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み〜〜なさ〜〜〜ん!!
新年明けましておめでとうございます!
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今年は、言語化能力を高めたい!!!!!
ひめのんです🍊🍊🍊

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2026年最初の私の担当週は・・・
武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 卒業・修了制作展にお邪魔しました〜〜〜!
放送アーカイブはこちらから・・・!!↓
美術の枠にとらわれない多様さに圧倒される

皆さんは「美大の卒業制作展」と聞いて、何を思い浮かべますか・・・?💭
私が頭の中で想像したものは、油絵、水彩画、日本画、デッサン、版画、彫刻、、、
などといったような、まさに美術の時間に体験した、古典的な表現方法でした。
ですが!!!!!
皆さん!!!!!まずはこの学科数の多さを見てください!!!!!
- 日本画学科
- 油絵学科 油絵専攻
- 油絵学科 版画専攻
- 彫刻学科
- 視覚伝達デザイン学科 (本、webサイト、ポスターデザインなど)
- 工芸工業デザイン学科 (お皿や椅子などのデザインなど)
- 空間演出デザイン学科 (インテリア、ファッション、舞台の場づくりなど)
- 建築学科
- 基礎デザイン学科
- 芸術文化学科 (ワークショップ実施や学芸員さんの資格など)
- デザイン情報学科 (ワークショップ実施や学芸員さんの資格など)
- 映像学科
こんなにも多種多様に学科が展開されていることに対して、非常に驚きました。
そして、それらのほとんど全てが生活にも深くつながっている!とも感じました。
世界はアートに塗れていたんだ・・・!!💡
さらに興味深いのは、学生一人ひとり、学科と一見何も関係のなさそうな作品を作っていることがある、ということです。
例えば、映像学科の人が音響彫刻という音楽と彫刻による表現を試みていたり・・・
逆に視覚伝達デザイン学科の人が映像作品を制作していたり・・・
本当にありとあらゆる芸術の形があるのだと知りました。
こんなにも一人一人が枠にとらわれることなく自由に創作できるのは、武蔵野美術大学だからなのか。
はたまた、美大はどこも共通して表現に歯止めをかけない文化なのか。
いずれにせよ、本当に自由な表現に触れられて、とても面白かったです。
順番に詳しくご紹介していきます!!
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敷地で目を引くピンク色の大きな重機!?!?
正門から入場し、旗を横目にまっすぐ進んでいくと・・・
まず目に入ったのは、こんなカラフルポップな立体物!!💖

これ、ものす〜〜〜ごく大きいんです!!🦒
4,5mくらいかな?
最初は、遊具かと思いましたが、よく見るとキャタピラのついた重機でした🚜
遠くで見てもカラフルで目を引きますが、
近くで見るとよりこだわりが詰まっています!!💓
細かいレースやキラキラのシールがいくつも散りばめられているんです💖
わたしの心の中の女児、大歓喜💖💖💖
製作者のHINATAさんにお話を伺うことができました!

HINATAさんは、もともと自転車のような乗り物をカラーリングしてカスタムすることが好きだったそう。
そこで、日本の農業の後継者不足といった問題に対する切り口として、
自分の大好きなこの色で、カラーリングを施すという試みに取り組むことにしたそうです!!
さらにこれ、すごいのが、しっかりと動かせるという点です・・・!!びっくりですよね!?
ちなみにこちらの展示はパフォーマンスと呼ばれる展示スタイルで、ただそこに展示されているだけではなく、
タイミングが良ければ動く重機と踊るHINATAさんが観られたようです・・・👀💖
🌟見にいけなかったという皆様へ
こちらからHNATAさんのインスタグラムが観られます・・・!!
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ただカワイイだけじゃない、作品の裏側のお話を聞けたことで、より魅力に引き込まれました。
HINATAさん、優秀賞おめでとうございます!!🎉
観る人とより深く、心で繋がるために。映画を上映環境から作る試み
お次にご紹介するのは、番組内では紹介できなかったこちら!

何やら木製の小屋?のような建物ですが・・・
実はこれ、映画小屋なんです!
中で上映されているのは、山邊さんが作った実写の短編映画。
彼女の作品は、家族のことだったり、個人的な問題を扱うことが多く、今回もハッピーな作品ではないそうです。
山邊さん「でもそれが、誰かの居場所になったり、心の拠り所になったりするんです。」
彼女はそう言います。
そして山邊さんは、さらに観る人と心を通わせるために、空間から提供することにしたそうです。
山邊さん「まるでお部屋に遊びに来たみたいな感じにしたかった。」
笑いながらそう教えてくれました。
彼女の試みは、一貫して「孤独を抱える誰かと繋がること」でした。
なんて素敵。大感動。

2枚のカーテンをくぐって中に入ると、5,6人くらいが掛けられるくらいのソファーがあります。
そこに腰掛けるのですが、もうこれが本当にふっかふかで、一度座ると立てなくなります。(笑)
映画館なので真っ暗なのですが、腰を据えて空間に目を向けると、
イルミネーションで暗い天井が装飾されていたり、絨毯のような布が天井に掛けられていたり。。。
本当に秘密基地のようなワクワクと、こぢんまりとした空間だからこその、落ち着きを兼ね備えた空間でした🤍
映画もゆっくり観たかったな〜!!
🌟↓山邊さんのインスタリンクはこちら
https://www.instagram.com/packmikanjuice?igsh=MXhxNzNjNjRsdnFqZA==
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みんな大好き💓そのちゃんの卒制にクローズアップ!
さあ!皆さま!大変お待たせいたしました・・・!!
そのちゃんの卒制、ご紹介していきますよ〜✨
テーマは、ズバリ!
「膨らむパンを訝しむ(いぶかしむ)」


