今回の写真付き試合ブログ&放送後記は、東京ダービーとなったヴェルディ戦です。
放送では、遠藤渓太・波多野豪・寺山翼の3選手のインタビューをお届けしました。アイキャッチ画像も遠藤選手。
試合1週間前からSNS界隈で煽りあい、時にただの侮辱でしかないのも見られながら、やはり注目の一戦という事でボルテージが上がっていき迎えたこの試合。
その界隈でのマウントの取り合いが直接選手のパフォーマンスに影響するわけではないでしょうが、前半浮足立っていたといいますか、リズムを作れなかったのはFC東京でした。
先制点を与えてしまったPK。波多野選手は反応していました。
蹴る前に動き過ぎていたり、相手に逆を取られるイメージが強かったのですがセーブまであと少し。PK対応も成長しているということでしょうか。
記事にもなっていますが、ファイルに伴う安斎選手へのイエローカードは正しかったのか。適正な対応、もしくは納得いく説明が欲しい件。
その影響が後に繋がってしまい、前半の内に安斎選手退場。ドンマイだけで終わらせてはいけないでしょうが、次回素晴らしいプレーで払拭を期待します。
前半さらにもう一点取られてしまった事で、背水の陣となったFC東京。
ただ、同じく一人少なくなって完敗だった川崎戦を反省するように、やる事を明確に、そして少ないチャンスを生かす事ができました。
追撃弾を生みだした白井選手、遠藤選手は言うまでもありませんが、数的不利を埋めるべく奔走した中盤選手。
そして引き分けを手繰り寄せた遠藤選手のアディッショナルタイムファインゴールは一連で。
トラップからシュートインパクトまでの足の振りの速さ。
荒木選手も同様ですが、これをチームのスタンダードにすることが強者チームになる課題の一つですね。
こんなのじゃ満足しねーぞ、との声が聞こえてきそうな長友選手。
更なる難敵でもう一つの東京ダービー、町田ゼルビア戦が明日開催です。
著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)