10月も終わり、もう11月ですよ。
2024年も残り2か月を切りました。
先日、旧暦カレンダーを見ていると、今月は旧暦の10月(神無月)と日にちが一緒なんですね。
11月5日は旧暦の10月5日。結構珍しいですよね。
考えてみると、旧暦10月の季節は冬とされています。
二十四節気の「立冬」は今月の7日ですけど、暦の上では初冬ということになります。
って、今年は暖かいですけどね。
さて、(有)澤山Q便。
毎月、月の前半はサワヤマが大好きなアルバムをかけられるだけかけちゃうよ!というシリーズをお届けしております。
今月は11日がベースの日ということで。
サワヤマが好きなベーシストはたくさんいるけれど、今日は特定のベーシストというより、収録されている曲で奏でられるベースラインがカッコイイ!!そう思ったIncognitoのアルバム「Positivity」を取り上げます。
このアルバムが出たのは、1993年。Incognitoとしては4枚目のアルバム。
サワヤマは京都に住み始めた年なんですけど、その1993年に京都で開局したα-Stationで流れていたのを聴いたのが、このインコグニートのアルバムを知るきっかけだったように記憶してます。
んで、相当ハマりまして。CD買って、ライブにも行って。
このアルバムを初めて聴いた時、あまりのカッコよさに酔いしれましたね~。
アルバム1曲目の「Still a friend of mine」のイントロでノックアウトというか。
これがアシッド・ジャズというものか~!!ってね。
ボーカルはもちろんのこと、ベースも、ドラムスも、って言うか全ての楽器が洗練されてるなぁ、と思いましたねぇ。
その後あるバンドに所属した時にこれをバンドでやりたいね!!って提案して、アルバムの1曲目「Still a friend of mine」と2曲目の「Smiling faces」をやったんですよね。
ちゃんとできてたのかどうかは分からないけれど・・・(;^ω^)
おかげさまで、今でも時々ベースの練習するときにこの2曲は弾きます。
インコグニート(Incognito)は、ジャン・ポール・’ブルーイ’・モーニックによって1979年に結成された、イギリス・ロンドン発のジャズ・ファンク、アシッド・ジャズのバンド。
アシッド・ジャズのムーブメントを作ったバンドの一つです。
インコグニートという単語は匿名(者)の意味を持つんだそうですね。
んで、このバンドはアルバム毎と言っていいほど、メンバーが変わるんですよ。
ジャン・ポール・’ブルーイ’・モーニックが率いていればIncognitoなんですかね。
バンド名にそのあたりの密かなバンドコンセプトを感じます。
バンドというか、ブルーイが率いるプロジェクトというか。
あ、そうそう。
こんなことライナーノーツに残すんだ、と思ったのが・・・。
ドラムスのリチャード・ベイリーはソナーのドラムセットとサビアンのシンバル、そしてプロ-マークのスティック。
ブルーイとベースのランディ・ホープ-タイラーはロトサウンドの弦。ブルーイのギターはギブソン。
これ、エンドース(メーカーから宣伝を目的としてミュージシャンに使ってもらうこと)ということなんでしょうかねぇ。
もしかしたらメーカー側にそうしてね、って契約の際に条件として書かれているのかもしれませんが(笑)。
インコグニートって1979年結成なので、今年が45周年なんですね。で、現在『45th Anniversary Tour』というのをやっていて、東京にも来ますね!!今年春にも来日しているから、ファンにとってはうれしい限りではないでしょうかねぇ。
来月、12/14(土)、15(日)、16(月) にブルーノート東京でやって、19日が大阪(梅田クラブクワトロ)、20日に群馬・高崎でやった後、21(土)、22(日)、23(月)がまたブルーノート東京だそうですよ。
などなど、詳しくは番組に譲るとして・・・。
オンエアは11/5,12(火)の23:00と11/8,15(金)の22:00から。
お届けする曲はすべてアルバム『Positivity』より
・OPENING:Still a friend of mine
・Smiling faces
・Positivity
・Deep waters
・Talkin’ loud
・Thinking ‘bout tomorrow
・Given’ it up
お楽しみに!!