もはや何も言う事がない0-8という敗戦、悲壮感漂う7失点目がアイキャッチです。
ミスが失点にこうも複数直結するのか。攻めた裏を返されたカウンターでこうも失点するのか。と、そう無い事がここまで重なってしまいました。
後半の0-4はある程度割り切れます。勝ち目は薄くとも、1人少なくとも、せめて1点はという意思が伝わってきました。リスク背負って攻めてましたので仕方ないでしょう。
ただ、これがリーグ戦デビューとなってしまった大森選手には気の毒でした。さすがに想定していなかったでしょうね。状況は違えど、期待の新人CBとして出場するも前半でノックアウト交代となってしまった吉本一謙くんも、経験を重ね東京のスタメンCBとして聳え立ちましたから、大森選手にも東京の鉄壁となる事を期待してます。
2本のPK、どちらもコースは読んでいたのだが止めきれなかった波多野選手。3失点目のミスも目立ってしまい、オフィシャル配信にて渡辺一平さんに指摘されていました。
この試合を経て、シーズン終了を待たずして長谷川監督が辞任。残り3試合はS級を持っているGKコーチの森下さんが引き継ぐことになりました。なんとなくジュビロのメンバーとしてスタメンだった記憶があるものの、「ヤマハ」としては長いけれど「ジュビロ」としては1年だけなんだなと経歴を見て改めて。戦い方が急に変わる事はないでしょう。残り3試合も同じサッカーになると思いますが、来期も応援するからなと思わせてくれる気迫と内容で終えて欲しい限りです。
酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)