2024年7月6日ウィークエンドボイス ゲストコーナー
ゲスト: 一般社団法人 子供支援機構みらいラボ ・ みらいラボ西東京フリースクール 所長 金谷正夫さん
ゲストコーナー音源
パーソナリティ:中村麻美
制作技術:中村晋也・榎本隼也・竹内規夫
日本みらいラボ西東京フリースクール
全国で不登校の子ども達が、30万人を超しました。また、障害のあるお子さんも児童の6.5%に上るという調査結果があります。
西東京でも、学校に行けない子供が130人もおります。
子どもにとっては、学校に行かなければいけないではなく、その子にあった居場所で過ごせる、学べる、社会生活ができることが大切と考え設立しました。
まず、子ども達が家に引き込む前に居場所探しができ、また行けなくてもここなら来れる場所にしたいと考えています。そこで、したいこと、することを考え、取り組んでいければと思っています。
そして、保護者にとっても悩みがありどうしていけばいいのか、相談やカウンセリングが大切と考え、家政大学の杉山教授や、心理学教授の先生によるカウンセリングなどができるようにしています。
さらに、子ども達には興味を持ってもらうことから就労に向けた取り組みを考えています。
そこで、自信や自己達成感により、自己肯定感の高揚を目指していきます。
金谷正夫さん
保谷市役所に児童館職員(児童厚生員)として採用され、今はなくなった東伏見児童館から勤務。
保谷市児童館キャンプを初めて実施、申し込みが、庁舎から体育館(今のこもれびホール)まで並び、電話はパンクするなど大変でした。あの多部未華子さんも、副班長で後日参加しています。
児童館職員、学童クラブ職員を経て、一般事務職員に職種替えをして、都市収益事業組合(競輪事業の運営・立川京王閣競輪場や、場外サテライトの運営を)に派遣、子どもの遊びから大人の遊びに出向しました。希望したわけではなかったのですが。
戻ってきて、また児童館の担当の職員になり中高校生の児童館利用などを進めました。
その後は、坂口市長の秘書課で勤務、色々ありました。
新設のみどり環境部長になり、ごみ袋の値下げや下保谷の高橋宅の屋敷林の購入をしました。
その後は、子育て支援部長ということで、新制度や待機児対策を実施、丸山市長から子どもの権利条例を作りたいんだとお願いされ、在職中から、退職再任用までかかりましたが、子ども子育て審議会、議会の皆様の全員の賛成の中で、子どもの健やかな成長を支援するための「子ども条例」をつくりました。
今後どこが心配かと丸山市長に聞かれ、「子ども家庭支援センター」と答え、そこに行けと言われ8年間続けてきました。大変な家庭や、悩んでいる保護者や子どもをたくさん見てきましたが、ここで一区切りとさせていただきました。
でも、世の中甘くなくて、働ける奴は、働けと今の職場フリースクールの立ち上げをしてきました。