毎週土曜日午前11時から12時45分までお届けしている、ウィークエンドボイスの12時台コーナー。毎月第3週は『湯田聡の西東京市バスマニアックス』をお届け!
長年バスの仕事に関わってきた湯田聡が、西東京市の路線バスにまつわる興味深い話題をご紹介。皆さんがもっともっと路線バスに乗りたくなるような楽しい話題をお届けします♪
西東京市バスマニアックス: 湯田聡
Personality:中村麻美・酒匂匠
編集長:中村晋也
制作・技術:竹内規夫・ 榎本隼也
今月のテーマ『 東伏見と東京駅を結んだ「都営バス」の物語』
★今回、東伏見~東京駅の都営バスの話題を企画するにあたり、多くの方にご協力いただきました。日本バス友の会バス資料室では、貴重な資料を閲覧することができました。何人ものバスファンの方が、貴重な資料に基づく情報提供をして下さいました。このバスに乗ったことがある方にお会いし、貴重な乗車体験談を伺うことができました。皆様に厚く御礼申し上げます。
★それでも詳細はあいまいで、推測でお話しした部分もあります。ご了承下さい。
昭和の時代は、郊外と都心を結ぶ、長いバス路線がありました!
・昭和の時代、東伏見と東京駅を結ぶ都営バスがありました。ご年配の方は覚えていらっしゃるのではないでしょうか?
・戦後から昭和40年代にかけての時代は、郊外と都心を結ぶ路線バスが、都営・民営を問わず多数ありました(石神井公園駅~東京駅、大泉学園駅~新橋駅など)
・多くは都営バスと民営バスの共同運行でしたが、東伏見~東京駅は都営バス単独運行でした。
東伏見~東京駅系統の歴史
・東伏見といっても、東伏見駅ではありません。青梅街道の東伏見交差点です。交差点付近に「東伏見」停留所がありました(現・東伏見稲荷神社停留所)。
・そして今のガスタンク近くのファミリーマート隣に「東伏見操車所」があり、ここが始発・終点でした。昭和の話題にお詳しいコラムニスト・泉麻人氏は、行先方向幕は「東伏見」だったと話されています。私・湯田聡もそのような記憶があります。操車所跡地は、今は「月極・柳沢2丁目駐車場(東京都営交通協力会運営管理)」になっています。
・時代をさかのぼると、1957年、東伏見~東京駅系統と、東伏見~晴海埠頭系統が開業しました。前者は1970年まで、後者は66年まで運行していました。
・東伏見~東京駅系統は1970年に運行区間が短縮され、東伏見~新宿駅西口系統になりました(東京駅まで行かなくなりました)。
・その東伏見~新宿駅西口系統も、1977年に廃止されました。最後の頃は1日5便だったそうです(ピークの68年、東伏見~東京駅系統は1日40便とされています)。
★放送では、より詳しい内容をお話ししています。この系統に乗ったことがある方のお話もお聴きになれます(実録ではなく、取材メモに基づき湯田聡がお伝えしています)。ぜひ「コーナー音源」でお楽しみ下さい。
今月の短歌
「そびえ立つ 赤い鳥居に 見送られ 都バスはめざす 赤いレンガを」
このコーナーは湯田聡の企画に基づき、自身の見解を述べたものです。
放送内容に関するバス事業者へのお問い合わせはおやめ下さい。
今月のクイズ!
Q:以前、東伏見と東京駅を結ぶバス路線がありました。この路線を運行していたバス事業者は次のどれでしょう?
①東武バス
②都営バス
③東急バス
クイズ正解者から抽選で「バスマニアックス 缶バッジ」をプレゼント🎁
(初回正解者に限らせていただきます。お1人様1回限り)
◎ 回答方法
- メール宛先:egao842@842fm.com
- 件名「ウィークエンドボイスバスマニアックス」
- 内容:クイズの回答・ラジオネーム
- 賞品発送の際に必要になりますので、ご住所・お名前を必ずご記入下さい(個人情報は当該目的以外で使用することはありません)。
- 回答期限は次回放送、2024年5月18日の放送前とさせていただきます。
⇒FMプラプラ 、 エフエム西東京HPのメッセージフォームからもお送りいただけます。
湯田聡の西東京市バスマニアックスではリスナーの皆様からのお便りを受け付けております。コーナーの感想や、こんなことを特集してほしい!というご希望をメールでお待ちしています。
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