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【FC東京スピリットサタデー】ルヴァン杯セレッソ大阪戦の写真多数掲載 5/27 放送後記 #fctokyo #842fm

今日の放送ではリーグの鹿島アントラーズ戦、ルヴァンカップのセレッソ大阪戦を振り返り、C大阪戦後のペロッチ・野澤大志ブランドン・安斎颯馬・青木拓矢の4選手インタビューをお届けしました。
そして、ブログは写真を元にお届けします。

今回アイキャッチはペロッチ選手。おそらく試合開始まもないミドルシュートの場面。
顔の力の入り方、実際にシュートインパクトの時の俯瞰映像と比べた時の選手距離感なんかも面白い点です。
前半はペロッチ選手に限らず、あまり上手くいっていなかった東京。
しかし後半に入り終盤までは修正が機能し、ペロッチ選手のこういうプレーが見たい、ひいては東京に望まれるプレーはこういうの、という複数が見られたと思います。
ワンタッチないしフリックパスが上手いですね。渡邊選手も良い距離間で連携が生まれていました。

有能なFWがいてもそれが十分に生かされない状況は幾度となく見てきました。 期待されて入ったセンターフォワードが機能せずに短期で移籍してしまうケースはそろそろ脱したい。

この試合の活躍者、GK野澤選手。

終盤5分間ほどに訪れたピンチ3度を防いでくれました。
特にその3度目、ゴール前ドンピシャで合わせられたヘッドを、予測と準備でセーブ。
試合後インタビューは他のサイトでも上がっていましたが、攻勢をかける時間の中で意識が前がかりになってチェックがズレたり、奪われた際に一人剝がされディフェンスが後追いになりフリーでチャンスを作られる…まさにそんな状況を考え集中していたから防げたのでしょう。
以前はオフピッチではどこかふわっとした印象でしたが、今は柔らかくも冷静で雄弁にインタビューに応じる選手という感想です。

途中出場となった青木選手ですが、コンディションが上がってきたのかなという存在感がありました。

チームが後半修正できた要因の一つでしょうし、前線へのくさびパスが増えペロッチ選手が活きる結果となりました。

プロ3試合目の安斎選手は少し慣れてきたでしょうか。

守備の強度と、まだ周囲から意思確認や支持されるシーンが目立ち適切でスムーズな仕掛けをするにはどう動くか、という部分でもう少しではあるものの、非凡な視野とリズムがガチっとハマる時が楽しみです。

後半投入でサイドの推進力をもたらした俵積田選手。

最近は出場するも強みを出せずにいましたが、この日は適度にスペースもあって、必ず2人のディフェンスにケアされるも相手に厄介なプレーを与えていたと思います。
ただ、オフザボールでは少し見通しが甘いかなという印象で、どこにボールがこぼれてくるか?どのタイミングでパスが出てくるか?という予測と反応する準備があれば、そこチャンスに成りえたのではという箇所が数回あった気がします。

これは余談的チョイスの1枚。競り合った二人のスパイクが同じ。
東京は小泉選手ですが、セレッソは喜田選手?でしょうか。

余談第2弾、あべしゅーのちょこしゅーこと安部選手。

Twitterでも要約を書きましたがあまり甘いものは食べないとの事で、スイーツ好きでは著名のピエールエルメをご存じなかったとの事ですが、試食はとても美味しかったしありがたいとのご感想なので、数量はわかりませんが早期売れきれ必至かもしれません。6/3のマリノス戦にて、100試合出場記念品として販売です。

今節後半のように、高い位置でフォワードが役割を果たすには、安部選手や渡邊選手、もちろんチーム全体としても適切な距離感と走力が必要になります。
現在松木選手は代表。怪我人が出始め、これから気温が上がる。精力的に動く選手のコンディションが重要になってきます。

その中で、今日は中2日のアウェイ神戸戦。相手は首位。
ハイプレスに苦戦する今年の東京、個々も強いヴィッセル相手にどう戦うでしょうか。
強度はなるべく減らしたくありませんが、付き合うより相手を走らせこちらはのらりくらりの前半でもいい気がします。ミスから安い失点さえ気を付けて頂ければ。

酒匂匠
撮影:赤木真二(転載禁止)