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24/10/6(日)日曜お役立ち隊「秋のお出かけに〜ちひろ美術館・東京〜」by.はるちー

10月に入りようやく秋めいてきましたね

食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋など、秋の過ごし方はたくさんありますが
本日の日曜お役立ち隊では芸術の秋を楽しむのにぴったりな場所
ちひろ美術館・東京」に伺いました!

中継リポート「日曜お役立ち隊」ちひろ美術館・東京

☝️中継の様子はこちらからお聴きいただけます

上井草駅から徒歩7分「ちひろ美術館・東京」

西武新宿線上井草駅から歩くこと約7分。
閑静な住宅街の中を歩くと見えてくる深い赤色の建物「ちひろ美術館・東京
世界初の絵本美術館として絵本作家いわさきちひろさんの自宅兼アトリエ跡に作られた美術館です。

いわさきちひろさん没後50年となる今年は3つのテーマで展覧会が行われており
中継に伺った10月6日は展覧会「あ・そ・ぼ」の最終日。
朝からたくさんのお客様がご来館されていました!
▶展覧会:いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ あ・そ・ぼ

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インタラクティブな体験型展示のひとつ「まどのらくがき」雨の日の窓ガラスを指で触ると・・?

展覧会「こどものみなさまへ あ・そ・ぼ」2024年10月6日まで

ちひろ美術館では2024年の1年間「あそび」「自然」「平和」の3つのテーマで様々ないわさきちひろ作品が展示されています。
また展覧会のディレクターとしてアートユニットplaplaxが参加。
子どもも大人も見るだけでなく触れて、聞いて、体験したくなる新しい展覧会となっています。

美術館というと静かな場所、といったイメージがありましたが館内ではこども達の驚く声や楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
ちひろ美術館・東京はこども達が人生で初めて訪れる美術館「ファーストミュージアム」として親しめるよう親子で一緒に楽しめる展示やイベントが開催されていて、赤ちゃんや小さなお子さまが安心して過ごせるお部屋もあります。

展示室には遊びながら作品を見ることができる仕掛けがあり大人の視点・こどもの視点で絵を見たり、椅子に座って、トンネルをくぐって、台に乗ってなど、新鮮かつお子さまが興味を惹かれる「絵を見るための遊具」が設置されています。

「絵を見るための遊具」台の上に上ると作品に関係する音や声が聞こえます

いわさきちひろの自宅兼アトリエが再現された「ちひろのアトリエ」

ちひろ美術館・東京には4つの展示室があり、2階には図書館とこどものへや
入口の近くには絵本カフェやミュージアムショップもあります。

また「ちひろのアトリエ」はいわさきちひろさんが自宅兼アトリエとして過ごした下石神井の家を再現。
まるで今でもそこでちひろさんが創作活動を行っていて、ふと席を外した瞬間を見ているかのよう。
よく観察してみると驚きの発見があったり、当時のちひろさんの生活を想像することができる空間になっています。

展示室4「心の色」様々な色使いで描かれたちひろの絵

ちひろのアトリエのすぐ隣にある展示室4(多目的展示ホール)には心の色をテーマとした絵が飾られています。

いわさきちひろ作品の鮮やかな水彩画がそれぞれ異なった高さで展示されていて、絵の前には穴から覗くと見え方が変化するレンズがあり、雨の日にはどう見える?もし虫だったらどんな風に見えるの?
人間だけではなく様々な視点から作品を見ることができます。

展示室に響いているピアノの音は一体どこから・・?

奥へと進むとなんだか楽し気な声が聞こえてきました。
仕切られた壁の後ろへと足を進めるとそこにあったのは白い床。
こちらは「いわさきちひろ生誕100年『Life展』あそぶ(2018)」でアートユニットplaplaxが制作した《絵の具の足あと》を再展示したもの。

床を歩くと自分が絵具になったかのように足元にじゅわっと色が広がります!
緑、青、紫、茶色、橙、黄色・・・
さらに色によってピアノの音も変わるんです♪♬

ぜひその様子をご覧ください!

撮影にご協力いただいた皆さまありがとうございます!

大人もこどもも一緒に楽しめる「ちひろ美術館・東京」
次回の展覧会は10月12日からスタート!

10月7日(月)~11日(金)までは展示換えのため休館となり、次回は今年度最後となる展覧会「いわさきちひろ ぼつご 50 ねん こどものみなさまへ みんな なかまよ」が開催されます。
展覧会の会期中にはギャラリートークや様々なイベントも開催されますのでぜひご来館ください!
次回展覧会:2024年10月12日(土)~2025年1月31日(金)まで 東京

一年を通して楽しめる親しみのある美術館
いわさきちひろの世界に飛び込もう

いわさきちひろ作品が約9600点も所蔵されており、図書館では懐かしい絵本や国内外の作家の作品を読むこともできます。
4つの展示室では期間限定の展示だけでなく常設で楽しめる作品も。
青々とした緑や季節の草花が植えられている中庭を眺めながら絵本カフェでゆっくりと過ごしたら、お帰り前にはミュージアムショップに立ち寄ってご自身のお土産を探したり大切な方へのプレゼントにお気に入りのグッズを見つけてみてくださいね

一度来ただけでは見つけられない仕掛けがたくさんあり、こどもの頃のワクワクを思い出せる場所。
何度でも訪れたくなる、そんなちひろ美術館・東京を満喫させていただきました!

「ちひろ美術館・東京」
住所:東京都練馬区下石神井4-7-2 
西武新宿線上井草駅から歩いて約7分

ホームページ

開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(祝祭日は開館、翌平日休館)

◎取材協力:ちひろ美術館・東京 宗像様(広報)
ラジオ中継、インタビューにご協力いただきありがとうございました!