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あんどうりすの防災四季だより 20年11月22日「新型コロナ禍の寒さ対策」

あんどうりすの防災四季だより

近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。

アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。

 

 

第86回となった今回のテーマは

新型コロナ禍の寒さ対策

冬の足音が聞こえてくるこの時期。
今年の冬はこれまでと違い、新型コロナウイルス対策として窓を開けて換気することが推奨されています。

冬の寒い時期、窓を開けて過ごすのは厳しいですね…。
今回は、寒い冬を乗り切る「寒さ対策」のお話です。

寒さ対策をしながら、災害への備えにもなる??

詳しくはラジオライブラリーをお聞きください。


 

放送の文字起こしを、記事と同じページに掲載しています。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。

   

 

放送音源

   

 

 

文字情報

 

 

防寒は素材選びがポイント!

毎年恒例、この時期になったら必ず話す寒さ対策の話題です。

特に最近は新型コロナウイルス感染防止対策で「換気が重要」と言われていますよね。
そのため、窓ガラスを開けているという方が多いと思います。
そうすると外から風が入ってくるんですよね。

アウトドアの基本、よく言われていますが
風は風速1メートルで体感温度が1度下がります。
だから風が吹いてしまうと、それだけでずいぶん寒く感じてしまうんです。
 
 

 
 

その時、風を防ぐ格好というものができればいいんですけど。
まずわりと忘れがちなのは、脚とか足元ですね。
脚全体が風を防ぐ格好だったらいいんですが、ちょっとファッション、おしゃれってことも考えると、あまりアウトドアのパンツみたいなのが穿けない…というのが苦しいところなんですよね。

 

そんな時は、せめて足首だけでもレッグウォーマーのような、風を防ぐものを身につけると、だいぶ風対策になります。
いくらふわふわとした衣類を足元に付けたり、フリース素材のブランケットをかけるなどしても、風が吹くと寒くなります。

 
 

 

ブランケットの生地も、表側は風を防ぐ素材、内側はふわっとして保温できるものがいいですね。
空気を貯められて、かつ温かくなります。


このように素材選びというのも、新型コロナウイルス対策をしながらの寒さ対策のポイントのひとつです。
また同じように、上から服を羽織る時も、あまりにも風が強いという状態であれば、室内であっても風を防ぐような素材のものを着ておいていただくと良いかもしれません。

スカーフやマフラーは仕事をしながらだと邪魔になるかもしれないんですが、薄くてもいいので風を防ぐ格好を一枚上に羽織ると、だいぶ違うと体感できるかと思います。


 

カイロや湯たんぽの種類も様々

またどうしても寒い!っという方は、カイロがオススメです。
最近はUSBで充電できる充電式カイロもあります。
そんなものを持っておくといいですね。
また、スマホの充電が切れた時には充電器にもなる電子カイロというものも販売されています。

寒さ対策兼、災害時のスマホ充電にもなる…でも、あまりポカポカ暖かくするためにカイロを使っちゃったら、いざ充電するって時に電気が残っていなさそうな気もするんですけど(笑)
そういうものも販売されているようです。

充電式カイロのおすすめ10選!貼るタイプも【2020年版】



もちろん、カイロは災害時も役立ちますので持っておいていただけたらと思っています。
それから寝る時に使う「湯たんぽ」ありますよね。


湯たんぽのお湯を足元に置いておけるということは、いざ災害が起こった時用に水を確保しているということにもなります。意外と一石二鳥なんですねえ。
 
ふにゃふにゃっとしたあの定番の湯たんぽのように柔らかいものもありますし、様々なタイプのものが出ていますので、チェックしてみていただけたらと思います。


  
 

寒さ、地震、台風と一石三鳥な対策は

それから換気をしているわけでもないのに、とても寒い!足もとも寒すぎる!湯たんぽがあっても寒い!という場合には、もしかしたら窓を伝わって、冷たい空気が室中に入ってきているかもしれません。

窓はガラスで作られています。なおかつフレームがアルミだったりすると、アルミの熱伝導率が良いので、外の冷気が入ってきてしまいます。
そうすると、家の中を暖房しても、暖房しても、外から冷たい空気が入ってきますので、窓の対策は重要です。


大掃除をし、窓をきれいにし、それから断熱仕様の飛散防止を貼っておいていただくと、地震で窓ガラスが割れるのを防ぐ対策にもなります。
また、台風対策にもなります。
防寒、地震、台風対策に…と一石三鳥ということになるので、ぜひチャレンジしていただけたらと思います。

    

  

効率的な寒さ対策を

飛散防止効果はないんですけれども、寒い時にプチプチを貼るのもいいよという話したことがあります。


プチプチのようなものは中に空気が入っていますね。
空気は自然界最強の断熱材になるので、プチプチを貼っておくといいですよ。
本当は車中泊をする時に、ガラスに銀マットを貼ったりもするのですが、あれを家の窓に貼ると、外は見えなくなっちゃう(笑)

プチプチのようなシートって売っていますよね。
せめて家のものは、こういったもので寒さ対策を是非しておいていただけたらと思います。
今年の冬は新型コロナ対策で窓を開けて換気をします。いつも以上に寒さ対策が重要かもしれませんね。効率の良い寒さ対策をぜひお願いします。



 

  

あなたからのメッセージをお待ちしています!

今回は、「 新型コロナ禍の寒さ対策 」についてお伝えいたしました。

 

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