ラジオはFM西東京! FM++(プラプラ)のアプリでもラジオが聞けます!

シチズンが若手アーティストを応援「シチズンミュージアムで初ワークショップ」開催!

シチズン時計株式会社は本年から若手工芸作家を支援する取り組みをはじめ、その一つとして、工芸作家の作品を取り入れたワークショップを企画。
10月6日はその初日、Z世代の若きアーティスト金田萌永さんの作品「練り込みの焼き物」を素材に使ったワークショップが開かれました。

このワークショップは「光と時のKOGEIアカデミー 若手工芸作家による伝統工芸素材×時計パーツワークショップ」と称し、西東京市田無のシチズン時計本社内にある「シチズンミュージアム」にて10月6日と7日両日に渡って開かれたものです。
https://citizen.jp/news/2025/20250828.html

ファッションジャーナリスト生駒芳子さんによるミニ文化講座

この企画にはファッションジャーナリストでシチズンのブランドアドバイザーでもある生駒芳子さんが特別サポーターとして関わっており、当日はワークショップの前に「伝統工芸の楽しみ方」というミニ講座も行われ、文化を学ぶ機会となりました。

金田萌永さんから「練り込み」の技法についてのレクチャー

金田萌永さんの作品は、焼き物用の粘土に色を混ぜて練り込み、それを棒状にしたものを円形状にして、棒をいくつもつなげて「金太郎あめ」状にし、その横断面をうすくスライスしたものを模様にしてつなげて陶器に仕上げていきます。

いよいよワークショップ「ハーバリウムボールペンづくり」

10月6日のワークショップはハーバリウムボールペンづくり
金田萌永さんの「練り込みの焼き物」と「時計の部品」を透明なボールペンに入れてハーバリウムオイルで満たし、
ボールペン本体と接着したら完成です。

可愛らしい練り込みの焼き物と、精密機器である時計のキラキラした部品が透明なオイルの中で漂うボールペンは見ているだけで心を和ませてくれる輝きです。



参加のみなさん、始まる前は緊張されていましたが、始まってからは和気あいあいと笑顔溢れるワークショップでした。

シチズンミュージアム見学

ワークショップの後は、ミュージアムの見学もあり、参加者のみなさんはシチズン100年の歩みを館長の解説と共に興味深く楽しんでいました。



なお、このシチズンミュージアムは一般開放はされていませんが、以下のURLからご覧になることができます。
https://city.citizen.jp/panorama/detail.html?sceneId=museum_00

⇧1936年当時の建物は一棟のみ現存しているとのこと。

⇓ミュージアムに展示されている100年の歩みの時計のごく一部をご紹介

本日のインタビューボイス

主催者:シチズン時計株式会社 宮川花菜さん

シチズンブランドアドバイザー 生駒芳子さん

工芸作家 金田萌永さん

参加者お二人の声

※10月7日は手描き友禅の技法をもとに、染色による作品を制作している石井 佑宇馬さんの素材を使った腕時計のストラップづくりのワークショップが開かれました。