本日の放送は以下のスケジュールでお送り致しました。
お気に入りのコーナーは出来ましたか?
11時14分~/12時25分~ 1コマラジオ
*メッセージ応募してね!
11時15分~ ゲストコーナー
11時44分~ スポーツコーナー by酒匂匠キャスター
12時02分~ まちテナPickUp!
12時15分~ ロコラボインフォ
12時26分~ 西東京マニアックス
*インスタ回答締め切りは毎週金曜日!
12時37分~ まちスタボイス
12時43分~ まちのおと
ゲストコーナー:若尾健太郎さん
ユニココの代表として地域作りに関わる若尾さん。西東京ではみんなの畑の運営やまちにわひばりが丘の運営、群馬県の片品村のプロジェクトなどにも関わっている凄腕です。
田無駅横にできた、情報発信拠点「まちテナ西東京」でもプロジェクトスタッフとして立ち上げから参加、まちと人と情報を繋ぐ企画を色々と考えてくださっています。
まちテナオープン前に取り組んだ、給食野菜即売会なども彼が取り組んだ企画の一つ。そして今回新たに取り組んでいる企画がこちら。#西東京まちめしプロジェクト。これは一般市民と飲食店が共通のハッシュタグ「#西東京まちめし」を付けてテイクアウト商品をSNSに投稿し、情報共有することで互いに盛り上げていこうというもの。さらに、SNSだけではなく、お店をまとめて確認することができるアプリも制作。オープンソースを利用しながら、若尾さん自ら制作を行ったそうです。
アプリの公開から3日目で登録件数は34件。これは運営側が登録した物もあれば、市民の方が情報を寄せてくれたものも多く含まれています。
アプリをダウンロードする際の注意として、SNSからのリンクではダウンロードができません。その場合は、URLをコピーしてWEB閲覧のブラウザソフト(chromeやIE、safariなど)で開くとダウンロード(ホーム画面に追加)のアイコンが表示されるとのことです。※このサイトからのリンクは問題ありません
チラシも現在印刷中。まちテナ西東京や協力いただける飲食店舗を中心に配布していきます。若尾さんは「テイクアウトをやっているお店がどんどん増えているので、どんどんみなさんの手で登録※していって欲しい」「コロナが収束した後にみんながお店に繋がるきっかけになると嬉しい」と思いを語ってくれました。
※情報入力にはgoogleアカウントが必要になります
西東京マニアックス 正解発表
→クイズの参加はインスタグラムにて!
今回の問題はこの写真。我ながら激高の難易度だと思います。絶対誰にも分からないだろうな、難しすぎだよね、って思ってたら・・・
正解者でました。すごすぎる。。
これで分かったのではないでしょうか?
手前にあるのは石(岩)、そして奥には草っ原と、西東京市民にはなじみの深いポプラメタセコイヤの木も写っています。
ここでパーソナリティの中村麻美が正解をだしました。パチパチ。
正解は「西東京いこいの森公園(原子核研究所址碑)」。公園を入ってまっすぐ。パークセンターを過ぎたあたりにこの址碑があります。
正解者はタキシータさん。前回に引き続きに2回目の正解です。悔しい・・
(景品のステッカーは印刷中ですので届きましたらご連絡します)
スタジオ内で盛り上がっていたのは私一人だったんですが、実は私、西東京市民になってこの事実を知ったときに結構感動しまして、色々調べました。
1955年(S30年)に設立されたこの原子核研究所の正式名称は「東京大学原子核研究所」。隣の東大農場に隣接する東京大学が管理する施設だったのです。
世界最先端の性能をもつ加速器であるサイクロトロンと電子シンクロトロンが研究者の手によりこの研究所に建設されたことにより、全国から若い研究者が田無の研究所に寄り集い、原子核・素粒子・宇宙線物理学、物質構造科学の優れた研究成果が生まれました。その中には、サイクロトロンからのビームと数々のスペクトロメータを用いた原子核の構造とメカニズムの研究、電子シンクロトロンからの光子ビームによる核子共鳴の研究、わが国で初めて人工的につくられたパイ中間子の観測、空気シャワー装置やスパークチェンバーなどによる宇宙線の測定、ベータ線分析器によるニュートリノ質量の直接測定の実験、世界で最初の放射光専用リングによる物性実験、加速器開発研究、外国の研究機関との国際共同実験、そして理論物理研究部の原子核・素粒子研究などがあります。
日本の原子核素粒子研究の礎
どうです?すごくないですか?
この田無の地に、最先端の科学者たちが集い、原子核の構造やメカニズムなどを日夜研究していたわけです。ここで育った研究者は現在、日本のみならず世界各地で活躍している、とのこと。
ブログなどを見ると、この原子核研究所について色々書かれていまして、興味深い物をご紹介します。
子供の頃に「少年ジェット」というテレビ番組があり、田無の原子力研究所が悪い人に襲われるというので、バイクにのって白いマフラーを巻いた少年ジェットが悪者を助けに行くというのがありました。凄いものが田無にあるらしいというので、ちょっと自慢ぽかったのと、その前を通るときは息を詰めてそそくさに通るというような気分もありました。当時、田無は、田舎だったのでしょうね。
田無を考える
原子核研究所は放射性部質を密閉部屋に微量溢した事故したんですよ
田無を考える
その時同級生の家に防護服着た人が放射線測定に来たそうですが問題なかったそうです。
本人はカサンドラ・クロスみたいで怖かったと言ってました。
なるほど、色々なエピソードがあるのですね。事故の方は調べたのですがネット上で詳細を見つけられず、真偽の程は分かりません。
この西東京に世界の最先端をいく科学研究所があったという事実は、なんとも誇らしいです。市民祭りなどで賑わういこいの森公園ですが、少し見え方が変わったのではないでしょうか?
それでは次回もよろしくマニアック!
文章:中村晋也
追記:ブログを読んだエフエムの元社長からこちらの記事も教えてもらいました。やはりすげー場所ですね、ここは。