りす:本日は、一般社団法人日本カーシェアリング協会
石渡賢大さんと増本恵子さんにZOOMでご出演いただき、お話をお聞きしたいと思います。
石渡さん、増本さん、よろしくお願いします。
石渡さん・増本さん:よろしくお願いします。
りす:『日本カーシェアリング協会』ということですけれども、もしかしたら、まだ知らないという人もいるかもしれないので、どんなことをされているのか教えていただけますでしょうか。


近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。
アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。
文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。
放送音源
文字情報
日本カーシェアリング協会とは?

HPより
石渡さん:はい、私たち日本カーシェアリング協会は、生まれは宮城県石巻市で、東日本大震災がきっかけでできた団体であります。
震災時、津波でたくさんの車が流されてしまいました。
そういった車を失った人の生活を少しでも楽に、良い方向に向かえればということで、全国から車の寄付を集めて、その集まった車を被災された方に無償で使っていただく、シェアしていくといった活動を、石巻から全国へ向けて広げている団体でございます。
一般社団法人 日本カーシェアリング協会
https://www.japan-csa.org/
りす:今どれくらい広がっているのでしょうか。
石渡さん:常設の拠点で言うと、ちょうど今7つですね。
秋田、栃木、静岡、佐賀、宮崎、あとは石川、地震があったところですね。
あとは災害が起きると全国各地に飛んで、そこで支援をやっていますので、そういう意味で言うと、全国各地で活動させていただいているという状況になっています。
りす:日本カーシェアリング協会さんが集めた寄付いただいた車を、被災者の方が使えるようにしてくださって、「すごく助かった。」という声を全国各地でお聞きしているんですけれども、具体的にどのような声がありましたでしょうか。
利用された方からのお声
石渡さん:はい、「車があるからようやっと、こういうことができるようになるんだ。」といただきます。
地方に行くと車が全部の生活の基礎になっていたりするので、「車がないと仕事に行けない、買い物に行けない、病院に行けない、そういう自分の日常の足がなくなっていたので、本当にこれでやっと日常の一歩目が取り戻せます。」という声をいただくことが多いです。
あとは、自分の車は水没していないけれども、家の中の家具、家財が水没してしまってそれを出さなきゃいけないという時に軽トラックがなくて本当に困っていたというので、「軽トラックを貸してもらえて本当に助かりました。」という声もすごく多いですね。
りす:自家用車だけじゃなく軽トラックみたいなものも、1台あるから助かるということもあるんですね。
これは車を寄付される方というのは、「車どうぞ」みたいな感じで誰でもすぐあげられるものではないと思うんですけれども、たくさん集まってくる理由や寄付される方の気持ち、どういう方達が寄付されているというのはあるんでしょうか。
カーシェアリングの仕組み
石渡さん:実際に今まで私たちが現地で活用する車の寄付で言うと1600台以上いただいています。
買い替えのタイミングや最近増えているのは「免許を返納するから車を使わなくなるんだ。」というような自分の車を手放すタイミングで、ちょうど車が募集されていたからということで、ご寄付される方が多いです。
やっぱりお金がある企業が寄付するんじゃないかと思われる方も多いかもしれませんが、個人の方の寄付が実は多くて、みんなが被災地のために、「私が大切にしてきた車を何か役立ててほしいんだ。」という気持ちを持って私たちに声をかけていただくことが多いです。
りす:車って自分のお部屋みたいな、愛着があるものなので、ただ売ってお金にするというよりも、大事にしているものが困っている人のもとで喜んで使ってもらえるというのはみんながすごくハッピーになるいい仕組みですよね。
石渡さん:そうなんです。車の寄付は、その瞬間に立ち会うと感動的なことが多くて。
10年とか人生を共にする時間が長いので、車を提供するそのタイミングは、最後にボンネットをさすって娘を嫁に出すような、「あんた頑張ってくるのよ。次のとこでも。」と言って車を渡してくれるんです。
そういう瞬間を見ると、大切に使わなければと思うし、この車を誰かのためにちゃんと役立てなければいけないなという気持ちも芽生えてきて、そこに立ち会わせてもらえるこの仕事はすごくいいなと思いますね。
りす:泣けてきますよね。感動します。そんな中でも、例えば「もう免許返納だから被災地のために役立てたい。」と思っていても、被災地まで持っていかなきゃいけないんじゃないかと考える方も多いと思います。
どのように持って行ってもらえて、どのように被災地で役立っている仕組みなのでしょうか。
石渡さん:まさに、「車の運搬ってどうするの?」という質問が多くて、実は2種類あります。
その車を提供いただく方が「最後のドライブを一緒にしたい。」ということで、少し離れている場所まで持ってきてくださるというようなケースもありますけど、それは少なくて。
大半は、私たちの団体には『架け橋ドライバー』と呼んでいるボランティアさんがいらっしゃるんですけれども、その方々が今1500人ぐらい全国で登録してくださっています。
その方と寄付いただく方をこちらの方でマッチングさせていただいて、寄付いただく方のところにボランティアさんが行って、その車を自分で運転して、被災地まで運んでもらうということで、被災地への車の運搬も実はボランティアさんの手で、みんなの力でやらせてもらっている。そんな感じになっています。
りす:『架け橋ドライバーさん』という方がいらっしゃるということですね。その登録は誰でもできるということであっていますか。
石渡さん:はい。実はFacebookのコミュニティになっていまして、そこで登録を全てしているような形ですので、Facebookのアカウントを持っている方であれば、誰でも参加可能になっています。
※一般社団法人 日本カーシェアリング協会
Facebookページ コミュニティはお問い合わせください。
https://www.facebook.com/japancsa

