第27回ゲスト「中華料理のプロ」有限会社剣閣　取締役塩野大輔さん（2025年12月7・14日放送）

【ゲストプロフィール】
有限会社剣閣取締役塩野大輔（しおのだいすけ）
[経歴]
1997年に四川飯店に入社し柏店に配属。
その後赤坂→立川（陳建一麻婆豆腐）→北千住店の立ち上げに関わりました。
その後四川飯店出身の安川哲二氏が経営する原宿・龍の子へ。
龍の子で6年程鍋を振り2011年に剣閣へ。
四川料理の王道中の王道を歩まれてきています。

[店舗情報]
四川料理剣閣～KEN KAKU～
〒175-0082 東京都板橋区高島平７丁目３２−５
都営地下鉄三田線【新高島平駅】徒歩３分
※駐車場有　駐車券発行有り　※木曜定休

【HP】
https://kenkaku.gorp.jp/

【公式アカウント】

Instagram： https://www.instagram.com/kenkaku_1977/ 　

毎月アメミーがリスペクトしてやまない「プロフェッショナル」な方々をお招きし、その方々の仕事観や人生観に深く迫りつつ、どんな「出逢い」と「言葉」から、プロフェッショナルな道へと導かれていったのか？その極意から明日への活力となるメッセージ『こころのサプリ』をいただきます。

[現在、情熱を注いでいる活動は？]
多種多様な旬の魚介を、中華料理の技法で昇華させる「鮮魚×中華」の革新的メニュー開発です。
これは、島根県浜田市の漁港にある鮮魚店との継続的な取り組みであり、届く魚は多種多様、時には見たこともない魚に「どう調理するか？」と悩みながら、仕入れ元や仲間と連携し、時にはネットで情報を補い、試行錯誤を繰り返す日々です。この挑戦と創造のプロセスを乗り越え、お客様から「美味しい」という一言をいただくことこそが、何にも勝る喜びであり、活動の最大の“サプリメント”となっています。

[そんな取り組みをされている和泉さんの原動力とは？]
一つは、フレンチ、イタリアン、和食などジャンルを超えた「仲間」との繋がりです。
情報がオープンになった現代において、他ジャンルのシェフたちの活躍を目の当たりにすることは、自らを奮い立たせる健全な「負けたくない」という競争心と、新たなインスピレーションを生む原動力となっています。そして、もう一つの核となる原動力は、父から受け継いだ人生の哲学です。この教えが、お客様の笑顔を引き出すという究極の目標と共に、料理人としての活動を支える確固たる背骨となっています。

[活動を通して世の中をどのように変化させて行きたいですか？]
食材資源の現状を正しく伝え、食の持続可能性を担保する環境づくりに貢献したいと考えています。
地球を取り巻く情勢の変化により、今まで当たり前に獲れていた魚が獲れなくなるなど、食材は重要な「資源」であることを痛感しています。私たち料理人が、その背景にある正確な情報をきちんと学び、お客様に伝えていくことが重要だと考えています。究極的には、生産者の方々が豊かに潤う環境を整備すること、そして、次世代の料理人や担い手を育成することを通じて、「食べるものがなくなる」という未来を回避したいという強い使命感を抱いています。

そして、塩野さんをプロフェッショナルな道へと導いた言葉とは？

ぜひ、塩野さんの「こころのサプリ」もお聴き逃しなく！