みなさん、こんばんは!
コロナちゃんのおかげで、自粛生活がだいぶ長引いてきていますが、いかがお過ごしですか?
ずっと家の中にばかりいると、時々外の空気を吸いたくなりますよね。
私は、ちょこちょこ人の少ない公園で子どもとお散歩したり
自宅の小さなベランダで遊んだり、おやつを食べたりして過ごしています。
(ベランダに人工芝を敷いてみたら、思った以上にいい感じです♪)
みなさんも、どうかご自愛の上気分転換しながら日々を過ごしてくださいね☆
さて、今回の「秋吉沙羅のGOOD NIGHT☆MONDAY」は「ようこそゲストコーナー」拡大版でお届けしましたよ♪
ゲストに音楽雑誌「邦楽ジャーナル」の編集長田中隆文さんをお迎えしました。
なんと田中さんは31歳の若さでこの邦楽ジャーナルを創刊され、以来33年続けてこられています。
というわけで、まずは田中さんがこの邦楽ジャーナルを作ることになった経緯を伺いました。
当時NHKラジオから流れてきた野坂操壽さんの箏の音色に惹かれ、片っ端から「日本」に関係していそうなレコードを聴きまくったそうです。
こうして邦楽の世界にどんどんのめり込んで行かれたのですね♪
社会人になってから、邦楽の譜面を出版している会社でお勤めされていたそうですが、邦楽を紹介する雑誌が存在していないため、自分で作ろう!と思い、本当に実行されました!
創刊号の邦楽ジャーナルをスタジオにお持ちくださったのですが、全ページモノクロで、今よりも薄い本でした。貴重!!!
(個人的に表紙の絵が好きでした☆)
しかし!!創刊当時は販売用にコンサート会場に置いていたら、パンフレットと間違えられて勝手に持って行かれることもあったそうです。笑涙
演奏者のリアルな感覚を伝えようと奮闘されたそうですが、それに対していろんな反応もあったそうで、、、!!
でも、そのおかげで邦楽ジャーナルはどんどん知られるようになっていったそうです。
今回田中さんが選んでご持参くださったCDは野坂操壽さんの「錦木によせて〜萌黄〜」でした。
今のこの新緑の季節にぴったりな曲でした!!
箏って本当に美しい楽器、音色だな〜と改めて思いながら田中さんのこの曲とのエピソードとともに曲を聴かせていただきました♪
(ラジオライブラリーでは、著作権の関係でお聞かせできません)
後半では、これまで様々な邦楽演奏者にインタビューされてきた田中さんが、次の世代の人たちに伝えたいと思う、どなたかのお言葉を教えてください、とお願いしました。
すると、野坂操壽さんとのエピソードを教えてくださりました。
晩年、野坂さんは急性白血病で入院されていたそうです。
演奏ができなくなってしまった中でも、田中さんからの提案で邦楽ジャーナルへの執筆をされていたそうです。
思いもよらず、早く逝ってしまった野坂さんが、最後に残した原稿の一行をご紹介くださりました。
楽器・・・楽の器(うつわ)・・・
深く美しく、生きる喜びをこの器から汲み取って行きたい。
これは、楽器を演奏する人にとって永遠のテーマになる深い言葉だと感じました。
今後もずっと大切にして行きたい言葉を、田中さんから教えていただくことができました。
本当にありがとうございます!!
これは、楽器を演奏する人にとって永遠のテーマになる深い言葉だと感じました。
今後もずっと大切にして行きたい言葉を、田中さんから教えていただくことができました。
本当にありがとうございます!!