※この番組は、先生ご自身の臨床経験に基づいてのお話を中心にお送りしています。今回もこれまでの35年のご経験からのお話しとなっています。
八重歯の矯正で抜歯は基本はお勧めしない
五十嵐先生の基本は第一選択には抜歯はない
前の歯6本とそれ以外の臼歯は生えてる向きが違うので
ブリッジには無理がある
門歯、その脇と糸切り歯6本は「噛みつく歯」なので、少し、斜め前下に向って生えているが、
臼歯は「すりつぶし」の歯なので、真っすぐ下に向って生えている。
もし、糸切り歯を抜歯して、その左右横をつなげてブリッジにするとなると、
斜め前下に向って生えている歯と、真っすぐ下に向って生えている歯をブリッジすることとなり、
力学的に無理があり、歯は長持ちしない。
保険診療にするには、大工事になる
八重歯を抜いて両脇を保険診療でブリッジにするとなると、左右2本ずつ増やす大きなブリッジになる。
その場合、門歯がブリッジになるので、2本の門歯の内、1本ブリッジで人口の歯、もう1本は自分の歯となると、
見た目が不自然になり、セラミックに?など、どんどん大掛かりになる可能性がある。
矯正したことで唾液がとまらなくなった俳優さん
4本の八重歯を抜いた俳優さん。
それまで、八重歯で口びるが少し開く形だったのが、きちんと閉じるようになった。
開いた状態だと口の中が乾くので、潤わせるために、自然と潤沢な唾液が出ていたのだが、
口が閉じるようになったため、乾かなくなったものの、唾液は急には止まらず、
あふれ出る唾液のために、しゃべりが困難になった。
唾液がおちつくようになるまで、なんと5~6年かかった。
何もしないか、お金を貯めるか
結論からすると、保険治療一択なのであれば、何もしない。
もしくは、お金をためて、保険ではない治療が出来るようにしてみては?
というのが、五十嵐先生からのお勧めでした。
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診療予約、鈴木ビル歯科医院(世田谷区松原3-29-19)
電話 :03-3321-6480 (火・木・金・土) ※2024年11月から診療曜日と時間が変わります
詳しくはHP等ご覧くださいhttps://www.6480.ne.jp/first/