りす:本日は一般社団法人 AR 防災 代表理事 で防災士でもある 板宮晶大さんにお越しいただいています。板宮さん、よろしくお願いします。
板宮さん:
どうもこんにちは。
今ご紹介いただきました、AR防災代表しております板宮晶大と申します。
どうぞよろしくお願いします。
一般社団法人 AR防災
https://arbosai.org/
近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのは、アウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。
アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。
文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。
放送音源
文字情報
AR 防災 とは?
りす:
板宮さん、このAR 防災っていうものは、ぶっちゃけどういうものなのかというのをお聞きしたいんですけど。
板宮さん:
なかなかイメージするのは難しいと思うんですけれども。
今のAR、VRっていう技術が世の中にたくさんありまして、いわゆるバーチャルリアリティとか呼ばれてるものなんですね。
そういったですね、防災をバーチャル技術を使って体験をする。
その場に行って、火災とか浸水とかがあたかも自分がその場にいて、煙ですとか、浸水ですとかの体験をできるっていう技術を使って、災害を皆さんにもっと身近に感じていただけるような、そんな仕組みになってますね。
りす:
イベントを企画されたり、それからAR って言ったりすると仮想現実とか言われますが、ゴーグルをかけたら、浸水したりとか、iPadで見ていたらその画面が自分も周りも浸水してるような状況になる。というような、そう言った機材を使ってイベントをしたり、機材を貸し出し、販売をされているということですか?
板宮さん:
その通りです。こういった機器を使ったイベントを。
まさに学校ですとか、ショッピングモールですとか、企業の防災訓練などで使っていただく。
その時にスタッフで私たちがお伺いをさせていただきまして、イベントの運営をさせていただくということと、我々がいけないような遠方の地域などもございますので、そういった時には機器をレンタルさせていただいて、ちゃんと使えるようなマニュアルですとか、トークの台本なんかもありますので、そういったものも一式貸し出しさせていただきまして、機器を使っていただいたり、あとはずっと手元に置いておいて使いたいということであれば、アプリなんですけれども、このバーチャル災害体験のアプリを入れた機器をご購入いただいたりといったことでですね、展開をさせていただいてます。
りす:
はい、ありがとうございます。
実はね、私も実際に小学校とか、保育士さんとか、看護師さんとか、育て家庭向けの普通の研修。
例えば清瀬とか、国分寺とか西東京の近くでも、子育て支援施設なんかで公演させていただいてるんですけれども。結構子どもたち喜びますね。
板宮さん:
ですよね!正直、今までの防災訓練って言われるとマンネリになりがちなところもあったんですけれども、こういった新しい技術を取り入れて皆さんに体験していただくことによって、やっぱり子供の目の色が変わりますよね。
「あれ本当に沈んじゃってるよ」
「煙ってこうやってしゃがまなきゃ!」
というような、ゲーム感覚に近いところもあるんですけど、ちゃんと体験することによって、思ったより煙とか水って怖いね。
と言う風な、「備えなきゃ」って思いになってくれるような。
そんな感想もらえますね。
りす:
浸水とかだったらね、私も川に連れて行きたいとか思っちゃうんですけれども、実際に連れて行くのは大変だったりしますが、このAR使うことによって、皆さん入った気分になっているということがあって、あと加えて例えば浸水だったら「水圧もあるんだよ」みたいな話をしてなかなか面白いことをされてるなと思ったんですが…。
実は板宮さん、私よりもずっと喋るのが上手とリスナーの皆さん、思ってるかもしれませんが。
エフエム西東京のパーソナリティでもあった。
そこからこのような仕事に変わったということは、なぜかというのを聞かせいただけますでしょうか。
板宮さん:
以前ですね、このエフエム西東京でYouGotチャンネルαという番組で、今いるこのAスタジオの中で、パーソナリティさせていただいたりレポーターさせていただいたり、Akkyです!って言いながらDJ Akkyとして活動してまして。
その中で人前に出ることが好きだったので、うちの兄がこのアプリを作ったんですけど、イベントのスタッフとして最初呼ばれたんですね。
でそれで、子供たちとかに「わ~!」ってこのテンションで教えていく中で、じゃあこれをもっと広めるためには、うちの兄が大学の教授をやってるので、なかなか 一人では動きづらいということで、一念発起して、「じゃあ自分が法人を作ってもっと広める側に回ろう」ということで、最初はイベントスタッフから運営する側に回ったっていう風なのが経緯ですね。
りす:
なるほど、お兄様も大学で手術とかのARとかVRの。
手術しやすくするような動画っていうんですか、ARというんですか。
そういうのを作っ板宮さん:その技術を防災の方に応用してということですね。
りす:
あの看護師さんとかに話したら、「お兄様の方知ってます」っていう人が結構いらっしゃって。
そのアプリっていうだけでね、納得していただいたり。
じゃあ、そのイベントに参加されて、このようなことをされていったっていうことですね。
板宮さん:
そうですね。最初はプレイヤー側だったんですけども、プレイヤー兼マネジメントの方も 携わるようになったという経緯ですね。
りす:
おもしろいですね、エフエム西東京やりますね。このような人物を輩出したということで。
と言うことで
本日は一般社団法人AR防災の代表理事 板宮晶大さんにお越しいただきました。
板宮さん、ありがとうございました。
板宮さん:
ありがとうございました。
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