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【FC東京スピリットサタデー】Jリーグ東京ヴェルディ戦の写真多数掲載 9/20 放送後記 #fctokyo #842fm

今日の放送ではダービー戦、東京ヴェルディとの試合を振り返りました。
インタビューは記者会見の松橋力蔵監督でした。

「負けられない」ではなく「必ず勝つ」であるべきダービー戦。

その上で残留に大きく前進する下位直接対決でもあり、非常に大きな一勝となったと思います。
今回は取材当番ではなく配信観戦。記者席でこぶしを挙げたかったです。

アイキャッチは殊勲者の長倉幹樹選手。

テクニック、運動量、ポジショニングに判断力や決定力。この選手がいなかったら東京はさらに厳しい残留争いになったことでしょう。
この試合の得点でも、あのタイミングであの決定力を出せる選手は他にいるかどうか…。

最高のヒーローとなってくれました。

マルセロヒアン選手はあまり空中戦で存在感があるタイプではありませんが、このシーンではお手本のような背後への反らしでアシストとなりました。おぉ金髪になってる。

問題の一面。

警告の対象なのかという点で当初は私も不満を感じましたが、様々意見を拝見し、すべきではないプレーだと納得できました。長倉選手もきっと我が身を振り返っているはずです。
とはいえ、相当な悪意や悪質性を含んだ強度では無いと思うので、今後ブーイングは仕方ないにしても過度な中傷や侮辱等はスタジアム、SNSでご勘弁頂きたいとヴェルディサポの方々にはお願い申し上げます。
度が過ぎればペナルティが課され、自クラブに迷惑、時にけん責や制裁金となってしまいかねないので何卒。

この日は個人が相当ファイトしていました。

ショルツと共に無失点に貢献した森重真人選手。

イエローカードは必要なかったと思いますが、相手に起点を作らせないタイトさを行い続けたと思います。

そのアレクサンダーショルツ選手。縦に付けるパス、なるべく不要なファールにならないようなチャージやタックルは見事。相手も今後さらに対策してくるので、展開の起点となり続けるようにバックスでパターンを増やしていく必要があるでしょう。

同じく堅守に貢献し、得点のダブルアシストとなるフィードを見せたキムスンギュ選手。

怪我から戻ってきた高宇洋選手。やはり展開に幅が出ます。

デュエルでは小泉選手がやや優れ、上手く使い分けて中盤の安定感を増したい。

追加点にはならなかった佐藤恵允選手。結構コースが空いていただけにしっかり決めたい所。

ただ、先発にしろ途中にしろ、走力に優れる選手がいるのはタイトな試合ほど頼りになります。安斎選手しかり。

長い離脱から戻ったのですが、また負傷となってしまった小柏剛選手には試練が続きますね。
長引かなければいいのですが。

代表戦帰りでありその時ちょっと負傷してたようにも関わらず走り切った長友佑都選手はモンスターですね。
なんでこのベテランにしてパフォーマンス上がっているのか(笑)

9月末~10月1週までの連戦、前半戦で完敗した多摩川クラシコ、紺ちゃんがいる福岡、下位直接対決の2戦と勝ち越しが必要です。

このダービーでは個人がそれぞれ奮闘しましたが、チームとしては正直完成度は高くない。
走り勝つ、競り勝つ、距離感を意識して思い切りよく勝負する。少しでも総合力高めて戦って欲しいですね。

著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)