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【ウィークエンドボイス】23年6月24日ゲストコーナー『 小澤理市郎さん』

2023年6月24日ウィークエンドボイス  ゲストコーナー

ゲスト: 合同会社鍬型研究所 代表 小澤理市郎さん

ゲストコーナー音源

パーソナリティ:中村麻美
制作技術:中村晋也・榎本隼也・竹内規夫

プロフィール

<略歴>

  • 東京都立大学 工学部 建築学科卒
  • 株式会社住信基礎研究所(現三井住友トラスト基礎研究所)等を経て株式会社価値総合研究所(日本政策投資銀行グループシンクタンク)入社
  • パブリックコンサルティング第三事業部⾧(現不動産投資調査事業部) 主席研究員
  • ミドルバックオフィス統括執行役員を経て、2023年3月に退任
  • 2023年5月に合同会社鍬型研究所を設立
  • 建築・不動産・金融を切り口として、都市・住宅・不動産政策、不動産マーケットリサーチ低未利用不動産再生を切り口としたまちづくりに従事。
  • 特に、住宅金融、既存住宅流通政策、空き家問題に精通。
  • 著書に「安心の設計」中央公論新社(読売新聞社会保障部編集)(共著)、「空き家問題対策がよくわかる本」経済法令研究会(共著)、「地域創生と未来志向型官民連携」DBJBOOKs(共著)。他執筆、論文、講演実績多数。

<趣味>

  • オオクワガタブリーダー
  • 花柄シャツの収集

鍬型研究所

人の生活経済活動不動産の切り口から調査研究する研究所です。
鍬型の「」とは農具の鍬を意味しており、 「」はスタイルを意味しています。 つまり、鍬で土を掘って耕すように、丁寧に地域の課題を掘り起こし、耕して実を得ましょう。という思いでつけられた名前です。

住宅・不動産・不動産金融・まちづくり得意領域としています。
不動産では、住宅からオフィス、オペレーショナルアセットなどの非住宅までを対象とし、公共性の高い政策調査からマーケット調査まで専門性の高い一気通貫型のリサーチが可能です。
不動産に関しては、需要があってはじめてその機能を果たすことができるため、需要サイドからの切り口を大切にしています。
また、市場性を失った空き家役目を終えた公有不動産など、未利用不動産の再生を切り口とした面的広がりを持ったまちづくりを得意としています。

<事業内容>

  • 住宅・不動産・不動産金融・まちづくり等に関する公共政策立案に関する調査研究
  • 住宅・不動産・不動産金融に関するマーケットリサーチ
  • 空き家対策に関する調査コンサルティング
  • 官民連携型のまちづくり調査・まちづくりの実践
  • 空き家対策、まちづくりに関する担い手の育成・ワークショップ等による研修
  • エリアのブランディングに寄与するイベントの立案実施
  • 企業社員公共団体職員向けのセミナー
  • セミナーシンポジュームの登壇
  • 上記に関する各種調査・コンサルティング

HP⇒ https://www.kuwalab.com/

都市部(西東京市)の空き家について

都内は、地方都市と比較すると、 人が住んでおらず放置されている空き家がとてもたくさん ある、というわけではありません。 空き家率も都内でも低い方です。 でも、まちを歩いていると、ちらほらとみられるのは確かです。

空き家、空き家と言っても所有者の財産なので、他の人が勝手になにかできるわけではありませんが、放置しておくと、犯罪の温床になったり、放火の対象になったり、景観を損ねたりと、周辺に悪影響を及ぼします。また倒壊などしてしまったら、大きな問題になります。

西東京市は空き家率はそれほど高くないのですが、腐朽破損のある空き家の割合が若干高いので注意が必要です。

管理不全な空き家については、国の法律によって、住宅用地の特例が解除されて固定資産税

が跳ね上がってしまいます。人口や世帯数がこれだけ減少するわけですから、空き家がでてしまうのも仕方ありませんが、『きちんと管理しておく』ということが大切になります。

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