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【FC東京スピリットサタデー】柏レイソル戦の写真多数掲載 4/12 放送後記 #fctokyo #842fm

12日の放送では、前日に国立競技場で行われた柏レイソル戦を主に振り返りました。
インタビューも即日、仲川輝人・遠藤渓太・白井康介の3選手をお届けしました。

今回のアイキャッチは安斎颯馬選手。
FKは惜しくもクロスバーで、これが追加点になっていたらかなり試合の景色が変わっていただろうなと。

様々なセットプレイキッカーを見てきたので、まだまだその域というわけではないものの、ここ数試合CKも含めそのキックを見てきてそんな武器も持っているんだなと。アグレッシブでありオールラウンダーな姿もあって、来年以降キャプテン任命すらあり得そうです。

さて、各選手カットを添えて。

佐藤恵允選手。決してワントップやシャドータイプではないだろうながらも持ち味の走力を活かし、今スタメンでなければいけない一選手。
失礼な言い方かもしれませんが、このカットを見て雨であろうと全力で駆け回るのが楽しいワンコみたいだなと。
技巧派のイメージはないけれど細かいタッチもできて、後ろから良いスペースを狙ったパスさえ来てくれればもっと活躍できるはず。

この頃は良かった…。良い仕掛けから良い詰めによる今期初ゴールとなった39番仲川選手。

このあと、オフィシャル動画でも取り上げられたゴールパフォーマンスもありました。
仲川選手もシャドーは本職とちょっと違うでしょうが、テクニックがあるので一番任せられる。もっと周りと連携できる距離感が構築できれば中盤で相手を背負って潰される事は減るんでしょうけど。

DFから長いボールでチャンスを作る土肥幹太選手。それがあるのでスタメンに入っているのは納得。

ただ、相手選手を抱え込んで守備をしがちな所、危険なシーンでのパスミスをしがちな所。どちらも失点に直結しかねないのは課題。

右サイドの第一選択肢は、今は白井選手でしょう。

この日も相手のストロングポイントを封じていたと思いますが、それ以上に違いを作って攻撃のポイントに成れていなかったことを悔やむコメントでした。

まだ90分間でられるコンディションではないのか?橋本拳人選手。

やはり彼が途中で退く事が後半失速の一つの原因とも言えます。下がる時はシステムの可変も必要かもしれない。

この日の若きDF3人はいずれもアカデミー出身で、一番安定しているのはこの岡哲平選手。

技巧派というよりストッパータイプですが、個人としてもチームとしてもやるべきことを体現する姿勢が見えます。
岡選手が右でエンリケ選手が左スタメンはダメなのだろうか。ただ結局、センターをどうするか。

マルセロ・ヒアン選手も彼が最大限いきる使い方が出来ていない。

その為には彼より後ろの人材や構築が重要ですが、その正解が導かれておらず。
今いるメンバーでは、この後ろにいる遠藤選手に期待したいものの、脱臼からの復帰したばかりで激しいコンタクトはまだ怖い所。求めるレベルや意識は彼が最もシビアに語っています。

勝ち点3が零れ落ちた瞬間。

ゴール前での立ち位置や、個人の対応などが問題点として挙がっていますが、大きな原因はそもそもクロッサーをフリーにしている所でしょう。相手のリスタートの時点で枚数が足りず、誰かが埋めに行くことも無く、3人目の動きでフリーを作られ狙いすましたクロスを許してしまう。何度その形で失点しているのだろうか。
これは監督が代わろうが見られる課題点で、どこを追及するべきなのだろう。

昨年はこの時期の国立マジックで勝ち点と戦い方の形の両面で助けとなりましたが、今回は見られず順位も危険水域。

それ故に、ブログも苦い言葉が増えてしまいました。
目指すサッカーは間違っているとは感じないけど、後ろに逃げすぎているし、正直すぎる展開力でもあり、相手としては楽でしょう。
悠長にはできません。攻守両方でプレーが目指す第一目標はなにか交わそう。前後バラバラではダメだ。

著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)