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【FC東京スピリットサタデー】湘南ベルマーレ戦の写真多数掲載 3/15 放送後記 #fctokyo #842fm

J1第5節、味の素スタジアムでの湘南ベルマーレ戦をプレイバック。
放送では岡哲平選手・常盤亨太選手・高宇洋選手の囲みインタビューをお届けしました。

1本でも決まっていれば、の試合。それだけのチャンスを作れていました。
上に外すのはインパクトの問題ですが、左右に外すのはテクニック次第とも言えるので、突き詰めたトレーニングを期待します。
一方、決められず失点までして負けた鹿島戦を反省とし、好調湘南相手に守備では固さを見せて勝ち点1の引き分けではあったのは明るい材料かと思います。

アイキャッチは俵積田晃太選手。チャンスメイクは抜群で、狭い場所での突破をするボールタッチは昨年からかなりレベルアップしている印象です。
そうなればラストプレー。パス、シュート、プレイスキックと、狙いすぎるのか力むのか…。
一連の流れとして完結できるかどうか、それこそかつての石川直宏氏による『平常心』のような境地で好転するのかも。

相手GKのファインセーブで防がれましたが、競り勝ったヘディングを見せた山下敬大選手。惜しかった。

少しずつチームフィットは見せていますが、しっかり背負ってポストするのか、裏を抜けるのか、味方に明確に示したプレーで連携を高めたい。半身で受ける姿勢が今は半端になってしまっているような気がします。

早く90分完走できるコンディションを待ちわびる、一人レベルの違いを見せる橋本拳人選手。

中盤の君臨っぷりはまさに心臓で、奪取に、推進力にと本当に頼もしくなって帰ってきました。


そのコンビとなる高選手は惜しいミドルシュートを放ちました。まだまだまだこの連携と試合の掌握は高まると期待しています。

中盤の厚い争いに割って入ってきた大卒ルーキー常盤亨太選手のJ1デビュー。

早くも風格ある落ち着き、ミックスゾーンでも初々しさはあまり感じません。
小泉選手なども含め、縦横無尽に動くという他と違いを持った選手。出番は今後も増えていくでしょう。

同じく縦横無尽に動ける攻撃の選手は佐藤恵允選手。

勿論途中からでもいけますが、先発から全力で行って90分間出ていればどこかで必ず1点を取るのではないかと、オリンピックの時と違う印象を持ち始めてます。
現、神戸監督の吉田孝行氏もタイプは違いますが現役時代はそう評価されていて、そんな雰囲気を感じます。

試合終了を跨ぐシーンの安斎颯馬選手の状況にはヒヤッとしました。

受けたタックルは後から見ればファールではないものの、大きく倒れしばらく起き上れなかった安斎選手。
やはり疑義は、その選手の様子を見る事もなく終了の笛を吹き、センターサークルに向かった主審。
方々から、今期のレギュレーションに基づくジャッジが、本来求められるものと違うのではというような声には著者も賛同。
取るべきファールは取り、その正確性向上や納得感、その後の時間短縮に注力頂きたい。

今日はアウェイ福岡と難所ですが、良いサッカーが出来てきているだけに結果が欲しいですね。
そして、木曜日のルヴァンカップ戦ではジャイキリで初戦敗退とならないようお願いします。

著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)