りす:本日は雪の対策です。特に雪の少ない地域だからこそ起きやすい、『意外とも言える落とし穴について10選』ということで10個お話ししたいと思います。
近年、大地震や豪雨水害の発生が相次ぐなか、市民にとっても「防災・減災」は非常に身近な話題となっています。以前と比べ、防災の知識に触れることが増えていますが、わたしたちは覚えた知識をマニュアル化してはいないでしょうか?
この番組では、四季に合わせた「防災・減災」のトピックをあらゆる視点で紹介します。
パーソナリティーを務めるのはアウトドア防災ガイドのあんどうりすさん。
アウトドアで出会ったスキルを楽しくわかりやすく話してくださいます。
アウトドアって大変そう…防災って難しそう…そんなことないんです。
気がついたら防災の知識が身についていた!そんな時間になるはずです。
音声をお聞きいただきながら、文字で情報やデータをご確認ください。
文字情報と合わせてラジオライブラリーもお聞きください。
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1.雪が降った日はじわじわ寒くなるので注意!
ここ最近、各地で雪の話題が増えていますよね。関東では『南岸低気圧』という言葉を聞いたら雪がたくさん降るかなと想定されますが、この番組は全国の方が聞いてくださっていますので、それぞれの地域で大雪の降る気配を感じていらっしゃると思います。
いつも雪がたくさん降っている地域の人たちにとって当たり前のことであっても、雪が降らない地域の人たちにとっては知らなかったということも多いかと思います。
私は北海道に住んでいたことがあり、アウトドアで雪の上、雪の中というのかな、泊まったこともあるので、雪対策について話してみたいと思います。
まず知っておいてほしいのは、雪の降る日、雪が積もった後は家とかテントとかは、暖かいんです。
雪が積もったのに、なぜ暖かいの?と思われるかもしれませんが、雪が断熱材になるので、かまくらと同じような状態になって、雪が積もっている時は最初、家の中は寒く感じないんですね。
だけど、窓や壁が断熱仕様になっておらず断熱対策が取られていないと、じわじわと家の中が寒くなってくるんです。そこに油断が生まれやすい。つまり家の中の寒さを最初は意識できなくて、このままでいいかなと思っていると、だんだん体温が下がってきてしまうということがあります。
特に高齢者の方、最初は暖かいので寒さを我慢しているつもりがなくても、だんだん寒くなってくると対策が遅れちゃうということがあるので、雪の日、そんなことも注意しなきゃいけないと覚えておいてください。

2.ブラックアイスバーンに気を付ける!
次に、ブラックアイスバーンを見落とすということです。
雪にあまり慣れていない人にとって、「ブラックなアイスバーンって黒いの?」と思ったりする場合があるんですね。
車で走っていたりすると、橋の上などはよく凍っているので、それが黒っぽく、水っぽく見えたりするんです。
水たまりの黒みたいな感じで見えます。
これは黒いわけではなくて、透明な氷なんです。
黒光りするようなものが見えたら危ない、そう思っていただければと思います。
橋の上は定番ですからね。
車の場合、橋の上あたりに来たら少し速度を落とす。
歩いている時も危ないと思ってください。
橋の上って冷蔵庫の中の棚みたいな感じで、下から冷気がガンガン来て、それで凍りやすいんですね。
ということで2個目、ブラックアイスバーン、橋の上は特に気をつけてください。
同じくブラックアイスバーンですが、日陰ですね。人がよく歩いている日陰、ここもブラックアイスバーンになりやすいです。

3.自分がスタっとレスタイヤでも注意!
次は3つ目です。車について、「スタッドレスタイヤをつけないと!」と思う方や、最近は簡単に装着できるチェーンもあるので、チェーンを取り付けようと思った方は増えていると思うんですが、気をつけなければいけないのに意外と知られていないと思うのが、自分がスタッドレスタイヤやチェーンをつけていたとしても、雪の日に車で出かけると危ないということです。
これは実際に私が都内で体験したことです。
北海道で慣れていて、我が家は雪のある公園などに出かけたりすることもあるので、雪が降る前にスタッドレスタイヤをつけているんですね。
ある雪の日に、雪道を走ったこともあるしスタッドレスタイヤもあるから、峠も越えられるなと思って峠の方に行ったら、スタッドレスタイヤなどをつけていない車だらけでした。
ずるずる峠の上から滑ってきたり、止まってしまっていたり、斜めになっていたりする車ばかりで、慣れていない地域で、自分がスタッドレスタイヤを履いていたとしても、こんなことになるんだと反省しました。
それ以来、例え自分が装備していても、慣れていない地域で雪が降った時には出かけない、これを守るようにしています。

