今月のフォトブログは、味の素スタジアムで行われた先週のサガン鳥栖戦です。
アイキャッチ画像はチームに日本代表にとまだまだ精力的な長友選手。
今日の放送でも試合を振り返り、高宇洋選手・木本恭生選手・安斎颯馬選手の試合後インタビューをお届けしました。
試合は1-1の引き分け。夏場の苦戦を経て3連勝後の味スタ凱旋、今日こそホーム味スタで勝つ。
…と意気込んで訪れた人は私だけではなかったでしょうが、今期はどうも味スタで恵まれませんね。
あっさり負けてた夏場と違い、追いついたのは成長かもしれませんが。
終盤は勝ち越すチャンスも作れていましたので、最後にどうゴールゲットをするのか。
切り崩しで小柏選手がアクセントになっていましたので、交代のラストピースはサイドに野澤(零)選手を入れるよりはセンターに山下選手を入れる事を推したかった。
この日の右サイドアタッカーは安斎。
ここ数試合は右サイド(仲川・東・小泉)のコンビネーションも仲川選手個人の出来も素晴らしかったので、小泉→長友、仲川→安斎と2人が入れ替わった先発でも制圧できるか?
さらにここ数試合と違うのはガッチリ固めて守ってきた相手ということ。難しいタスクだったでしょう。
ボールを保持した突破は仲川に分があるでしょうが、前半左サイドからのパスに中央へ抜け出してシュート(残念ながらGK正面)を撃った安斎。こういう所は彼の長所。
今は俵積田選手もノってきているので起用、組み合わせは難しいですが、安斎の飛び出しを生かすなら左サイドは組み立ても上手い遠藤選手の方が相性がいいのかもしれません。
ちなみに、目の怪我の事も少し聞かせて頂きました。
まだ少し後遺症のようなものはあるものの、日常もサッカーもほぼ影響がないとの事です。完治を願ってます。
この日も卓越した技術を見せた荒木選手。本当に上手い。
なにげにリーグでの90分間出場はシーズン頭以来。いつも途中交代に不満げな様子もあるので、シーズン残りもたっぷり魅せてくれそう。
ユニ引っ張られカット1枚目、ディエゴ選手。
ポストプレイヤーではないので厚く守られると、度々長めにキープしがちなディエゴにとっては厳しい状況になります。
ただ、ようやく荒木とのコンビも合ってきて球離れよく絡めるシーンも見られるようになっています。
ユニ引っ張られカット2枚目、遠藤選手。鳥栖8番選手にイエローカードの記録はありません。
気迫が伝わる森重選手。森重・木本コンビが安定しています。
今シーズンは若いCBも多く起用され、成長も見せつつ結果的ながら失点も重ねました。
手前にいる岡選手の「0」の部分が取れ、いずれ3番を継承して鉄壁となってくれるでしょうか。
同点弾はCKから。途中出場でしたが見事なキック精度を見せた原川選手。
そして、CKのこぼれを豪快に蹴り込んだのは高選手。インタビューでは練習での感触が良かったのでと話していました。
勝てなかったとはいえ、味スタで負けるのと引き分けるのでは雲泥の差。強烈なシュートほど決まった時の会場の沸き方が大きく観戦の醍醐味です。
残り5試合、味スタでは2試合。
優勝争いや残留争いに絡む対戦も多いので気迫で勝るように。そしてホーム味スタでの勝利を。
著:酒匂匠
撮影:赤木真二(転載不可)