今回は、
大学生さんからの質問「歯は削ってはいけないって親に言われ続けたけれど、どうして? 削らずに、虫歯は治るの?」にお答えしました。
※この番組は、先生ご自身の臨床経験に基づいてのお話を中心にお送りしています。今回もこれまでの35年のご経験からのお話しとなっています。
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頭蓋骨の真ん中にある蝶形骨。(赤い部分です)
この蝶の形にそっくりな骨は、顎を動かすとき、噛む時に動いて、頭蓋骨のほとんどに影響し、脊髄から骨盤へも影響を及ぼしている骨です。
このお話を前提にすると、体のバランスやかみ合わせによっては、歯が衝撃を受けやすくなり、
摩擦熱を受けやすくなり、歯のエナメル質が変性したり、場合によってはもろくなったりします。
このエナメル質への影響に、他の要因が重なりやがて虫歯につながっていく、としたら、、、、正に目から鱗が落ちるお話が続きました。
甘いもの、糖質摂取が少なかったであろう原人でも虫歯があったというお話や、
口の中で食べカスから発生する菌の酸が歯を溶かすという論文があるのかないのかのお話し、また、
では、どうすれば、虫歯の予防は可能になるのか?
虫歯になったとしても、進行を遅くしたり止められるようになるのか、、、、
先生は40年近く前からの自身の虫歯を削ることなく、
今もゆっくりとした進行のまま保っているそうです。
虫歯の治療は、削る、削らないの、
メリット、デメリットを見極めた上で進めて行きたいですね。
虫歯の治療、かみ合わせが気になっている方、
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