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【FC東京スピリットサタデー】セレッソ戦&ルヴァンガンバ戦の写真多数掲載 4/22放送後記 #fctokyo #842fm

今週はリーグのセレッソ戦、ルヴァンカップのガンバ戦を振り返り。
セレッソ戦からは渡邊選手、ガンバ戦からは塚川選手と安斎選手のインタビューをお届けしました。

まずはセレッソ大阪戦から写真で振り返り。

戦況、戦術、疲労などいろいろあると思いますが、素晴らしいゴールで追いつきながら幼い対応で勝ち越しを許し、負けてしまった心境が表れてます。
選手もそうですし、采配も納得には欠くものでした。

ただ、あのスーパーゴールを見られた事はとても有意義です。

態勢不十分な胸トラップからツータッチ目反転ボレー。
渡邊選手のこのゴールは年間最優秀になって欲しいほどです。

怪我から復帰間もなくも精力的に動き、いて欲しい場所に顔を出して選手間を繋ぐリンクマンな役割でありながら、高い技術でフィニッシュに絡むエースNo,11。
それだけに、途中で退く事でセレッソにとっては助かったのではないでしょうか。

いくらサイドアタッカーが強力でも、プレーの選択肢が少なければ簡単には輝けない。それが最近のアダイウトン選手、俵積田選手な気がします。

この試合ではスタートの中盤が2ボランチとトップ下を置く配置。
そのトップ下に入った安部選手の前半の存在感はとても大きく、背後に飛び出しスペースやギャップを生み出すフリーランが東京の流れを作っていました。

渡邊選手がいる時は左右に動きが生まれます。ただ、それでも東京は前線の前後左右の流動性が物足りない事も少なくないので、安部選手にはもっと精力的に、さらなる効果を狙って続けて欲しいですね。
ですので、疲労もあるでしょうが後半そうしたプレーがあまり見られなくなったのは残念。

ラストカット、次を向いた表情をしている?のは東選手と徳元選手。

主審は左端の山下良美さん。Bestというほどでは無いがGoodなレフェリングで、正直今Jリーグに信頼たるレフェリーが本当に少ない中であまり不安無く見ていられる方という印象です。

続いてルヴァン杯ガンバ戦。今回のアイキャッチでも別カットを使用しましたが、突如デビューでありながらまずまずのプレーを見せた大学所属中の安斎颯馬選手。
タッチとか立ち姿が柔らかいのでふわっとしたプレーヤーかと思いきや、足元にある時は奪われない不思議な感覚。
これに青森山田仕込みのファイターさと、ピッチや連携になれた正確さを今後どう見せてくれるのか、楽しみです。

虎の子の1点、塚川選手。

各インタビューで出ているかと思いますが、どこか去年のハードさやアグレッシブさを見せていなかった塚川選手が原点に立ち戻り、結果にも繋げました。
時々ダーティーでカードが怖いですが、強いプレーで引っ張る塚川選手の復調期待してます。

エンリケ選手と共に安定した守備、そしてここ最近の試合より良いビルドアップをチームにもたらした木村選手。

サポーターからの評価も上々だったこの試合ですが、各チームが主力かつ激しいプレスできた場合にどんなプレーができるか?
そこで木本選手、森重選手を上回る存在になれるか?
リーグ戦でのディフェンススタメンの入れ替えは機会が難しいでしが、焦れずに着実にレベルアップを。

期待値が高いルーキー、確かな持ち味とポテンシャルを持っている熊田選手。

熊田選手は出場機会を求める声が多いとは思いますが、先日と今回のガンバ戦で長く出場機会を得たものの、ディエゴ選手やペロッチ選手に代わり出場する期待値はまだ示せていない状況。
それでも期待せざるを得ない選手、殻を破っていく姿が楽しみです。

こちらも少しずつ出場機会を増やす寺山選手。フィジカル的には渡り合っているように思えますので、どこで貰いどこへ出し、どこをカバーして潰すか。多岐にわたる中盤としてゲームを掌握する存在となって、東選手や青木選手を超えることで東京はより骨太くなれます。

4月、ようやくの勝利となったガンバ戦。ただ内容がもたらした結果とは言い切れず。
ここからリーグ戦は上位との対戦が続く中でどう勝ち点を奪い、チームとしても成長をするか。試練となりそうです。

酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)