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芸術工芸高等専修学校
今回の突撃!!お昼の学校!は、芸術工芸高等専修学校。
高校ではなく、高等専修学校という事で、聞きたい事が沢山あふれてしまう程、興味深さ極まりない回だった。
デザイン科という事で、漠然とデザインを勉強していく学校なのだろうと思っていたが、私のその考えが失礼極まりない程、デザインにも色んな授業がある事がわかり、放送時間の短さを呪った。
2人の生徒達が、なぜこの芸術工芸高等専修学校を選んだのか?
2人が話してくれた事に深く納得した。
そして、2人の作品を見せて頂いたのだが、マジでヤバすぎる程凄すぎた。
私が巨匠なら「星3つです!」と叫んでいただろう。
私がとても嬉しかったのは、2人が作品の事を説明してくれてる時や、学校の事を話してくれている時、2人の目が本当に生き生きしていた事だ。
やはり、好きな事をしている人は本当に楽しそうにその事を話してくれる。
そんな2人の話は、大人の私も、凄く勉強になった。
私がこの生徒達と同じ歳の時、つまらない事、興味がない事を椅子に座り聞いてきた。
今思うと、それもとても大事な事だった事がわかる。
だが、私が学生の頃、好きな事や興味がある事を見つけたとして、それに没頭できただろうか?
あの頃の自分は何が好きで何に興味があったのか?
自分が何が好きで何に興味があるのか?という事を考えなかったし、探しもしなかった。
でもこの生徒達は、自分が好きな事、興味がある事を探し、そこを伸ばす学校を見つけ入ってきた。
何年も先を歩いてるんだよこの生徒達は。
未来を見て歩いてるんだよこの生徒達は。
集合時間が早いから、芸術工芸高等専修学校の近くの川の畔に座り、ポケモンGOをやっている私と全然違うよ。
つか、まだポケモンGOやってんのかよ!!!!
42歳だぜ?
収録終わり、色んな生徒達の作品を見学させて頂いた。
皆が皆、同じ課題の筈なのに違う。
当たり前なのだが、その作品の一つ一つに個性があり、心に突き刺さる。
生きてる物全てに同じ物なんてないんだよな。
そう考えたら、ポケモンGOをやりながらなんの気なしに眺めていた川の石にも、同じ形なんてないんだよな。
皆、唯一無二なんだよな。
皆が皆、正解なんだよな。
何か凄く素敵な事を芸術工芸高等専修学校で見つけて帰れた気がする。
気づいたらポケモンGOの道具も「いっぱいです」になっていた。
中村ひでゆき