「葉月のレーヴ・アンフィニ～無限な夢radio～」第33回♬2023年6月3日放送分

皆さまこんにちは！

あじさいの花が美しい季節になりましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか？

今回は音楽療法士、ヴォイスヒーラー、絵本講師としてご活躍されている栗原展子さんをお迎えしてお送りしました。

展子さんは大学で音楽教育を学ばれ、ベネッセ『こどもチャレンジ』編集部で音声教材の製作、絵本編集に携わる中で音や声の持つ力の不思議さに惹かれ、その後独立して音楽療法、ヴォイスヒーリングを学ばれ、今は障がいを持つお子さんや子育て中の方をサポートする仕事に生きがいを感じておられる方です。

2023年6月の放送はこちらから

《明日もhallelujahコーナー》

私も参加した5月28日開催の『ヨシオ・J・マキソロアルバム発売記念ライブ　with NCM2』にお越しいただいたリスナーの方から、マキさんやNCM2が拠点にしているアメリカ・ロサンゼルスを含め、私がこれまでに行った外国の国や都市で特に思い出に残っていて、是非また行きたい！というところがあれば教えてください、というご質問をいただきました。

私が特に好きな街はパリですが、勉強に行ったドイツのフライブルクの街の噴水や街中に響き渡る美しい教会の鐘の音も素晴らしかったですし、香港のビクトリアピークからのキラキラした夜景も素晴らしかったです。ようやく海外旅行にも行けるようになってきましたので、是非また行ってみたいです！

《葉月のレーヴ・アンフィニコーナー》

ゲストの栗原展子さんにご登場いただき、私からプロフィールをご紹介させていただいた後、私の出会いについて振り返りました。

かれこれ16～17年前、あるワークショップで知り合ってからのお付き合いになりますが、色々な場面で癒されて助けていただいている“恩人”のような方です。

まず展子さんが音楽療法士になられたきっかけについて伺いました。

お祖母さまが心療内科に入院されていた際に、どんな薬も効果がなかったにもかかわらず、女学生時代に習った歌を歌ってあげたら急に意識が覚醒したように眼に力が戻り、脳の神経回路が繋がったかのように色んなことをしゃべり出したのを見て“音楽には何か目に見えない力があるんだろうな”と思ったのがきっかけとなり、ちょうどご自身も仕事において岐路に立っていた時に、音楽によって日常生活において何らかの支障をきたしている人の気持ちを癒したり生活をサポートしたりする「音楽療法士」という仕事があることを知り、勉強して資格を取得されたのだそうです。

まさに展子さんにぴったりの素晴らしいお仕事に運命的に出会われたんですね！

次に、最近になって絵本講師の資格をとられたきっかけについて伺いました。

親が子供に絵本の読み聞かせをする時間というのは“子供が親を独り占めできる宝物のような時間”で、いつも忙しいパパやママが自分を見てくれる時間＝親の愛情を感じられる時間。その時間が多ければ多いほど自己肯定感が感じられるので、それが子供の成長において何よりも色んな事に対処し、乗り越えていく力になる。そういうことを伝えたくて絵本講師になったのだそうです。

どんどん進化される展子さん、素晴らしいです！

展子さんの“現在の仕事に対する思い”について伺いましたら、なんと2022年度の文部科学省の統計によると、いじめの数も不登校の人数も過去最高なのだそうで、この世の中の何かが歪んでいると感じておられるとのこと。本来は子育て中も外部に開かれた人間関係があることが大事なのに、現実には母親が一人で閉ざされた世界の中で子育てを担うケースが多く、皆さん本当に疲れているので、そんな方々に“ほっとする時間を作りたい”という思いで仕事をされているのだそうです。

私も子育て真っ只中なので、これからもよろしくお願いします♪

最後に、展子さんのレーヴ・アンフィニ（無限な夢）を伺いましたら、“子供たちがいきいきと自分らしく過ごせる社会”、“子育てが楽しいと思える社会”づくりに微力ながら関わっていきたい、とのことでした。

本当に素晴らしい活動で、たくさんの方々が救われると思いますので、これからも頑張っていただきたいです！