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第65回
パフォーマンス翔!笑?!SHOW!!
今回の突撃!!お昼の学校!は、学校にお邪魔してではなく、芝久保スタジオでの収録。
自分達が企画したイベントを、実際に学校外で開催している高校生2人と、その高校生達をサポートしている西原北児童館の館長に来て頂いた。
実はこの高校生達が企画したイベント「パフォーマンス翔!笑?!SHOW!!」
前回は、2023年2月に開催されたのだが、私はコンビで参加させて頂いている。
その時にこの2人とは出会っており、このイベントの凄さを既に体感している私は、2人の話を聞いて
「そりゃこの子達だったら、あんな素敵なイベントになるわな!」
と、ただただ納得する回だった
なんと言えば良いのだろう?
「パフォーマンス翔!笑?!SHOW!!」というイベントは、大人が作ったイベントと、1つ明らかに違う所があった。
それは「仕事」という言葉ではない空間がそこにはあったのだ。
こんな事を言ったら語弊が生じるかもしれないが「文化祭」と「仕事」の間の感じで、やるべき時はしっかりとやり、楽しむ時にはしっかりと楽しむという事が明確にスタッフさん達から出ていた。
私が思うに本来イベントというのは、スタッフさんも楽しんでなくてはいけないと思っていて、この空気感って、学生は醸し出せるのだけど、大人になると色んな事があって、中々出せなくなってしまう。
ただ、演者の私からすると、裏方にいるスタッフが楽しそうだと間違いなくこっちも楽しくなる。
かといって、楽しさを履き違えると「何だこれ?」となってしまうのだが、パフォーマンス翔!笑?!SHOW!!は、そんな事を微塵も感じない、素晴らしいイベントだったと記憶している。
そして見に来てくれたお客さんからもその空気感が流れていた。
とにもかくにも最高なイベントだったのだ。
この子達と10か月ぶりに再開した。
最初の言葉は私から2人に
「解散しちゃったよ!」
だった。
2人は笑ってたよ。
笑うしかないよな。
新年1発目の放送と言うことで、脱線に脱線を重ね、しまいには女子高生達にaikoの「ストロー」の歌詞の凄さをただただおじさんが語るという、100%放送ではカットされるであろう魔の時間帯もあった。
もしこの部分が流れるとするならば、この突撃!!お昼の学校!も、もっと化ける番組になると思う。
ただ視聴者からは「何だこれ?」と思われるだろう。
つまり何が言いたいかと言うと、この2人が醸し出している雰囲気とか空気は、対相手が楽しくなってしまうという事なのだ!
だから、イベントもラジオも私は楽しくできたんだな。
中村ひでゆき