りす)本日は本番組のスポンサーでもある「さかもと助産所」代表の坂本深雪さんにお話をお聞きしたいと思います。坂本さんよろしくお願いします。
坂本さん)よろしくお願いします。
りす) 今コロナ禍で子育て世代の方、災害と同じような状況ということで、どうやってこの中、子育てしたらいいんだろうって迷ってらっしゃる方多いと思います。 東京都の方が助産師さんに委託して色々やってらっしゃるっていう風にお聞きしたんですけれども、どういったことなんでしょうか?
近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。
アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。
文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。
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東京都の助産師会委託の支援について
りす)
東京都が助産師さんに委託して色々やってらっしゃる事業についてお話いただけますか?
坂本さん)はい。東京都保健福祉局という東京都の組織が、東京都助産師会に委託して「コロナに感染したお母さん」、または「コロナ禍で育児や出産についてご心配なお母さん達、ふたつのお母さん達に対してのサービスを助産師会が委託を受けて行なっています。
一つは感染をした自宅で療養される妊婦さん、実は感染が分かってから検診にも行けないわけですね。
そこで見守り支援といって、かかりつけの産婦人科医療機関から連絡をいただくと助産師会の方で担当の助産師が受けまして、お母さん達に毎日電話もしくはオンラインで健康状態をおたずねするという事業があります。
その中でもしご心配なことがあったりとか、具体的に来て欲しいということがあれば感染防御をして助産師がお家にお伺いするということもできます。
これに関しては費用は「無料」になっています。
もう一つは助産師による相談というのでこれは都内全域の妊婦さん産婦さんオンラインによる相談、訪問や電話による相談という事業があります。
これに関しては東京都の方のホームページからお申込みいただくと担当地区の助産師に連絡が通じるようになっています。
もう一つはこれは去年までの事業だったんですが、コロナで陽性妊婦になって退院してきたお母さんの方に助産師が訪問するという事業がありました。
妊娠して出産をする時に陽性が分かって、赤ちゃんとお母さんと別々に隔離して入院されている場合、お家に帰ってくると何もまだ赤ちゃんとの生活を教えて頂いていないまま退院するということがあります。
そこで初産の人、初めて赤ちゃんのお風呂を入れる、それから授乳をするというところで保健指導を受けられなかったわけで、これに関してはお家に帰ってからゆっくりとご自宅で助産師が訪問して指導するという寄り添い型の支援の方法があります。
今行われているのはこの「三つの支援」ですね。
心配ごとのある妊婦さんはご相談ください!
りす)ありがとうございます。東京都は本当に色々子育て中の方に寄り添ってくださる支援があるって言う事なんですね。
なんだかコロナが流行っていると、心配だけどどうしたらいいかわからないっていうような方多いと思うんですが、東京都のホームページを調べたりすればすぐわかる感じなんでしょうか?
坂本さん)はい。そうなんですが、なかなか深いところにあって、ホームページの方では見つけにくい場合もありますので…
「助産師による相談 コロナ 東京都」
で検索していただけると情報にたどり着きやすいかと思います。
りす)「助産師による相談 東京都 コロナ」この三つですね。FM西東京の方でもリンクを貼っておこうと思いますので、是非情報にたどり着いていただければと思います。
・妊産婦向け助産師相談
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kodomo/sodan/ninsanpu-online.html
・助産師によるオンライン相談の期間延長について
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/03/26/26.html
相談された方のお声
りす)実際に相談された方のお声とかはどんな感じなんでしょうか?
坂本さん)入院が決まって陣痛が始まってコロナ陽性ということが病院の窓口で分かって、それからコロナ対応の大きな病院に転移搬送されたという方がいたんですが…。
その初産婦の方はもう出産を終えた後ほぼ感染症病棟にいらっしゃり、赤ちゃんと別々でまだ助産師ともなかなか話すチャンスがなかったということで、退院時の車の車中で私と連絡がつきまして、退院してすぐに私がお伺いするということになりました。
やっぱり何も分からない、オムツ交換もしたことないしお風呂に入れたこともないし、他の赤ちゃんもまだ見たこともないですという方にとっては、とても頼りになるのかなというような制度だと思います。
お母さんたちも少しずつ自立して行かれますのであんまり心配をしてないんですけれども、「相談ができるという場につながる」ということがとても大事かなと思っています。
りす)そうですね。赤ちゃん生まれたけれども赤ちゃんと一緒の部屋でなかったとか、実際に赤ちゃんを触ってみるとこんなにちっちゃくて大丈夫なのって思ったりしますもんね。
助産師さんが寄り添ってくださるのは本当に心強い制度だと思っています。他には坂本さんから子育て世代の方向けにメッセージありますでしょうか?
坂本さん)
とても困難な時代で子育てをしているな、妊娠出産をしているな、ということでお母さんたちを応援しています。
ただコロナも今どんどん新しい情報が出てきて新しい形になってきています。
もう1年前のコロナの情報よりはうんと心強い医療情報も沢山出てきています。
焦ることなく基本的な、ウイルスはどこからどこへ行くのか、それらを考えながら豊かな生活ができるといいなと思いますので、ぜひご心配があれば電話相談を東京都の方で行なっておりますので遠慮なくかけていただければと思います。
りす)はい。本日は詳しいお話ありがとうございました。いつも子育て世代に寄り添ってくださっているさかもと助産所代表の坂本美由紀さんにお話を伺いました。
本日はどうもありがとうございました。
あんどうりすの防災・減災 りす便り
https://andorisu.jimdofree.com/
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