今日の放送ではコンサドーレ札幌戦、川崎フロンターレ戦を振り返り、昨日の勝利後の徳元悠平選手とヤクブ・スウォビィク選手のインタビューをお届けしました。
このブログでは写真が届いている川崎戦を振り返ります。
当日は取材担当が私ではなく、会場にも行けなかったのでその空気を直接味わう事は出来ませんでしたが、Twitterの様子でサポーターのワクワクする気持ちが溢れてくるのを感じました。
ニューバランスデーなのもあって、スニーカーの写真を上げている方も多かったように思えます。
観客もホーム入場者数最多を更新ですか?サポーター達が作り出した景色と、両チームの見せ場があった試合内容、スペクタルだったことでしょう。
さて先制点は思いがけず早々に、意外な伏兵、左利き左サイドバック徳元悠平選手の右足ゴラッソ。
この写真では仲川選手のゴールにも見えますが(笑、さすがの押し込む意識)、まさかのカットイン右足一閃。
普段そんなに逆足を使ったプレーではないと思いますが、逆サイド上部へのなんとも技ありゴール。
起用に相手をいなすパスを普段見せている徳元悠平の技術が光りました。FC東京で、そしてJ1で初ゴール。代表コーチが見に来ていたようなので、まさかの選出も…。
そして2点目も徳元選手が絡みアシスト、飛び込んだのは安部柊人選手。
1点目が利いていたのか徳元選手へはシュートを警戒したように見えたDF。その足元をすり抜けた先の安部選手は、右手で相手をブロックしながら走り込みスライディングゴール。最高の追加点でした。
もう一人の勝利の立役者、GKスウォビィク選手。
今節確実に3本はゴールを阻止しています。大ピンチをも防いでくれるセービング力ながら、後ろから組み立てるサッカーとして必要なパス能力はやや物足りず。強みと弱みがハッキリしているスウォビィク選手ですが、やはり基本であるゴールを割らせない能力の高さ故に外すことは難しい存在感です。
終了間際、頭と頭の接触があり心配な森重選手ですが、シーズン序盤から少しずつコンディションが上がってるように見せます。
後半かなり押し込まれましたが、CBコンビでより弾き返していたのは、今日は森重選手でしょうか?
大観客の中で数年ぶりに川崎に勝利し、得点シーンも見事。連敗ストップと、非常に有意義な試合となりました。
ただ、後半、特に退場者が出てこちらが1人多い状況下ながら川崎に押し込まれ、サイドを崩されてピンチもいくつか、一方こちらのカウンターは発動せず…。
のように反省材料も多々あり、完敗した福岡や札幌のようなハイプレス戦術な相手だったわけでもないのでその解決は未着手。
まだしばらくは忍耐となりそうですが、見せた団結力はこの先も継続願いたいと思います。
酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)