りす)本日は株式会社デコス取締役企画部長
田所 憲一さんにお越しいただいています。
田所さん、よろしくお願いします。
田所さん)はい、デコス田所です。よろしくお願いします。
株式会社デコス
https://www.decos.co.jp/
近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。
アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。
文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。
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能登半島地震の仮設住宅建設の話
りす)
今回は能登半島地震で、デコスさんが仮設住宅、また仮設だけじゃなく、その後も、その住宅を住民の人たちが使っていただけるようになるかもしれない!というお話について、お話していただけますでしょうか。
田所さん)
一般社団法人全国木造建設事業協会というところがあるんですけれども、そこが石川県と提携をして木造の応急仮設住宅を建てるという計画が進んでます。
今来てる話は、だいたい500戸ぐらいは来るだろうという話がありまして…。
その木造住宅に「デコス が採用されるかもしれない」という話で、準備をしてる段階です。
この木造仮設なんですが、熊本県で熊本地震の時に建てたんですが、その仕様のバリアフリー バージョンを石川県に持ってくるという計画になっています。
WEBサイト内写真より
りす)
普段から寒くない。そして暑くない。
今まで住んでる家より快適 という仮設住宅 なんですよね。
田所さん)
はい、熊本とほとんど同じ仕様 なんですけれども、明け方は概ね10度を下回らないレベルの建物になる予定ですね。
りす)
それは暖房なしで10℃を下回らないといったことですよね。
田所さん)
そうですそうです。
りす)
皆さんのお家と比べてみてどうですか?
そのような形の仮設住宅ができていくことによって、熊本でもとても好評だったんですよね。
田所さん)
非常に好評でした。被災された方の家というのが古くて、断熱材が入ってないとか、断熱仕様がすごく低いレベルのもので被災されてしまったんですね。
木造仮設は、もう「21世紀の家」みたいな感じのところに入られて、感動されるっていうケースが多々ありました。
りす)
そう思うと避難場所になってる体育館とか学校が寒い寒いっていう風によく言われますが、そこもあらかじめ 断熱になっている方が、いざという時に過ごしやすいってことですよね。
田所さん)
そうですね、もう体育館は無暖房が基本になってしまってると思うんですけれども、そこを 断熱強化する。
あとその前に、耐震を強化するっていう。
「耐震と断熱セットで強化する」ことで、まあ 安全安心して、冬は暖かい、夏も涼しいよいうような避難所ができるかなと思います。
りす)
学校だと夏が暑すぎると言うことがありますよね。
長野県などでは高校生が 断熱材貼ってみたりとか、そういう ワークショップまでしてるっていう風にお聞きしています。
あと個人のお宅も結局そういう仮設住宅に行くっていうことにならないように、普段からお家を耐震化したりして、普段からお家を 寒くないように。
そして夏が暑すぎるので冷房が効くように断熱リフォームとセットっていうことが大事かと思うんですけれども、どう思われますか?
耐震と断熱はセット
田所さん)
「耐震と断熱はセット」だと思ってまして…。
まず安心なので耐震性能は、等級レベルで言うと「3」というのが一番上なのですが、 もう等級3は確実に欲しいです。
それで、断熱性能については 等級 6、7まで今出来ましたが、より高い方が 電気代などのランニングコスト、冷暖房にかかる エネルギーが少なくて済みます。
なので、最初に箱にお金をかけて、ランニングコストを抑えるというのが賢い選択かなと考えます。
りす)
賃貸住宅などでも今は、例えば デコスさんの断熱材を使ってるお宅、私お聞きしたことあるんですけれど…。
夏涼しく、冬は寒くなく、賃貸住宅だけど快適というのも増えてきていると思います。
東京都とかも助成金を出してリフォームできるようになってきてますよね。
それも大人気ってお聞きしてるんですが、どうなんでしょう。
田所さん)
窓などの開口部がメインになるんですけれども、やはり「熱の逃げる場所は夏も冬も窓から」なんですね。
そこをまず 強化していく。
次に断熱材を強化してくっていうのが順番で決まってますので、 弱いところから補強していくと効果的な断熱改修になると思います。
りす)
じゃあ そういった 断熱改修をしつつ、お家を耐震化っていうのはハードルが高めではありますが、セットにしてしまうと改修はいきなりできないけれど。
まず家の結露が防止できるとか、それから ヒートショックとかが少なくなるとか、肌の調子とかが、なんかカサカサしないとか、断熱のメリットがすごくありますよね。
そこからやっていただければと思っています。
最後に田所さん、何か アピールしたいことがあればおっしゃってください。
田所さん)
はい、ぜひですね、ご自身の自宅を見直すいいきっかけになると思いますので、ぜひ断熱化・耐震化を検討いただければいいかなと思います。
りす)
本日は株式会社でデコス取締役・企画部長 田所 憲一さんにお話をお聞きしました。
皆さんも 耐震断熱改修検討してみてください、本日はありがとうございました
田所さん)
ありがとうございました。
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※関連記事
●社会貢献する断熱材
https://www.decos.co.jp/decosdry/socialcontributions
●熊本木造応急仮設住宅について
https://www.decos.co.jp/news/kumamoto_mokuzououkyu_kasetujyutaku_decos.html
あんどうりすの防災・減災 りす便り
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