2026-2027Jリーグ、新たに夏開幕となってシーズンがスタート。
放送では前日に行われたJ1リーグ3節、FC東京vsジェフ千葉戦後の高宇洋・本間至恩・安斎颯馬3選手の囲みインタビューを交えて振り返り。ヴィッセル神戸戦結果も含めてお届けしました。
1節は退場者もあって惨敗。2節はリードするも逃げきれず引き分け。
優勝を目指すのであれば絶対に勝たなければいけない一戦でしっかり勝ち切れてなにより。
前半あまりに決定機を逃し過ぎて、こういう時は得てしてワンチャンスに決められて負けがちなのがサッカーですが、高選手が均衡を破ってくれました。

この試合では攻守に良パフォーマンスを見せてくれました。
前プレスはかけるものの潜り抜けられた中盤守備でのタイトさが甘かった千葉だったので、高選手の特徴も活きました。
ただ東京としても、せっかくいいタイミングで貰っても横や後ろに逃げてしまう事も少なくなく、これがバレンシアに移籍した佐藤龍之介選手ならば自らターンして持ち出し好機を作っていました。もしくは今年の常盤選手も意欲的に取り組んでいます。高選手にも更なるパワーアップを期待。
そういう部分では、橋本拳人選手にもフィニッシュにもっと顔を出し謎得点力の発揮と、守備では絶対的な君臨を見せて欲しいと思っています。

今節の中盤メンバーにおいてもそれが出来ればもっと圧倒した試合だったはず…と、兜の緒を締める気持ちを込めて。
ので、翌日開幕したU-21リーグで得点も決めた永野修都選手にはチャンスとしてポジションを奪うパフォーマンスを期待。
決定機こそ逃したが、周囲と絡み中央の狭い所を翻弄、侵入した本間至恩選手。

ここに楔が差し込まれ、守備のバランスを崩せればサイド攻撃もまた効果的。
今後が楽しみになる今日一番の見どころでした。
元気に攻撃参加が目立ったアレクサンダーショルツ選手。

ショルツ選手のこのプレーが出ると右サイドが更なるストロングなります。
長友選手とのコンビでもそうでしたが、より攻撃的な室屋選手と構築ができればさらに面白い事になりそう。
左ウィングでのスタメンは経験あっても、左サイドバックでのスタメンは初めてという石原広教選手。

タイミングの良いアップダウンと個人での仕掛けも相手に怖さを与えられるプレーで、対応を絞らせないクレバーさがありますね。
一方で同ポジションのバングーナガンデ佳史扶選手も今期は上々の立ち上がり。

得点ならずも長倉選手へのクロスは一級品でした。
長らく怪我やコンディションで苦労しているでしょうが、今後は橋本健人選手とどちらが出るかわからない拮抗になりそう。
数多くないピンチはそれはそれで集中が難しいだろうけど、零封してくれたキムスンギュ選手。

攻めあぐねてからの被カウンターとなって1対1のシーンもありましたが、飛び出して対処していたらファウルになるか交わされて無人のゴールになるかしそうなタイミングで、留まってシュートコースを切った対応も正解のプレーでした。
チャンスはあったが彼の日ではなかった佐藤恵允選手。今一度、ゴール前のリラックス。

そのポジションを争う人員が安斎選手なのはワクワクと頼もしさだ。

あまり上背が無い現在の東京の中で彼も180㎝は無いが、空中の競り勝ちがポイントとなり、リターンに走り込んでゴール。
先の2試合を経て、勝ちきるために追加点は絶対に必要だったこの試合において最高の働きです。
前線の怪我人も多く、特に今週来週は暑い中での連戦。
遠いアウェイも続きますがここを落としては優勝なんて口にできない危機感を持ち、鬼気迫る強さでの勝利を願います。

著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)