HPより
りす:とりあえずやりますと言って、お声掛けいただくまでに何かをしなければいけないというわけでもなく、コミュニティには参加できるということですね。
石渡さん:はい。半分は協会の方から交通費を出させていただいているんですけど、帰りは自費で帰ってくださいということをお伝えしています。人によっては「片道浮く旅行みたいでいいよね。」と。
石渡さん:そうなんです。例えば「来週の日曜日、東京から宮城県石巻市まで車を運んでくれる人いませんか?」というのをこちらから呼びかけるので、予定が合う人が私行けるよというコメントをつけてくれて、一番早く運んでいただけそうな方にお願いをしているということです。
最近はちょっとそのボランティアさんがどんどん増えてきているおかげで、運搬が遠くてもすぐ埋まっちゃうんです。
りす:それは自費で出して行かれているということですか。
キャンペーンについて
りす:前向きに捉えて参加されて、という方々なんですね。
今キャンペーンをやってらっしゃるということですが、どのようなキャンペーンか教えていただけますか。
増本さん:3月末までで、『廃車で社会貢献キャンペーン』というものを実施中です。
廃車にされるお車ですとか、車検切れの車、買い替えで不要な車などを無料で引き取りさせていただいております。車は、パーツなどリサイクルに回すことができまして、その資金が次の災害支援につながる仕組みとなっております。
皆さん大切に乗られたお車になりますので、ただ手放すのではなく、次の災害支援につながる動きになりますので、ぜひご協力いただけたら嬉しいなと思っております。
りす:車検切れなんて、そこら辺に放置してある車とかを見かけたりするんですけれども、もったいないけど処理も大変という方であればあるほど、日本カーシェアリング協会さんに寄付することが可能ということですよね。
石渡さん:そうなんです。家の中で3年間ずっと納屋に入っていて、もう動かないんだよね、みたいな車とかも無料で引き取りができますので、お声がけいただきたいですね。
りす:それは高齢者の人とかにも心強いと思うんですが、もし引き取ってもらおうと思ったら、どこにご連絡すればいいんですか?
石渡さん:協会のホームページ、もしくは車の寄付専用の電話番号がありますので、そちらにご連絡をいただくと寄付の受付が全国どこでもできるようになっています。
りす:ちなみにお電話番号は?
石渡さん:050-5482-3178 こちらの番号になります。
りす:そちらにお電話いただくか、私のようにメモを取らなかった人は、日本カーシェアリング協会さんのホームページを見れば書いてあるので、ご連絡できるということですね。
石渡さん:はい。
※コミュニティについては下部に改めてまとめています。
りす:本当に素敵な仕組みなんですけれども、最後に何かもう一つ、皆さんにこのエピソードを聞いてほしいというようなことはございますか?
心温まるエピソード
石渡さん:はい、私が最初に寄付をいただいた時のエピソードをご紹介しようと思います。
九州で80代のおばあちゃんからいただいた車なんですけれども、すごく綺麗で売ったらお金になるんじゃないかなというお車をいただいた時に、「なんでこんな綺麗な車を寄付するんですか?」と聞いたことがあります。
その時に、「私、これまでいろんな人に助けてもらって生きてきたんです。でも、もうみんなにお返しすることって、この先長くないからできないので、私はあなたたちにこの車を託すので、この車を使ってみんなのことを助けてほしいんです。それが私にできる恩返しなんだ。」というふうに言っていただいて、そういう気持ちで色々なこと考えてくださる人がいるんだというのに衝撃を受けました。
なので、大切にしている車だからこそ寄付するという選択肢を皆さんと一緒に持って広げていけたらいいなと思っていますので、ぜひそういった車があれば、日本カーシェアリング協会までお声掛けいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
りす:はい、皆さんもぜひ寄付していいと思うお車ありましたら、日本カーシェアリング協会の方にご連絡ください。
本日は日本カーシェアリング協会の石渡さんと増本さんにお話をお聞きしました。ありがとうございました。
石渡さん・増本さん:ありがとうございました。
キャンペーンのまとめ
◆廃車で地域貢献キャンペーン詳細
https://www.japan-csa.org/blog/archives/12304

