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あんどうりすの防災四季だより 24年9月1日(再放送9/8)ゲスト:一般社団法人 日本 RV 協会の会長 荒木 賢治さん②

りす:本日も一般社団法人日本RV協会の荒木賢治さんにお話をお聞きしたいと思います。
荒木さん、よろしくお願いします。

荒木さん:よろしくお願いします。


一般社団法人 日本 RV 協会 
https://www.jrva.com/

荒木さんにはリモートでお話を伺いました。


あんどうりすの防災四季だより

近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。

アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。

放送の文字起こしを、記事と同じページに掲載しています。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。

文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。

放送音源

   

文字情報

キャンピングカーを体験してほしい

りす:前回は能登半島地震の時に各自治体から支援に来ている方々の宿泊場所としてキャンピングカーが活躍したというお話を聞きしました。支援者じゃなくても、例えば体の不自由な人や、ペットがいる方など、そういった方がキャンピングカーを使いたいなと、あればいいなと思ってる人はとてもたくさんいると思うんですけれども、実際に購入するとなるとなかなかお値段が張ってしまうし、体験もしたことがないという方も多いと思います。

その場合に何か体験できるようなイベントというのはあるのでしょうか?

荒木さん:我々日本RV協会はですね、年間約20回のキャンピングカーショーを、北は北海道、南は九州・熊本まで開催しております。
その中には必ず防災ブースを設けて、そこに来ていただくと実際のキャンピングカーに乗って触って、いろんな話を聞きながらシミュレーションをすることができます。
是非そのようなキャンピングカーショーにお越しいただければなと思っております。

りす:私もショーに行ってみて、ペットを連れた人や車椅子の方が多いなと感じまして、やはり災害時のことや旅行のハードルを下げているのかなという風に感じました。
また、キャンピングカーのレンタカーもあるとお聞きしましたが、たまたま友人がその料金を調べてみたら、5人家族でもホテル泊まるよりも安く、普段だと1日2万円くらいから、繁忙期でも3万円くらいからとお聞きしましたが、災害時のキャンピングカーのレンタカー事情はどのようになっていますか?

荒木さん:災害時は、レンタカー会社が全国に200社400カ所あるのですが、そこまで数が多くないので。
まず報道関係やNTTさんなど、重要なインフラの方々からどんどん借りられていきますので、災害時に一般の方まで回るという事はなかなか少ないと思います。
ですので、できれば本当は所有していただきたいところです。
レジャーだけではなく、このような災害時のことを考えられればそこまで高いお買い物でもないかなと思います。あともう一つは、リセールバリューが高いことです。キャンピングカーは実は中古車がめちゃくちゃ高いです。
例えば7年前に600万円で買ったものが、こないだ500万で売れたという話もありますし、そういう意味では確かに高い買い物ではあるけれども、損する買い物ではないと考えています。

企業の節税対策としてもキャンピングカーはお勧め

りす:なるほど、値段が下がらないので買っても販売できるから、損にならないという話なんですね。
心が動いちゃう方もいらっしゃると思ういますが、もう一つ、企業さんが持つ時には節税対策としてキャンピングカーが勧められることもあるとお聞きしましたが、これはどういうことなのでしょうか?

荒木さん:現在、弊社もそういう企業さんに勧めてますが、例えば弊社は社員向けの福利厚生としてレンタルキャンピングカーを30台所有しています。
これは一般の方には貸し出していません。
あくまでも社員の福利厚生と、このような災害時のための活用として所有しています。
それが企業のイメージアップにもつながりますし、レンタルキャンピングカーを登録すると、4年で償却することができます。
特に利益を出してる節税したい企業にとって節税対策として償却物件を探すことは多いのですが、レンタカーというのは非常に良い償却なんです。
特にレンタルキャンピングカーは特殊車両なので、4年で償却します。
例えば1000万の車が2年経つと75%に償却するんですね。さらに4年経つと簿価が1円になります。
じゃあそれがいくらで売れるかというと700万円で売れるんです。それくらい恐ろしい商品なんです。
だから損することはまず絶対にないし、その間もレンタカーとしてちゃんとお金を稼いでくれるという、めちゃめちゃすごい商品なんです。
今まではキャンピングカー自体の生産が間に合わなくて、なかなかお勧めできなかったのですが、日本RV協会の会員様も年間で1万台生産を達成できましたので、もっともっと皆さんに普及できるようになると思います。
そういう意味では節税対策としてもレンタルキャンピングカーは非常に優秀です。
それも踏まえて災害対策として企業さんがお持ちになることを非常にお勧めしています。

企業がたくさん持てば災害時に地域の災害弱者になる方々に貸し出すという動きもできるかもしれないですから、もうちょっとお金がある施設で対策したいという企業さん、たくさん持っていただければと思います。
それともう一つ、自治体さんはせめて1台ずつは持つべきだなと思います。
そうすると何か災害が起こたときにすぐに100台200台の単位で被災地にキャンピングカーが集まるので、そういったことを議連を通じて、現在自治体さんにおすすめしているところです。

りす:なるほど、トイレカーは自治体さんが持つようなケースが増えてきているのでそれと並行して、キャンピングカーを出動させれば、寝泊まりするのとセットでということも実現できるかもしれませんね。

聞いてくださってる自治体の方いかがでしょうか?

ということで、リスナーの皆さんもキャンピングカーにご興味をお持ちになった方はショーに行ってみたり、レンタカーで借りてみたりしていただければと思います。

本日は一般社団法人日本RV協会の会長荒木賢治さんにお話を聞きました。

荒木さん、どうもありがとうございました。


荒木さん:ありがとうございました。


一般社団法人 日本 RV 協会 
https://www.jrva.com/
株式会社ナッツ NUTS-RV
https://nutsrv.co.jp/


https://chusugi.jp/schoollife/bosai/
あんどうりすの防災・減災 りす便り
https://andorisu.jimdofree.com/

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