4.自転車は危険
次に4つ目のあるあるです。車も危ない。
そして、歩くのもペンギン歩きとか言われるけど、滑るよねという話も以前、ラジオでしたことがありました。
滑らない靴を履いたり、靴底につけるようなゴムの滑り止めもあったりという話を以前にしたんですけれども、車も危ない、歩くのも危ない。
「だったら自転車を使えばいいんじゃないの?」と思って、自転車に乗っちゃう人が結構いるんです。
でもこれはかなり危険です。
自転車はタイヤが細くて、雪や氷を掴めません。
止まろうとした瞬間に滑ってしまいます。
前に投げ出されてしまったりすることがあるので、雪には全く向いていません。
だけど通学で自転車使っているからそのまま…
という場合もあるようですが、とても危ないのでやめてくださいね。
5.キャリーケースも危険
それから5番目です。自転車と同じように、キャリーケース(スーツケースのキャリー)を雪の日に使う方もいます。
タイヤが小さく、ゴムが硬くて、溝がほとんどないですよね。そのため、雪道ではタイヤが回らなくて、雪に刺さってしまう感じになって、急に止まってしまいます。
ベビーカーも同じ現象が起きます。
急に止まるので、自分は前のめりになって倒れてしまうということが起こりやすいです。
でもキャリーケースを持って旅行に行き、雪が降ったという時は、持ち上げて歩いた方が安全な場合があります。
それももちろん滑りやすいですけれどもね。
6.スコップは事前に準備
6番目は、スコップを事前に準備していない場合が多いということです。
雪が降った後に慌てて買いに行っても、売り切れていることが割とあります。
スコップは、雪の降る前だとそれほど高くなく買えます。
早めに雪かきする場合はプラスチック製のスコップでいけます。
1日経ったり、何日か経って雪が硬くなってしまうと、先の尖った、氷も割れるような重たいものが必要になってきます。

7.雪の捨て場所を間違えないように
そして7番目、雪の捨て場所を間違えるというのもありますね。
雪かきで、とりあえず邪魔にならない場所へと置いたのが、日陰だったり、排水口の上だったり、車道だったり。
『自分のところからなくなればいいや』、『玄関前からなくなればいいわ』と思って置いたところが危なくなってしまったり、溶けにくい場所だったりすると、後が大変です。
雪かきは、その後どうなるかということも想定して捨てないといけないので、車道、日陰、排水口は避けてください。
8.落雪に注意
8番目です。落雪注意です。
雪が溶けてくると、屋根の上から一気に滑り落ちてくるんですね。
雪国だと落ちる場所が決まっていたりするんですが、知らないとその下に入ってしまい、死亡事故も起こっています。
車などを置いておくと、フロントガラスも割れてしまったりします。
雪は重いので、カーポートなども、柱が4本じゃないと、2本のものでは潰れたりすることがあります。
そのような場所に人は入らない、車もどける、ということも知っておいてください。

9.歩きスマホをしないこと
9番目。雪の日は交通が遅れたりするので、いつもよりもスマホで情報を取ろうとすると、雪道なのにスマホを見ながらになりがち。
それも意外と気づかなかったりするので、いつもよりも歩きスマホをしないように意識しておいてください。
10.雪に濡れたままにしない
最後、10番目は、濡れると寒いということです。
濡れると、気化熱で体温を下げてしまいます。
ダウンのふわふわした羽毛も、濡れると羽を萎めてしまうので、寒い服になってしまいます。
本州の雪は水っぽいので、濡れないようにするということも意識してください。
濡れたままでいないでください。
靴下とか手袋もそうですね。特に子どもはそのままになりがちなので気をつけてください。
濡れないように上にレインウェアを着るということも、本州の雪の日は大事です。
以上、10選、考えてみました。
お役立ていただければ嬉しいです。

あんどうりすの防災・減災 りす便り
https://andorisu.jimdofree.com/
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