守護したとされています。

・ところが明治維新で、政府は神仏分離政策を行い、神仏習合の三十番神が禁止されました。当社は三十番神の1柱だった菅原道真を祀る「天神社」となりました。

・禁止された三十番神の像は、氏子の手で村内の別当寺・福泉寺に密かに避難させました。移された像は市指定文化財として、今も福泉寺(下保谷3丁目)で大切に祀られています。

上後停留所  撮影・湯田聡  ※無断転載禁止
上前停留所  撮影・湯田聡  ※無断転載禁止

はなバス第1ルートの停留所にある「上後」「上前」も下保谷の小字名ですが、もしかしたら「上=神」なのではないかと湯田聡は推測しました。上前停留所は天神社の西側にありますが、字上前は天神社一帯であり、字上後は神社の裏側です。田無近辺地方史研究会の滝島俊さんにお尋ねしたところ、湯田の推測は正しいとのこと。
滝島さん、いつもいろいろ教えていただきありがとうございます。

・滝島さんは、FM西東京の番組表付きフリーマガジン「842PRESS」の最新号に、上記の「三十番神社」に関する記事を書いていらっしゃいます。皆様もぜひお読み下さい。まちテナ西東京(田無駅構内)のほか、市内の協力店舗などで入手できます。

・下保谷の小字に、天神社に由来する名称がこれほどあるということは、村人の生活が天神社を中心に営まれていた証だと思います。そしてその小字名がはなバスの停留所名に採用されていることは、バスファンとしても郷土史ファンとしても喜ばしい限りです。湯田聡の今年の初詣は、北町6丁目の「天神社」でした。

・今年も皆様にとって素晴らしい1年でありますように!

今月の短歌

「下保谷 北町護る 天神の 光を受けて 回るはなバス」

【お願い】

このコーナーは湯田聡の企画に基づき、制作したものです。
放送内容に関するバス事業者へのお問い合わせはおやめ下さい。

今月のクイズ!

Q:北町6丁目にある「天神社」の近くを通るはなバスは、次のどのルートでしょう?

①第1ルート(保谷駅北口~北町循環)
②第2ルート(ひばりヶ丘駅~東伏見駅)
③第3ルート(田無駅~東伏見駅)

クイズ正解者から抽選で「バスマニアックス 缶バッジ」をプレゼント🎁

(初回正解者に限らせていただきます。お1人様1回限り)

◎ 回答方法

  • メール宛先:egao842@842fm.com
  • 件名「ウィークエンドボイスバスマニアックス
  • 内容:クイズの回答・ラジオネーム
  • 賞品発送の際に必要になりますので、ご住所・お名前を必ずご記入下さい(個人情報は当該目的以外で使用することはありません)。
  • 回答期限は次回放送、2026年2月21日放送前とさせていただきます。

FMプラプラエフエム西東京HPメッセージフォームからもお送りいただけます。

湯田聡の西東京市バスマニアックスではリスナーの皆様からのお便りを受け付けております。コーナーの感想や、こんなことを特集してほしい!というご希望をメールでお待ちしています。

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