『あつまれ!子ども食堂!』第32回の放送をお届けいたしました。
この番組では、子ども食堂ナビゲーターで、市民活動家の小松まゆみが、
西東京市内に約28か所ある子ども食堂の「今!」を次々とお伝えしていきます。
今回はスペシャル対談の回です。
西東京の子ども食堂の先駆者、子ども食堂歴10年!「わいわいクッキング」岸田 久惠さん
そして、この4月に新しくオープンした「まいにち薬局 こどもまんぷく店」財津麻衣子さん
前回に引き続きスタジオにお越しいただき、お話を伺いました。

前回に引き続き、子ども食堂への想いはヒートアップ!次々と質問が飛び交い、話が止まりません!
第32回の放送はこちら
放送には載せられなかった会話も、とても大切なことばかり。
ブログ下にノーカット版を掲載しますので、これから子ども食堂を始めたい方、今関わっていて疑問に思うこと・・・などなど、勉強になる会話ばかりですので、ぜひこちらもお聴き逃しなく!

終始笑顔でお話しいただいた、岸田さん(向かって左)と財津さん(向かって右)と小松さん(中央)。
質問も尽きることなく、あっという間に時間が過ぎていきました。
ノーカット版
ナビゲーター 小松まゆみからのコメント!
先月に引き続きまして、スペシャル対談をお送りいたします。
ゲストは、西東京市の子ども食堂界隈では知らない人はいないであろう、「西東京わいわいネット」代表の岸田久恵さんと、今年4月に子ども食堂をスタートしたばかりの「まいにち薬局こどもまんぷく店」の財津麻衣子さんです。
まず初めに、岸田さんから、子ども食堂をスタートするにあたってどう宣伝したの?との質問に、財津さんから「最初は子ども食堂を知らなくてもお薬の処方箋を持ってきたら、あら、子ども食堂もやっていたのね」と気づいてもらったり、その方がお友達に紹介してもらったりすると一番来やすいし居心地がいいかなと思っています。とのこと。
やはり薬局が子ども食堂をやるというのは、一番の驚きだが、食と健康は結びついているので、薬局と子ども食堂は親和性があるねと、話が盛り上がりました。
また、まいにち薬局の代表の目標は「まずは西東京市の薬局で、子ども食堂ができる」そして、「全国の薬局で子ども食堂を実施できたら、全国に子どもの居場所ができる」と財津さんが教えてくださり、岸田さんも小松も思わず「その夢を応援する!」と、盛り上がりました。
子ども食堂を10年続けている秘訣として、岸田さんからは「子ども食堂が最近は認知されていきているので、助成金情報はアンテナを貼っておくと結構あるのよ」とのアドバイスや、西東京市は子ども食堂ネットワークが早くから立ち上がっているので、協力し合ったり情報交換したりと、支え合っていることなどをお話いただきました。
小学校区に1つ以上の「子ども食堂という居場所がある」ことを目指していますが、今や西東京市内には多くの子ども食堂があり、子どもたちにとって居場所がたくさんある地域になっています。こんなに子ども食堂の数が多いその背景には西東京市民が優しいし、困った時には助けてくれる人が多いこともきっと、その要素よねと、ゲストのお二人が笑顔で話してくださいました。
最後に、財津さんから「地域の食と人のぬくもりを求めている人に、明るく生きるためのきっかけを作りたいと思って子ども食堂を始めます。そのためにも私たちスタッフがいつも皆さんに笑顔で温かい気持ちで接していたいと思っていますので、よろしくお願いします。」と。
岸田さんからはこども食堂を始めたいという方に向けて「子ども食堂はこうしなければならないなどの型はない、無理せず、楽しく続けたいなと思える形でやるといい。無理な時は辞めてもいいよ。くらいの気持ちでいいのよ。」と、優しいアドバイスをいただきました。
お二人から語られる言葉で、スタジオ全体が温かいぬくもりに包まれたスペシャル対談となりました。