今回は、
「先生が、この治療方法に進むきっかけになったお話」 をお聞きします。
※この番組は、先生ご自身の臨床経験に基づいてのお話を中心にお送りしています。今回もこれまでの35年のご経験からのお話しとなっています。
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この治療方法は、
10数年前、実は半信半疑、万が一くらいの気持ちで始めた。
重症のアトピー性皮膚炎の児童。
かみ込みや噛みしめがあり、
マウスピースを夜眠る時に入れるようにしたら、
1ヶ月ちょっとでみるみる改善。
この患者さんの変化を目の当たりにしたのがきっかけで
このような治療をはじめることに。
歯と歯が触れていることが、体にとっては、よいことではない。
歯を食いしばることで、コルチゾールが出て、一時的にストレスは発散されるのだが、、、長く繰り返されると、自前のの副腎皮質ホルモンは使われ続け
場合によっては副腎疲労状態になる。
そこで、
夜眠っている間に、
体が修復していく機能
(ホルモンや自律神経のバランスを回復して行く機能)を、
噛みしめで邪魔しないように
マウスピースを入れる。
それだけ。
マウスピースであごの位置を改善させると、
舌が上あごの方に上がり、
歯が触れ合わない時間を長く出来るようになり、
夜眠っている間に、ホルモンバランスが回復出来て
アトピーが改善して行ったというケース。
まだまだ次回も
先生の臨床経験からのお話は続きます。
どうぞ、お楽しみに。
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