2025年も11月に入りましたね。
日の入りの時間がここ東京ではもう夕方4時台になって、あっという間に夜になる・・
そんな感じがとても寂しいというか。
さて、(有)澤山Q便。
今週は、11月の前半です。
毎月、月の前半はサワヤマが大好きなアルバムをかけられるだけかけちゃうよ!
というシリーズをお届けしております。
今回は46年前、1979年2月28日にリリースされた、リッキー・リー・ジョーンズのデビューアルバム
『Rickie Lee Jones(浪漫)』を取り上げます。
発売日は春なんですけどね。サワヤマの中では今の季節にピッタリだなぁというのがありまして。

サワヤマがこのアルバムを聴いたのは大学4年の時だったか、はたまた卒業して社会人になってたか、そんな時期なんです。
このアルバムも初めて聴いた時に沁みましたねぇ。
とても自分に合ってるんだな、という感覚。
基本、男性ボーカルの方が好きなんですけど、この人のボーカルはホントに凄い。
その表情の豊かさ。
時に可愛らしく。ときに気怠く。
そして透明感溢れるときもあれば、迫力に満ちた時もある。
リッキー・リー・ジョーンズは1954年11月8日生まれなので、もうすぐ71歳。
シカゴ生まれではあるけど、家庭の事情で全米各地を転々としていたそうで。
14歳の時に何度か家出をしてた、というエピソードもあり。
19歳のころにロサンゼルスで暮らし始め、ウエイトレスとして働き始めたあと、クラブで歌うようになった。
転機があったのは1977年で、この年にトム・ウェイツと知り合って同棲を始めたと。
トム・ウェイツは当時すでに相当知られたミュージシャンでしょうから、これが転機だったんでしょうね。
このアルバムはグラミー賞の最優秀新人賞を受賞しています。
このアルバムに続く、1981年リリースの2枚目「パイレーツ」も全米5位のヒットとなってるんですね。

レコーディングのメンバーが凄くて、エレクトリック・ベースはダニーハサウエイのライブアルバムでバリバリにベースを弾いているウィリー・ウィークスが全曲弾いているみたいだし、ドラムスはスティーヴ・ガッドにジェフ・ポーカロが入ってるし・・。
ピアノにドクター・ジョンとかね。サックスでアーニー・ワッツとか。コーラスはマイケル・マクドナルド・・。
などなど、詳しくは番組に譲るとして・・・。
オンエアは11/4,11(火)の23:00と11/7,14(金)の22:00から。
お届けする曲は・・・※全てアルバム『Rickie Lee Jones(浪漫)』より。
・Chuck E’s Love
・On Saturday Afternoon in 1963 ~ Night Train
・Young Blood
・Easy Money
・The Last Chance Texaco
・Danny’s All-Star Joint
・Weasel and the White Boys Cool
・Company
・After Hours(Twelve Bars Past Goodnight)
お楽しみに!!
