「わいわいクルー’s」毎月第4週目は、
小野さんと一緒に「ラジオde防災訓練」
【いつか、ではなく1秒後の災害に備えて】
8月27日の放送は
「屋外で地震に遭ったら…?」
こんにちは!
今月の「ラジオde防災訓練」市民レポーターを担当した八代と高梨です。
私たちは西東京市北原町3丁目、東大農場の東側あたりからお送りしました。
【11時台現地レポート】
ここの一本道の脇には万年塀(まんねんべい)が長く連なっています。
万年塀とは、鉄筋コンクリート製の支柱の間に板状のコンクリートをはめて作られた塀です。
敷地の境界に設置されるため、街中のあらゆる所で目にする塀ですね。
ついそのまま通り過ぎてしまいがちですが、実は災害時に注意すべき大きな危険性をはらんでいます。
塀をよく見てみると歪んでいたり、ひびの入ったものも多々あります。
耐震性の低い塀や劣化した塀は、地震が起きた際に倒壊する危険性があります。倒れた塀が道を塞ぐと、支援物資を運ぶ車が通れなくなったり、避難をする時の妨げにもなってしまいます。
また、大地震が起きた際に命を脅かす危険性があるものとして、電柱や信号機、自動販売機や標識、看板や窓ガラスなども挙げられますね。
頭上や身の回りに注意を払って慌てずに行動すること、万年塀なども含めて、物が落ちてこない・倒れてこない、移動してこない、割れて飛び散ってこない場所で身を守ることが災害時には大切であることを再確認できました!
【現地からスタジオに戻って参りました!】
実際に万年塀が連なる道を訪れ、落ち着いた行動と安全な場所で身を守ることの重要性を実感しました。
万年塀に限らず、災害時に危険なものは街中の至る所にあります。
それらは日常生活のなかで当たり前の光景になっているからこそ、その危険性を見逃してしまいがちです。
日頃から外を歩くときには、「もし今地震が起きたら、どんな危険があるだろう…?」と意識し、よく通る道などで災害時に危険かもしれないものを確認しておくことが、身を守ることの第一歩となりますね!
また、多くの自治体では、万年塀やブロック塀の耐震診断や撤去のほか、生垣に替える際に掛かる費用を助成してくれる制度があります。
参考までに西東京市の情報をお知らせしておきますので、ご活用ください。
➡緑と花の沿道推進事業補助
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/koen/ikegaki.html
➡ブロック塀等安全対策促進助成制度
https://www.city.nishitokyo.lg.jp/kurasi/jutaku/taishin/shoyusha/josei_haken/block/blockbei-josei.html