↑そのちゃんが作ったのは、「心臓の音がする楽器」です。
南向きの窓で1日を通してとっても陽の光が綺麗に入るこのお部屋で、そのちゃんは私たちにとある体験を提供してくれました。
以下引用
身体について考えた。
身体は、まるで枷のようだと感じる。なぜならそれは、物理的になぜなら、それは物理的に存在範囲が限定されたものだから。
そして「私」言う歴史から逃れることができないものだから。
適切な時空間で、食事や呼吸をすること。
病気と寿命。
備わっている器官で、感じることができる波の種類。
地球上でできる行動。
宇宙の中の限定された範囲で、2個人の身体は息をして、そして情報を飲み込んでいる。この存在範囲から、私は逃れることができないみたいだ。
そして、「私」という顔と生活を持った身体は、その歴史から逃れることもできない。
身体は社会において「私」の象徴でもある。その身体である限り、そこには連続して「私」がある。
敬愛なる身体に訝しみを持って。
私はこの作品を制作する。
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私たちは、誰しも物質として存在する異常、肉体から逃れることはできません。
どんなに愛する人とも一つになることはできないし、いつかは年老いて必ず寿命を迎えます。
できることとできないことがあって、空は飛べないし瞬間移動もできません。
そんな風に、知覚も、表現も、存在さえも制限されている、
私たちと身体と、楽器と音ととの類似性に着目したそのちゃん🎷
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「楽器を鳴らす」という体験を企画した。
この作品は、「心臓の音がする楽器」である。
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なぜ楽器なのか
楽器には「身体」としての性質があると思った。
人の声。床板の軋む音。風が空間を通り抜ける音。
物の構造や場に由来する「音」もまた、そこから逃れることはできない。
そして、その物体が持ち得るすべての星からも、切り離されることはない。楽器には音が閉じ込められているように感じ、
楽器と音の関係性もまた、身体と私たちの関係性と同じなのではないかと考えた。.
なぜ心臓の音なのか
楽器を制作するにあたって、身体をテーマとしていることが伝わるようなものにしたいと考えた。
拍動する音は、身体特有の音である。また、そこに一つの存在を認める音でもある。楽器に宿り介在する音という存在への意識を作品に取り入れたいと考えたことから、これらの結徴を持つ心臓の音が適していると考えた。

この楽器を鳴らすには、この手のひらサイズの木の板2枚とビニールで空気を閉じ込めたポンプをぎゅっと抑えます。
すると。。。

ポンプの空気はピンク色の管を通って、タンクへと送られます。
ブクブク、という音をイメージされるかもわかりませんが、実際にはもっと空気が重くて深いので、
ボゴっ・・・!
というような音が鳴ります🫀
楽器は鳴らされると、楽器は必ずその楽器の音がなるんですね🎷
そして逆にいうと、楽器として存在する以上はその音しか鳴らせないんですね🎷
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今日そのちゃんのこの作品に触れたことで、今まで当たり前のように聞いていた音ひとつひとつに意味があるような気がするようになりました。
PCのキーボードの音さえも、今は私に「存在することとは一体なんだろうか?」と問いかけてくるようです🦻
こういった環境音楽だとか、現代音楽の領域は自分にとっても非常に興味深く、
さらにここに至るまでのそのちゃんの思考もとても興味深くて、本当に面白かったです。
まさか、音大で学んだ私と、美大で学んだそのちゃんが、音の話で繋がれるなんて。
(しかしこれもまた、私たちは互いに知覚できる器官を通して、すなわち枷をつけた状態でコミュニケーションをはかっている訳で・・・
さらに言えば、言語にも限界がある。本当の意味で通じ合っているかは誰にもわからない・・・!!)
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そのちゃん曰く、見どころは、この部屋である意味=光を活かした展示にした点だそう。
アクリル板を空間に配置することで、陽の光を殺さずにより美しく引き立てる演出に成功したそうです!!
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そして難しかったポイントは水が逆流しないための「弁」だそうです。
ポンプの木板の穴には、ナイロンのような素材の弁がつけられています。
これがないと、お水が逆流してしまうそうです!!
素材から、形から、とってもこだわって作られました✨
🌟↓そのちゃんのインスタはこちらです
https://www.instagram.com/sonota_sona?igsh=MXY1MzNkajFwb3R6OA==
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このほかにも、いろ〜〜〜〜〜〜んな方の、いろ〜〜〜〜〜〜んな作品が展示されていました🌟
毎年開催されるようなので、皆さんぜひ!来年の情報もチェックして行ってみてくださいね〜!!
※すでに終了今年の情報↓
日程:2026年1月18日日曜日
鷹の台駅から徒歩20分 また 寺71番 バスで武蔵野美術大学正門駅バス停下車2分
武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス
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★クリエイティブイノベーション学科
大学院造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース 展示は
市ヶ谷キャンパスにて、1月30日金曜日から2月1日日曜日 10時から夜8時に行われるそうです!
気になる皆さんは是非こちらもチェックしてみてくださいねー🌟
それでは!また次回お会いしましょう〜〜!!
最後まで読んでくださって、ありがとうございました💖
ひめのんでした〜🍊
