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校門をくぐると、両脇に生えてる木々と庭園が、とてつもない程の癒しを与えてくれる。
そして、その木々の間から見える校舎は、不思議と神が奉ってある神聖な場所の様に見えた。
なぜだろう?
心が浄化されていく。
私がこう思った武蔵野大学中学高等学校のこの道を知ってる方は、是非思い出して欲しい。
思い出した結果「そうかな?」と思ったあなた!
あなたの心は歪んでいます。
そしてその道を楽しそうに歩く学生達の姿を思い出して欲しい。
「この子達は何にだってなれる!!いいなぁ~!!」
なんて羨ましがる方達がいたら、そんなあなたには今回の「突撃!!お昼の学校!」を是非聴いて欲しい!!
それ位今回の放送は、高校生から勉強させて頂き、感心させられる内容だった。
神聖な気持ちになった私は、いざ校舎の中に入る。
出迎えて頂いた先生が、とても気さくな上にハンサム。
ハンサムなんて言葉は今の子からしたら死語だから、ナイスガイとでも言えば良いのか?
いやナイスガイも死語だから、男前とでも言うのか?
とりあえず考えをまとめる。
ハンサムだった。
先生は私に「中村さんですよね?生徒達も私もYouTube見させて頂きました!」と、気遣いも100点の満点ハンサムナイスガイ男前先生だった。
私は、誰に見られてるかわからない自分達のYouTubeを、もっとしっかりやらないとダメだと少し恥ずかしくなった。
山賊スタッフは、最早セッティングの鬼と化してしまい、収録までまだ1時間もあるのに完成という所まで来てしまった。
この余った1時間を、私達アラフォー山賊スタッフ一同は、怖い話をして時間を過ごすという何とも無駄な時間を過ごしてしまった。
怖い話しをしてもまだ時間が残っている為、私と武蔵境自動車教習所の皆さんと学校の外の庭園を散歩する。
通りすぎる学生達を見て、武蔵境自動車教習所の運転免許君が
「この子達はなんにだってなれるんすね!いいなぁ~」
と呟いた。
1人の大人がここで「突撃!!お昼の学校!」を聴く事が決定した。
そして、本番10分前、出演してくれる先生と生徒と始めてのご対面。
1人の生徒が「NOW ON AIR」と書いてある紙を、手作りの板に張って首から紐でぶら下げて入ってきた!
私は生徒の顔を見て確信し、生徒にこう言った!
「誰にやらされてるんだ?」
生徒は何の躊躇もする事なく
「先生です!!」
と教えてくれた。
首謀者の先生は小声で「言うなよ!」と言っていた。
そして教室中に温かい笑いが起きた。
この時点で思ったよ、この学校は楽しくて最高な学校なんだと。
とにかくもう少しで本番なのに、緊張してる人がこの教室には誰もいない。
生徒も先生もとにかく明るいのだ!!
私は「本番前はこうやって喋れるんだけど、本番始まったら緊張で固まっちゃうのよ。でも収録だから気にせず好きな事を喋ってね!」と生徒達に偉そうに言った。
そして本番。
「お前が緊張してんのかい!!!!」
というツッコミが欲しく、緊張でオープニングが上手く喋れないというボケをしたのだが、今思い出しても何であんな事したんだろう?と自分が恥ずかしくなる。
オンエアの時は是非カットしている事を切実に願う。
聞いて頂いた方はわかると思うのだが、この出演してくれたPBLインターナショナルコースの生徒2人、とてつもなくお話が上手いと思わなかっただろうか?
とにかく頭の回転が早い!
出てくる言葉一つ一つ、全てに説得力がある!
更に言葉の節々に横文字が怒涛の勢いで入ってくるので、正直ついていけなくなりそうになった。
ここでお詫びと訂正があります。
「先程、ついていけなくなりそうになったと申しましたが、ついていけなくなりそうになったではございません、正確には、ついていけなくなりましたでした。見栄を張ってしまい大変申し訳ございません。」
だから、わからない事は恥を惜しんで聞いた。
そしてその答えもこの2人の生徒達は明確に教えてくれた。
えっ?高校生だよね??
大人と話してる感じしかしない。
メロンパンとチョコチップメロンパンのどっちを買うかで10分迷っていた、あの私の高校時代と遥かにレベルが違う。
度肝を抜かれたのだ!!
「凄いな!!」
と感心しかなかった。
台本に書いてあった質問ではなく、この2人のパーソナルな部分が聞きたくなる。
何でこの子達は、こんなに話しにすぐ入ってこれたり、受け答えがすぐできるのだろう?
それはある一つの授業のお陰だと言う。
それは「タクトピア」という授業。
生徒が自由に目的目標を設定し、チームで解決したり、その目標の達成を目指すというカリキュラム。
そこで生徒達同士で、徹底的に討論をし、自分達の意見をぶつけ合い、他の人の意見を理解し合うらしい。
これって会社とかでやる事なんだろ?
それを高校生がやっているらしい。
どうりでこの子達、凄いと思ったわけだ。
しかも学年に60人このカリキュラムを受けてる子達がいるとの事。
武蔵野大学中学高等学校さん、あんた、とんでもないモンスターを育てあげているよ!!
しかも話を掘り下げていくと、RAMという授業の中で、ヒューマンビートボックスや能の授業なんかもあるらしい。
絶対楽しいじゃん!!
日本の古き良き伝統を学びつつ、世界に目が行ってるよ、ここの生徒達は!!!!
武蔵野大学中学高等学校さん、あんた
何で私と出会ってくれなかったんだ??
あなたとあの頃に出会っていたら、私は体育祭の障害物リレーの障害物を全部無視して走り、放送で呼び出され、ほとんど体育祭を先生達が座っている本部のテントで立って過ごすという学生になっていなかった筈だ!!
この2人の生徒達の姿に、見学に来ていた先生達がどこか誇らしげだったのが印象的だった。
放送が終わった後、先生達も「この学校の子達は自分の意見や人の話を理解する能力が本当にたけていて凄い!」と言っていた。
私もそれを肌で感じた。
だから生徒達に私は言った。
「お前達の親は生意気だと思ってるだろうな!」と。
何でそんな事を言ってしまったんだ?
嫉妬、妬み、ひがみを20歳以上年下に言ってしまうという暴君。
こんなパーソナリティーはクビにしてしまえ!!
生徒達は「それ良く言われますよ!」と笑っていた。
何枚もこの子達の方が私よりも上だった。
放送をもう一度聞いてみて欲しい、この子達、何度も私を手のひらで転がしていやがる。
ホントに凄い子達だ!!
この子達に将来の夢を聞いた。
2人とも「海外で仕事がしたい!」と言っていた。
この子達が数年後、海外で会社をお越し、私を雇ってくれると約束してくれた。
就職先が決まって私もホッとしている。
のうのうと生きていたら、大人達がどんどん取り残されていってしまう時代なんだという危機感を覚えた。
この子達に色々教わった。
そして私は思ったよ。
「この子達はなんにだってなれる!!いいなぁ~!!!!」と。
ここにもう1人「突撃!!お昼の学校!」を聴く大人が決定した!!