湯田聡の西東京市バスマニアックス
毎週土曜日午前11時から12時45分までお届けしている、ウィークエンドボイスの12時台コーナー。毎月第3週は『湯田聡の西東京市バスマニアックス』をお届け!
長年バスの仕事に関わってきた湯田聡が、西東京市の路線バスにまつわる興味深い話題をご紹介。皆さんがもっともっと路線バスに乗りたくなるような楽しい話題をお届けします♪
西東京市バスマニアックス: 湯田聡
Personality:酒匂匠・米山涼香・青木紘子
編集長:中村晋也
制作・技術:榎本隼也・ 竹内規夫
今月のテーマ『 バスマニアックス~夏休みスペシャル~』
今月は第1週コーナー「ヘルメット隊長の西東京防災サバイバル」担当の青木紘子さん、第4週コーナー「多摩には読書日和」担当の米山涼香さんとご一緒に「バスマニアックス」をお届けします。
青木さんとは「バスの非常口」について、米山さんとは詩人・茨木のり子さんの詩集に登場する武蔵野市と西東京市を結ぶバスの車窓風景を題材にした作品についてお話しします。
バスの非常口
- 乗車定員30人以上のバスには、非常口の設置義務があります。
- 皆さんがふだん利用するバスの非常口は、進行方向右側(運転席側)の後ろから2番目の座席の所にあります。
- 非常口には縦長の赤い箱が付いています。カバーを外すと警報音が鳴ります。赤いハンドルを下に回して、扉を外側に押し開けます。そして、非常口部分の座席を前に押し倒します。
- 右側ですので、後続車や対向車に十分な注意が必要です。
- どうしても歩道側(左側)に不都合がある場合に使用すべきものです。
- 非常の場合以外は手を触れないで下さい(法令により罰せられます)。
- 詳しくは「コーナー音源」をお聴き下さい。
西東京市周辺のバスが登場する「詩」を味わう
- 西東京市民だった「茨木のり子さん」の詩集に、武蔵野市と西東京市を結ぶ路線バスが登場する作品を見つけました。
- 『茨木のり子詩集 谷川俊太郎選』(岩波文庫)に収録されている「大国屋洋服店」という作品です。
- この作品は吉祥寺の「成蹊学園前」(向台町五丁目・柳沢駅方向)停留所の目の前に40年ほど前まであった成蹊学園の制服の仕立て屋さんが舞台です。作者の茨木のり子さんは、バスの中から店主と女将さんの様子を観察し、様々な想像を巡らせています。その想像が正しいかどうかは不明ですが、詩人の鋭い感性が光る作品です。
- 茨木のり子さんは東伏見在住でしたので、関東バスの吉53(吉祥寺駅~柳沢駅)または廃止された吉祥寺駅~東伏見(現・東伏見稲荷神社)系統のどちらかに乗って、成蹊学園前の車窓風景を見ていたことはほぼ確実です。
- 詳しくは「コーナー音源」でお楽しみ下さい。
今月の短歌
(今月はお休みさせていただきます)
【お願い】
このコーナーは湯田聡の企画に基づき、自身の見解を述べたものです。
放送内容に関するバス会社へのお問い合わせはおやめ下さい。
今月のクイズ!
(今月はお休みさせていただきます)
湯田聡の西東京市バスマニアックスではリスナーの皆様からのお便りを受け付けております。コーナーの感想や、こんなことを特集してほしい!というご希望をメールでお待ちしています。
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