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シチズン時計で防災訓練が実施されました/秋の火災予防運動

田無町にあるシチズン時計本社の敷地内で防災訓練が行われ、ビル屋上からの救助や放水などが行われました。

秋の火災予防運動に合わせて実施されたこの訓練は、シチズン時計のほか応援協定を結んでいる住友重機械工業と消防が参加して合同で行われました。

シチズン時計の建物4階にある給湯室から出火したという想定で訓練は行われ、消防に通報後、シチズンの自衛消防隊が消火活動を行ったものの鎮火せず、さらに負傷者が確認されたため住友重機械工業の自衛消防隊に応援要請を行うという流れで訓練は進みました。

今回の訓練では西東京消防署のほかに”ハイパーレスキュー”と呼ばれる第八消防方面本部消防救助機動部隊も参加し、50mの高さがあるビルの屋上から逃げ遅れた人を背負ってロープで建物の壁をつたって地上へ降りる救助訓練と、高い場所から効果的に放水ができる”屈折放水塔車”による消火訓練が通常の放水訓練とともに行われました。

この合同訓練を見学するために近所の向台小学校や幼稚園、保育園の子どもたちが約300人集まり、救助や消火活動を応援する声も上がりました。訓練後にはその子どもたちに消防署員による消防ダンスの披露や消防車両の見学や説明も行われました。

この訓練を通して、防災活動における地域での協力の重要性を改めて認識する機会となりました。