協会に寄付をしてもよい車両をお持ちの方は、フォーム、電話で問合せ
フォーム:https://www.japan-csa.org/blog/cardonation
電話:050- 5482-3178 対応日時:平日9:00-18:00
自動車税は4月1日時点の所有者に課されるため、3月末までに売却や廃車の手続きを完了されますと、翌年度の納税義務は発生いたしません。
廃車する車、車検切れの車、買い替えで不要な車を全国無料でお引き取りをいたします。日本カーシェアリング協会が提携する自動車専門のリサイクル会社が車両を引き取り、リサイクル処理によって得られる廃車益を支援の活動財源へと繋げます。
3月末までに全国から「100台」のリサイクル車両を目指しています!
3月まで提携リサイクル会社様のご協力により、寄付金額が最大5,000円が上乗せされます。
これまで活用寄付は1650台以上、リサイクル寄付は600台以上全国からご寄付を頂いております。
◆片道旅費でプチ旅行♬ 架け橋ドライバーさん募集中(車両運搬ドライバー)
https://www.japan-csa.org/staff/volunteer.php
◆ふるさと納税で日本カーシェアリング協会を応援!
https://www.japan-csa.org/benefaction/furusato.php

あんどうりすの防災・減災 りす便り
https://andorisu.jimdofree.com/
あなたからのメッセージをお待ちしています!
防災について気になることがあれば、ぜひメッセージをお寄せください♪
エフエム西東京のホームページから簡単にメッセージを送ることができます。
メッセージフォームから「あんどうりすの防災四季だより」宛に、ご意見ご感想をお寄せください。
よろしくお願いします。
メッセージはこちらから
メッセージ・リクエストフォーム
あなたからのメッセージをお待ちしています☆
提供:
株式会社デコス
https://www.decos.co.jp/
日本ボレイト株式会社
https://borate.jp/
株式会社ボローニャFC本社
http://www.bologne-corp.com/index.html
株式会社テイト微研
https://www.teito.org/
株式会社ナッツ
https://nutsrv.co.jp/

公式Youtubeチャンネル あんどうりす 防災・減災ch
チャンネル登録お願いします!

