ラジオはFM西東京! FM++(プラプラ)のアプリでもラジオが聞けます!

【FC東京スピリットサタデー】Jリーグ浦和レッズ戦の写真多数掲載 7/26 放送後記 #fctokyo #842fm

今日の放送では浦和レッズ戦@味の素スタジアムを振り返りました。
囲みインタビューの模様は、遠藤選手と長友選手をお届けしました。

今年のホームゲームは概ね足を運んでいたものの、今節はもう一人の取材担当が味スタに足を運び筆者はDazn観戦だったので、きっと大熱狂の終演となったであろうこの一戦の空気を味わえず残念。
しかしながら、画面超しでも十二分な歓喜を味わえる勝利となりました。
(ふざジャッジが続いたため2、3点目は喜びよりファールは無いな?が先立ってその瞬間は喜び切れなかったですけど。)

今回のアイキャッチ画像は先制点の遠藤渓太選手。

単独打開型というタイプではないもののプレーアベレージが高い選手で、チームが適切な距離感や連携が保ててる時にキープレイヤーになってくれる選手。しかも得点の匂いを拾える。ゴールまでやや遠い位置であの反らしヘッドで決められるのはそういないはずです。

そのアシストとなった長友佑都選手、2アシストに留まらない大車輪の活躍。

新人時代の左足クロスは精度が低く、海外や代表出場バリバリ時代には高精度のクロスに成長させた左足。
ベテランになりFC東京に戻ってからはあまり見せなくなってしまい、故にたまのクロスもいまいちだった印象でしたが技術は衰えていませんね。右サイドの連携、守備に至るまで素晴らしい活躍でした。

その2アシスト目を決めたくれたマルセロ・ヒアン選手。

ややラッキーゴールではあったものの、それ以外にもいい飛び出しやゴール未遂(直前にファール)などオフェンスでの活躍は十分。

橋本拳人選手のあのプレーは今年基準ならファールじゃないでしょうに…。

トドメの押し込みゴールとなった仲川輝人選手。

あの場所にいる事、いち早く反応する事、ファールをしない事。それがあの幸福な結果を呼び込みました。
今年苦しんでる印象のあった一人ですが、復調傾向にあるプレーで今後もしたたかに得点をあげていきましょう。

守備能力、展開力も高く、1点目の持ち上がりからパスを出してなお侵入しマークを引き付けた影の得点者アレクサンダーショルツ選手。非常に大きな加入となっています。

GKキム・スンギュ選手、CB森重真人選手との新たなゴール前のコンビが、今年苦労していたチーム戦術を形成しつつあります。

ポジションを掴みきれなかった岡選手・木村選手にはショルツ選手を、似たプレースタイルですが比較するとデュエルの弱さの部分を感じる土肥選手には森重選手を、プレーぶりをしっかりインポートして欲しいと感じる頼もしさです。

1つ、長い距離のドリブルから中へのリターンが良いプレーだった俵積田晃太選手。前半ではGKに弾かれましたが抑えの利いたボレーも見せました。

ただ、いくつもチャンスがある中、わざわざ枚数の揃う中央へカットインしたがる傾向。
囲まれる前にシュートまで行ける算段、ないし囲まれてもゴールできるテク&シュートがあるならOK。ただ現状ほぼ全て潰されてるので、それなら縦をメインに仕掛けていいかと。ゴールライン際でも仕掛け続ける事が出来ますし。その判断スピードの向上も必要でしょう。もしくは、自信を持ってクロスを上げられる技術アップも付けるか。ラストパスもぜひ親切に。最高の武器があるからこそ、生かすための総合力アップを。

勝ち越しゴールアシストになるのか?途中出場の野澤零温選手。

最初のチャンスで思い切り良いプレーを選択したことは高評価ですが、シュートは大外。
次はそれに萎縮したのか同じようなチャンスで中途半端なプレー。
次に訪れた惜しいシュートシーンはインサイドに引っ掛けて外してしまった精度不足。
課題は多く残るものの、逆転ゴールの場面はややミスシュートではあるものの枠に飛ばせば何かが起こるを示した場面。約20分間の中でちょっとずつの改善によって生みだされたゴールでしょう。

頼もしいプレーヤーとして帰ってきた室屋成選手。

前半は守備で抑え、俵積田選手が下がってからは自身も仕掛ける存在に。白井選手、カシーフ選手も有能な選手ですが、その争いをまた一段上に持ってきてくれる存在となるでしょう。

2点取られはしましたが、上位である強敵浦和に逆転勝ちは大きな勝ち点。
天皇杯を挟みますが、次はさらに上位の鹿島。しかし、味スタ3連勝といこうではありませんか。

著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)